木曜日は、重ね煮教室でした
2013年 07月 20日
重ね煮の作り方はとっても簡単。本を読んだり、人に作り方を聞けば、すぐに自分で作れるものなんですが、材料と作り方がシンプルなだけに、実はとっても奥が深い。
主婦歴の長い方も、料理学校の先生をしている人も、まな板に向かうときの立ち方、包丁の持ち方、野菜の切り方、料理をするときの気持ち、もろもろ、1から全部やり直しって感じです。
シイタケ、ニンジン、タマネギといういつも使っている材料が鍋の中で調和して、蓋を開ければ、心や身体に活力をくれる不思議な一品に変身。同じこの3つの材料を使っても、切り方、入れる順番、料理のときの心持ちで、全く違った料理になるんだとか。実際、教わったとおりに野菜を切ろうとすると、考え事をしながらでは切れませんね。重ね煮を習った勢いで包丁まで新しくした友人は、野菜を切っている時間は半ば瞑想状態になってるって言ってました。
テーブルの関係で定員はたった10名の料理教室。その10名のために、講師のお二人は、朝8時に到着して仕込みをし、お帰りになったのは夕方5時すぎ。心にずんと来るお話を聞いて、野菜と向き合いながら調理して、そして美味しい重ね煮料理をたっぷり味わい・・・。ホント、贅沢な1日でした・・・。
重ね煮を作ってみたい方は、1冊まるまる重ね煮の本はこちら。
次回の開催は未定ですが、タイミングがあえば次回は是非!
仕込み中。立ち姿に注目!
みんなうまく立っているでしょうか?
シイタケ、タマネギ、ニンジンを重ねて
約40分後・・・・
火にかける前にみんなで言葉がけと思いを注入!
楽しい試食!
重ね煮の料理本、たくさん出てます
その頃、福ちゃんは夢のなか・・・
ちなみに、前回も今回も、重度の猫アレルギーの方のご参加があったんですが、前回、今回の方ともアレルギー症状は出ず! 料理教室の間中、2匹の猫たちが縦横無尽に走り回っていたんですが・・・。前回ご参加の方は、嬉しさのあまり、猫を触りまくってお帰りになりました。それも不思議です。
それにしても、光田さん方の猫ちゃん達が特別なのか、重ね煮になんらかの威力があるのか-だとしたら、「わら」では動物アレルギー無縁?-、不思議ですね。光田さんのおうちは、へんにケミカルな要素は少ないのは確かだと思いますが、そのせいもあるのかもしれませんね。