前世から持越したもの
2014年 06月 21日
まず、子供の頃からタータンチェック好き、ツイード好き、アーガイル模様好き、シェットランドセーター好き。広島のドがつく田舎で生まれ育ったんですが、中学のとき、親に買ってもらったツイードのスリーピース、出かけもしないのに家で着てたこともあります…。上質のウールの手触り…。今でもあのツイードのスーツは懐かしい。
そして10年ほど前でしょうか? 自分のお墓参りに行くという夢を見たこともあります。西洋風のお墓に行き、石づくりでお城のように大きな家に飛び、そして広い図書室に並んでいる皮の背表紙の本を、ずいぶん長いこと懐かしい思いで眺めていました(私の視線はずっと天井付近にありました)。イギリスのどこかかなと思ってましたが、トータルに考えるとイギリスよりスコットランドのほうが可能性は高いかも。ただし私の夢ではスコットランド特有の曇天ではなく、澄み切った青空でしたが・・・。
ポロにもクリケットにも狐狩りにも全く興味は湧かないので、その時の人生は、きっと内向的で文学好きの男性として生きたんじゃないかな。本好きはこの時から変わらず・・・。
・・・そして先日の誕生日。
実は自分の誕生日をネタにして、湯島食堂で内輪の夕食会を開催しました。親しい友人たちに声をかけ、料理やケーキの相談をし、お酒を手配し、二次会用にホテルを借り・・・と、仕事の合間にあれやこれやと動きながら、「こうやってイベント考えたり、人を集めて何かするの、小学生の頃から好きだったなぁ」とあらためて子供時代の自分を思い出したりもしてました。きっとこれも、前世から引き継いだ特質、傾向なんでしょうね。
以前退行催眠を受けたときには、『政治か宗教か村同士の争いなのか、生きるために故郷を捨て、村人たちを連れ各地を放浪している指導者かリーダーだった』という前世を見たことがあります。その時の私は男性で、毎日、毎日、どこか、その夜泊まれる場所を探し、その夜過ごす場所を見つけたらすぐに、村人たちのおなかを満足させるための食糧調達に動かなければならず、とにかく毎日毎日、その日の村人たちの居と食を心配しつづけていました(そして村人たちが、放浪の旅を続けることや日々の食糧に文句を言い続けていることに心の底からうんざりし、リーダーでない人たちを羨ましくも思っていました)。
今回の人生、日本国内外とわず、旅の企画はするけれど、現地では、人のお世話は全くしないってというの、もしかしたら、この時の人生の反動かも。
