ゲルソン療法講座、美味しく大盛況でした!
2014年 04月 07日
以前、代替医療も取り入れていた総合病院で、癌患者さんのためにゲルソン食を提供する仕事をしていた経験から、ゲルソントレーナーの資格をとって現在は自宅でゲルソン療法のWSを開催したり、ゲルソン療法を自宅で始めたい方のために、その方の自宅に出向いて、ご家族にゲルソンに基づく食事指導を行ったりされています。
今回は広島や長野など全国から9名の方がご参加。皆さん、ゲルソン療法についてちゃんと学ぶのははじめて。塩抜き、油抜きの厳格なゲルソン式の食事を食べるのもはじめて。はじめて尽くしの講義がスタートしました。
ゲルソンの基本は1日13杯飲むこの野菜ジュース。ゲルソン療法で推奨されているのは、このノーウォークジューサー。値段は高いんですが、絞れる栄養分、量、毎日のメンテナンスのしやすさを考えるとお買い得です。
ノーウオークジューサーで絞ったあとの絞りカス。ここまでカラカラになるまで絞れるので栄養素はしっかりジュースに。
レタス主体のグリーンジュース。ピーマンを入れるとジュースが甘くなるって初めて知りました。
土曜日のランチ。基本はヒポクラテススープと野菜サラダ、加熱野菜、そして絞りたてのジュース。
ゲルソン食は基本的にがん患者さんのための食事法なので、いくつか調理法に留意点が。野菜の芽の部分は取り除きます。芽の部分を取り除くことで治癒への加速が早まるそうです(同様にスプラウトもNG)。
山芋もノーウォークを通せばあっという間にすりおろされる!
今回画期的に美味しかったのは極弱火で30分間煮込まれたほうれん草(ネギとニンニクと一緒に)。ここまでクタクタになってもまだ美味しいのはコレ如何に? がん患者さんは基本的に消化吸収力が弱っているので、できるだけ消化しやすいように調理しています。左上の白い料理は、すり下ろした山芋のスフレ。軽くオーブンで焼いただけで味付けなし!
日曜日のランチ。おでんのように煮込まれたダイコンがやはり嬉しい(味付けは野菜のうまみのみ。塩も醤油も使われてないのに美味しい〜!)
合計12人分の食事の支度をするために今回強力な助っ人が。昨年5月から8割ゲルソン食を始めた村上さんの息子さん。塩抜き、油抜きの食事を続けながら1日約10キロを走り、外回りの仕事をしているそう。ジュースでと野菜からミネラル分をしっかり補給できているため、あえて塩をとらなくともハードな運動も大丈夫だそうで、これは私も目からウロコでした。
癌患者さんのための特別な食事法というイメージが強かったので、健康な若い男性がゲルソン食を続けていることに私自身が驚きました。ご本人も、以前は1日3合!のゴハンを食べたり、唐辛子料理をするゴハン、辛いもの好きだったそう。そんな自分が味付けを全くしないゲルソン食を続けられていることに自分でも驚いているって言われてました。ちなみに男性の好きなラーメンやとんかつももちろん無し! 食べようにもすでにクチに入らなくなっているとか。しかも、精神的にもゆったりしてきて、物事をゆっくり考えるようになってきたそう。
絞りたてのジュースや豊富な野菜だけで十分心も身体も満たされるので、もはや、クチに美味しいだけの「美食」を追いかけることに興味が沸かなくなるのかも。
今回、参加者の皆さんは、塩抜きはもちろん、コショウをはじめとしたスパイスやハーブもない、調味料なるものは一切使ってない野菜本来の味だけの料理を食べていったんですが、試食をするたびにあちこちから「美味しい〜」と歓声があがり「味付けないのに、なんでこんなに美味しいの〜?」という声が聞こえてきました。
考えると、人って、食べる前に塩をふり、食べる前にドレッシングや醤油をかけちゃっているんですよね。濃い味付けで麻痺してしまった舌の繊細なセンサーを取り戻せば、野菜本来の味が十分美味しく感じられてきます。特に今回はほぼ全ての野菜が自然栽培か有機野菜だったので、初心者でも野菜の味がしっかり味わえたのかも。
これから皆さんがゲルソン式の食事を続けられるかどうかは分かりませんが、日頃の食習慣を見直すいいきっかけになったように思います。たった2日で足のむくみがひいたのを感じた方もいらっしゃいましたし・・・。
いきなり塩抜き、油抜き料理はハードルは高いって方は、まずは砂糖を止めてみる。その代わり、1日数杯の絞りたてジュースを飲み始めてみる。それだけでも十分、身体が反応してくるはず。
1杯の絞りたてジュースを飲めば、1杯分健康になるっていつも思います。
村上さんのブログはこちら
こんにちは。
お忙しくされていますのに、質問をしても宜しいでしょうか?
以前から興味がありました、コーヒー洗腸を5月より始めました。
今は市販のコーヒーエネマを使用しておりますが、もうすぐ
なくなりそうなので、自分で作ってみようと思いまして、
以前に光田様のブログで、作り方を拝見しまして、キパワーソルトと重曹とテンプル様の商品である何かがあったと思うのですが、
その何かが、探してもどの商品か分からないのです。
申し訳ございませんが、教えて頂けないでしょうか?
お願い申しあげます。
以下、ご参照下さい。
http://nmitsuda.chicappa.jp/welovecayce/newspaper/text_12_coloncare.htm
http://www.welovecayce.com/health/coloncare2.htm
アルカサイモリンは製造が終わりまして、いま新しいバージョンのものを作るべく取り組んでいるところです。少しお待ちいただくことになりますが、どうぞよろしくお願いします。
教えて頂いたサイトは以前に拝見しておりました。
テンプルビューティフル様の商品が知りたかったのですが、製造中止という事だったのですね。
分かりました。ありがとうございます。
光田様は、どれくらいのサイクルでコーヒー洗腸をされていますでしょうか?
それから、ゲルソン式だと右を下にして15分は出さないでとか、
新谷先生は圧がかかったら、我慢しないですぐに出して下さいとか、
いろんな情報がありまして、毎日していたら分からなくなってきました。
自分でより良い状態を体感して一番合った方法でするのがベストなのでしょうか?
度々、申し訳けございません。
コーヒーを腸内に入れて少なくとも3分くらいは我慢できたらしたほうがいいかなとは思いますが、その時の体調でどうしてもできないときもあるので、その時は翌日またトライしています。
ただ、毎日する必要はない、というのがケイシーのアドバイスではあります。
とても参考になりました。
3週間は毎日して、その後は様子を見て1週間に1回とか
1ケ月に1回とかにしようと思っておりました。
以前は毎日自然排便がありましたのに、洗腸を始めましてから
出なくなりました。
それも様子をみながら、洗腸をして行きたいと思います。
光田様、教えて頂いて感謝致します。
それから、手持ちのジューサーが壊れてしまって、ノーウォークジューサーが欲しくなってきたのですが、
それは、アメリカの会社から直接購入するのでしょうか?
メンテナンスなど、いろいろな事を考えると国内に販売会社のある製品と迷ってしまいます。