美しい洋服ダンスを目指します!
2012年 10月 18日
今回は約3週間弱、マークと一緒。
一般向けのセミナーが2つ。風水コンサルタントの養成を兼ねたアドバンスクラスが3つ。そしてアドバンスクラスの生徒さん向けの実地研修が1つ。マークが提唱している風水はシンプルだけど奥深い。今回は私はアドバンスクラス中はずっと別室で仕事をしていたので、ほとんどまともには聞いていないものの、それでもモレ聞こえてくる話はどれも目からウロコなトピックが満載。
家の有り様は、ここまで住んでいる人の有り様を写し出しているの?と怖いくらい。2日間の講座だけでも驚きだったでしょうが、アドバンスクラスに来たらビックリしますよ。家のすみずみが、その人の心と身体と魂の有り様を翻訳してくれてるみたいに分かりやすく教えてくれてるんですから。
さて、毎回強烈な印象と実感を残してくれるマークの風水講座。
マークは本棚にしろ棚やクローゼット、物置にしろ収納にはモノを入れるのは7割くらいにして、空いたスペースは必ず残しておくことをクチを酸っぱくして言ってます。新しいエネルギー、新しい流れが入ってくるための「スペースを空けておく」ためで、これは断捨離のやましたひでこさんもおっしゃっています。
洋服ダンスも、マーク自身は洋服ダンスに掛けておくハンガーの数をあらかじめ決めておき、1枚洋服を購入したら今の洋服から1枚抜く。洋服ダンスにかかっている服の数は常に一定数。ハンガーも統一して、クローゼットを開けたとき洋服がいつも美しく並んでいます・・・。
実はこの習慣、もとはと言えば彼がコンサルをしたクライアントさんの習慣だったもの。その女性、いつもスタイリッシュで美しいのに、コンサルに自宅に行ってみたら洋服ダンスの中にかかっていた服の数が他の人に比べとても少なく、「1枚買ったら1枚は処分」の習慣を持っていたんだそう。
彼女の美しさに常々感心していたマーク。洋服の数がこんなに少ないのにオシャレな印象を人に与えていたことに感動して、彼女の習慣を自分も真似始めたんだとか。
マーク、日本にお気に入りのブランドがあり、おそらく今回もたくさん洋服を買って帰ると思いますが、帰国したら買った枚数分は処分。もちろんすぐにゴミ箱に捨てるってことじゃなく、バザーに出すとか人にあげるとか。ともかくも、この習慣はすごくいいよと今回何度も言っておりました。
この習慣が素晴らしいなぁ・・・と思うのは
*自分の洋服ダンスの中にどんな服が入っているか常に把握できる
*把握しているので同じようなテイストのものを買ったり、衝動買いがなくなる
*買い物するたびに優先順位を決めるのでタンスの中には「お気に入り」しかない
そして何より自分の洋服ダンスのすみずみにまで自分の意識が届いているので、自分の洋服と仲良し。エネルギー交換ができている。
このエピソードを聞いたうえで、私自身の洋服ダンスの中を見直してみれば、衝動買いの山。
もともとサイズが小さいこともあり「運良く見つけたら(特にセールで)、まずは買っておいてあとで考える」なんてことをしてきた結果、買ったのに一度も袖を通してない洋服が何枚も・・・。あるいは去年はよく着ていたけど、今年は持っていたことさえ忘れていたものが数枚・・・。
洋服って、その時気に入ってるものを洗っては着、洗っては着で、結局同じものばかり着てしまうので、シーズンが終わってみれば着たのは数枚だけだったってこと多いんですよね~。
だから私もマークの真似をすることにしました。
さっそく先日アドバンスの生徒さんとIKEAに行ったとき、8本セットを4つ、合計32本のハンガーを購入。数的にはもうちょっと欲しかったけど、あと8本は重くて持てなかったので、まずはこの32本でスタート。
洋服ダンスを美しく整理するには、使うハンガーも統一したほうがいいそうなので、いま使っているクリーニング店の黒いプラスチックハンガーは処分。全て新しい木製のハンガーにして、持っている洋服全てを見直し、美しい洋服ダンス、お気に入りだけが入っているタンスを目指すのだ!
とはいえ、来週末まで、ほとんど自宅にいないので、実行に移すのは11月に入ってからになりますが、その後どうだったかまたご報告しますね~。
余談ですが、このマークの習慣、モノの多さと片づけに悩んでいた約10人の方に早速ご紹介したら、反応は3つ。
1)「そんなの絶対無理!」と聞いたとたんに宣言する人
2)「なるほどね~」と感心はする人
3)「やってみる」とすぐに反応した人
私自身は、5月の講座のときには2番。そして今回は3番です。
2番は1番よりはマシですが、とはいえ、実際に行動しないかぎり、洋服ダンスはいつまでたってもずっと同じまま。
ここ数年、削ぎ落とす快感を感じながらも、洋服は手つかずだったので、ここでエイっと行動に移して、限られた数の洋服しか持たない感覚、自分で感じて味わってみます。

私もなんとかしないと。何度も何度も処分しているし、ほとんど服は買いません(20年で10着もない)。
でも、親から服がやってくるのが悩み。拒否しているんですけどね。




寝間着も30年以上着た物がありましたが、生地が薄くなったので処分しました。生地が薄くなっただけで、型くずれは全くありませんでした(かなり高い寝間着でした)。
新陳代謝するということはゴミを出す事でもあります。処分場が悲鳴を上げるのが目に浮かびます。

私も母から譲り受けた1960年代のジャケットやワンピースなどは生地も形もとても好きで全く型崩れ無しでした。ただ、他の衣類と全く異質の雰囲気を持っていたので、なかなか着こなせず...。
大切に受け継がれていく衣類と時代を楽しむ衣類の2つをうまくバランスとれるといいなと思います。