日本を離れると、『無関心』が見えてくる
2012年 10月 27日
昨日は、3.11直後日本を脱出した友人家族とひさびさの再会。彼女とは6月にシドニーで会いましたが、その後マレーシアに引っ越してました・・・。
彼女は、やはり3.11以降日本を脱出した「母親同士のネットワーク」を持っていて、他の皆さんの動向なども聞きました。皆さん、日本に住んでいる私たちより放射能や「日本」という国への危機感は強い気がします。
例えば日々の食事。マレーシアにいながら、すでにキノコは食べないようにしているし、インドネシアのエビから放射性物質が検出されたことがあるらしく、魚介類も食べる回数は少なくなったとか。お母さん仲間のなかには、すでに北半球全体が汚染されているので、子どものために、今後は南半球にしか住まないと言っている人もいるそうです・・・。
そこまで行くと「自分たちだけ生き残ればいいの・・・?日本のために何かをしたいということはないの?」っていう疑問も頭の隅によぎることもありますが、そういったお母さん方は、ともかくも自分の子どもの命や健康は自分で守る。自分たちのDNAを健康に残したい、といった種の保存の本能が発動しているのかもしれませんね・・・。
それにしても母は強し!です。
いったん日本を出てしまえば、あと、どこに住むかは地球全体を視野に入れて考えられるようになるみたい。ブラジルやパラグアイに行くと言っているお母さんもいるらしいですから・・・。
友人は、ひょんなことから自己催眠中に人の前世や潜在意識の世界とコンタクトできるようになった(まるでケイシーのように寝たまま喋ります。ただ彼女自身の意識は残っており、自分と《別世界》と意識の中で行き来をしている感じなのだとか)人なんですが、3.11直後、ともかくもすぐに日本を出ろ、といったメッセージが出たため、取るものもとりあえず関東を出て、そのまま大阪に車で行き、そのまま家族でハワイに・・・。
最初はほとぼりが冷めたら日本に戻れるだろう、東京は無理でも西日本には住めるだろうと思っていたらしいんですが、すでに2011年3月の時点で『今後、日本政府によって、日本全体にまんべんなく放射性物質をばらまかれるので、日本のどこに住もうと同じ』という回答が催眠中にもたらされたため、ハワイのあと本格的に海外に住むことを決意します。
実際、その後、日本各地で東北の瓦礫が燃やされ、放射能汚染が懸念される肉や魚、野菜やお米がそれと分からないように流通していますから、彼女が予言した『日本政府によって、まんべんなく放射性物質はばらまかれる』は残念ながら現実に。予言は成就しています。
彼女家族だけではなく、多くの子どもを持つ家族、お母さんが同じような危機感から日本を離れ、放射能難民みたいになって、世界をさまよっています。とはいえ、どこに住もうと、言葉の壁、仕事の壁、お金の壁・・・、様々なチャレンジが待ちかまえていますから、どこに行ってもすぐに収入になるような力や「何か」を持ってなければ、移住も簡単ではないです・・・。
あるお母さんは、詰め込み式の勉強、金銭や物が主体の世界にはもう子どもたちを住まわせたくないからと学校に行かせることも拒否。その代わり、火を起こすこと、何もないところからサバイブすること、など原始的な人間の本能を呼びさますような学びを子どもにさせている人もいるとか・・・・(その子ども達は、算数、計算といったものは日々の買い物を通じて学んでいます)。
学校教育も拒否ですか~と、そこまでいくと極端だな~とも思いますが、多くの人が、近い将来、アメリカドルを中心に、これまでの貨幣経済が崩壊するといっていますから、もしかしたら、彼女はその先頭を切って子どもの教育をしている、ともいえるのかもしれません・・・。
いまもなお、日本では相変わらずの、日本人お馬鹿化計画、物言わぬ羊化計画発動中のようなテレビ番組、マスコミ報道が続いています・・・。渋谷の街を歩けば、この空の向こうに福島があることなどすっかり忘れてしまった世界が広がっています。
そんななか、少しの間でも、日本を離れて、日本を眺めてみれば、そこには異常ともいえる無関心の国、日本が見えてきますね・・・。
キネシオロジストの慶太さんに野菜のキネシチェックのことがブログに書かれてました。
日本を出て世界で暮らすことを選択しても楽ではないですが、日本で暮らすことを選んでも、やはり楽ではないです。日本に住み続けている限り、日々何を食べるか、どんな空気を吸うかの選択が迫られています・・・。
いま緑の葉野菜を、実験していまして、
結果が出ました。
明日にブログにUPしますので、
もう少々お待ちください。

長編記事になりました、ドクトルセイレポートご覧くださいませ。