夏越の大祓い。八ヶ岳で御来光をいただく・・・
2014年 06月 30日
2年くらい前から急速に親しくなった天下泰平ブログの滝沢泰平さん。その泰平さんの会社「やつは」が先日の夏至の日から八ヶ岳のペンション・ブーツの管理をすることとなり、そのブーツを貸切にして29日の夜、仲間とイベントを企画しました・・・。
29日の夜、ベジタリアン料理を食べながら、仲間とこれからの夢を語り合おうというのが1つ。その夜更け、ハープ奏者である中野智恵子さんのハープ演奏を八ヶ岳の神々に奉納しつつ、星空の下でそのハープを聴こうというイベントが1つ。翌朝は飯盛山で御来光をいただこうというのが1つ。そして今日の朝は入笠山の花々を愛でようというのが1つ・・・。
どれも素晴らしいひと時を過ごしたのですが、特にご紹介したいのは今朝の飯盛山御来光ハイキング・・・・。これがなんとも不思議なひとときで・・・。
朝3時半にペンションを出発。あいにく朝霧が深く、飯盛山は深い霧のなか。休憩を取りつつ、登れど登れど目の前は真っ白い世界。そんな中を歩くこと約1時間。ようやく飯盛山頂上に到着。晴れていれば、あそこに八ヶ岳が、あそこは甲斐駒が・・・などと解説を聞いているうちに、あれよあれよと視界がひらけ、青く山々の姿が見え始め、360度の大パノラマのなか、今朝の御来光を見ることができました。
しばしの御来光と刻々と変わる景色を楽しみ、下山をはじめたところ。。。
なんと私たちが頂上を離れたとたんに、再度霧が立ち込めはじめ、あたりはまた深い霧の中。周りは白く、遠くに見えていた山々は再び霧の向こうに。私たちが頂上にいた、ほんの30分の間だけ、飯盛山を覆っていた朝霧は晴れたのでした。。。
写真で追ってみます・・・・。
晴れていれば素晴らしい景色が見られるはずのハイキング道。残念ながら周りはこのとおり真っ白。
ようやく頂上到着。 しかし朝霧が山々を消し去ってしまっています
しばらくすると、霧が晴れ、青空が・・・
視界がひらけ、360度のパノラマが見え始めました
美しい八ヶ岳ビュー
みなそれぞれ山々の移り変わりや雲の形を楽しんでいます
刻々と変わる雲と目の前の山々が美しい・・・
しばしの静寂の時間
美しい朝焼けを楽しんで下山・・・
ほんの2~3分下りただけなのに、あれ?と気づくと周りは再び真っ白な世界。私たちが再度頂上に行ったら晴れたのでしょうか?
霊的な見地から言えば、天候は人間の感情や意識に影響されると言われています。私たちと天候は良くも悪くも繋がっているんですね。極論をいえば、天候は意志によって変えることができ、天が私たちのために、その場の上空をしばし青空にしてくれた、というのもあながち大げさな表現でもない・・・。
過去何度か同じような体験をしましたが、今日の空の変わりようは、あまりに劇的。一度晴れた朝の霧がまた降りてきたのも不思議。
目標を定めたなら、周りの景色にうつつを抜かさず一歩一歩歩いていけば、そこには人知を超えた美しい世界が約束されている、という天からのメッセージのようにも思えます。
飯盛山は遠くからみると、頂上はきれいな三角形を描きます。飯盛山は誰かが何かを埋めるために人工的に作ったピラミッドだという噂も・・・。
面白いことがもう1つ。
山頂に到着したのが朝5時ぴったり。帰り路、お隣の平沢山てっぺんに着いたのが6時ジャスト。そして帰りに寄った獅子岩の上が7時! ドンピシャの時刻にナビゲートして下さったのは、八ヶ岳仙人の異名を持つ塩野谷博山先生でした。
横浜に帰って電話で友人に今日の出来事を報告していたら、友人が「夏越の大祓いの日に八ヶ岳でそんな体験をするなんて素晴らしい」と一言。 そうか、今日は大祓いの日だったんですね。
偶然にも大祓いの日の朝、私たちは八ヶ岳で御来光をいただいたんですね。残すところ、今年はあと6か月。水面下では激しく何かが動き始めている感じです・・・。
余談ですが、ずっと大荒れの天候が続き、雨が予想されていた今週末ですが、タロットは星空をちゃんと約束してくれていました・・・。皆さんが悪天候を心配しているなか、『タロット予報によると、悪天候でも八ヶ岳の星空は見えるハズ』と希望的観測をしていた私でした・・・。実際、曇りがちで霧もあったなか、真上を見上げると、私たちのいた場所の上空だけが、まるでドーナツの穴をくりぬいたみたいに雲間が円く開いて晴れている! 問題なく星空を堪能することができたのでした・・・。
・・・そういえばと、思い出したので、追記です。
八ヶ岳に向かう車のなか。道中、美しい夏雲を楽しんでいたんですが、進行方向ずっと目の前に広がっていたのが、2頭の獅子が向かい合っているかのような雲。これはライオンというよりは獅子だなぁ。左側がユニコーンだったら私的には完璧なんだけどなぁ・・・などと思っていたんですが、昨日の御来光ツアー、朝7時に立っていたのが獅子岩。偶然にも、獅子で始まり獅子で終わってました。