瑞牆山はミラクルな山でした
2014年 08月 01日
7月28日(月)は急なお誘いで、山梨県の瑞牆山に登ることになり、翌29日からは広島-大阪-京都-滋賀の大津の旅。29日からの3日間のことは果たしてブログに書ける日が訪れるかどうか分かりませんが、もしかしたら、今週は私の人生の分岐点になっているのかも。
さて、瑞牆山・・・。
北杜市のサイトには
日本百名山 海抜2,230m
中級者向き 徒歩往復5時間30分(登り3時間30分ほど)
とあります。
え~!?いきなり中級コースに登っちゃったんですか?!この筋肉のない脚で。我ながらビックリ。
このサイト(音声が出ますので要注意)には、瑞牆山は龍神のエネルギーに満ちているとあります。実際、水晶が多いことから昔から聖なる山とされてきたそうです。
瑞牆山をご一緒したのは、最近毎週のように八ヶ岳に来て、権現岳や八ヶ岳の御来光を楽しんでいる獣医の森井先生と、疲れ知らずの天下泰平ブログの滝沢泰平さん。
お二人とも見るからに体力ありの肉体。片や体力筋力脚力とも全く無しで、1日中パソコンの前に座りっぱなしの私。いつか瑞牆山に登ることが決まったら、事前にジムに通って多少なりとも足腰を鍛えてから登ろうと思っていたのに、なーんの準備もなくスニーカー靴。
大丈夫か、わたし・・・?
まずは瑞牆山の神様に登山の安全を祈る・・・

桃太郎岩。だんだん岩の赤みが増しているとか

ひたすら上を目指して登る・・・

身体を支える筋肉が少ないので、すぐにバテて横になる

大ヤスリ山。さっきの桃太郎岩はまるで『ほと』だなぁと思っていたら、やっぱりありました!
桃太郎岩が『ほと』ならこっちは男根。その前に立つイケメン2人!

山頂到着 森井先生の素晴らしい筋肉と、筋肉のない真っ平らボディの私

雲の上です

山の上でもひたすら寝る

疲れ知らずのお二人に付いて、帰りは正規ルートをハズれ裏道へ

急な傾斜はロープをつたって下りる

洞窟にあるというカンマンポロン(不動尊大日如来)の梵字を探す・・・

そろそろ麓が見えてきてもいい頃・・・(結局梵字は見つからず)

というわけで、往復6時間のはずが、なんと8時間。
途中から私はとっても無言、ため息しか出ませんでしたが、なんとか下山できました。
それなのに、下山した場所が駐車場から2キロ近く離れていて、疲れた脚をひきずってさらに歩く羽目に。
もうグロッキー寸前ってところで、泰平さんが「駐車場まで走って車持ってきますよ」という超男前なセリフを残してホントに駐車場まで走ってくれ、私は森井先生と道路脇で寝てました。
往復8時間の初めての山登り。
翌朝はもう脚が動かないんじゃないか、広島の宮島では階段のぼれないかもと心配してたら(屋久島の太鼓岩まで行ったときには、翌日から3日間ほどはあまりの筋肉痛に、平地もすり足でしか歩けなくなるくらいでした)、これが摩訶不思議。
増富温泉の湯が効いたのか、筋肉痛予防にあらゆる予防策をやっていたのが良かったのか、はたまた瑞牆山の精気が癒してくれたのか、翌朝もぴょんぴょん跳べるほど筋肉痛なし!
私にはミラクル!
下山後、森井先生にも泰平さんにも「ナオコさん体力あるね~」て誉めていただいたんですが、いや~、地上では全く体力ないのに、なんで登れたんだろう? そしてなんで筋肉痛がでなかったんだろう?
今でも不思議。瑞牆山の龍神様エネルギーのおかげでしょうか?