「レントゲンはできるだけ受けない」選択を
2012年 08月 20日
血液観察中の阿部さんのコメントが毎回秀逸で、私はいつも阿部さんのユーモア溢れる、でもピリリと辛い一言を楽しみにしています。残念ながら今回、前回とも仕事を抱えて会場に行ってしまっていたので、あまり阿部さんのコメントが聞けず残念でしたが、チラリチラリと耳にする阿部さんのコメントはさすが。長年、人の血液を見続けてきた方ならではの説得力がありました。
さて、今回で3回目、トータル6日間開催してきた血液観察会。毎回、毎回、偶然集まってこられた参加者なのに、何故か、日によってキーワードになるような傾向が見受けられたりします。
今回の重要なキーワードはなんといっても「レントゲン」。
というのも、レントゲン、特にマンモグラフィー(乳がん検査のための乳房にかけるレントゲン)の悪影響が血液中に残っている女性が何人もいらしたのです。
マンモグラフィーは、乳がんの疑いがあったり、乳がんかも?という心配があって受けるのかと思っていたら、いまは会社の社内検診や地域の健康診断で、女性だから・・・・という理由で受けるんですね。
自覚症状のない初期ガンを見つけることも重要かもしれませんが、健康チェックのために受けたレントゲンがかえって身体にダメージを与えていた・・・というのは、なんとも怖いです。
しかもそういった身体へのダメージ、本人には自覚できない「潜在的な弱さ」となってずっと身体に残るんですからねぇ・・・。
どんな感じで残るかを、私の乾燥血液画像からご説明すると・・・
右列上から3番目、左列上から4番目のものは、比較的最近の健康状態を顕している画像です。
そこに白く抜けている部分があります。この白抜き部分は、ちょうど曼荼羅のように丸く形作られる血液画像の中程に、グルリと1周するように存在してました。
説明して下さった氏家さんによると、レントゲンを受けた場合、血液中にその影響がでてくるのは、約1ヶ月~2ヶ月後。私の場合、歯科検診で、この春、頭蓋骨全体を撮影するために、グルリ1周、頭のレントゲンを撮影していましたので、この白抜きの要因で考えられるのは、歯科クリニックで撮影したレントゲンの影響と考えるとは自然なこと。
どこか一カ所、集中して白抜きになってしまう場合、ある特定の部位に何かトラブルが生じているサイン(血液が弱っている)なのだそうです。マンモグラフィーを受けた方の血液は、ちょうど「胸のあたり」とリンクする部分が白く抜けていました。
マンモグラフィーは、乳房という一カ所に集中して(左右と上下2回)X線を当てるため、通常のレントゲンの約300倍、放射線の影響が強いとか。それを健康な細胞に照射して、かえって身体にダメージを与えている。
考えたら、とっても怖いです。
では、レントゲンを受けた痕跡が血液中から消滅するのにどれくらいかかるかというと、なんと、約1年!
ということは、毎年1回、学校や職場でレントゲンを受けている人はずっっっと、血液にレントゲンの影響が残り続けてしまう、ということ。半年に1回受けている人は、その放射線の悪影響が修復される前に次なるダメージが重なり、ダメージが少しずつ積み重なってしまう、ということになります。
必要なレントゲン検査もありますが、無用な検査、特に社内の健康診断は、受けないことを選択できるなら、受診の回数を減らすとか、全く受けない選択をしたほうがいいかもしれませんね~。
実は、集団検診で初期のガンを見逃してしまい、分かったときにはガンが進行していた、ということはよくあります。20代の前半、弁護士事務所に勤めていたとき、半年に1回、定期的に胃腸専門クリニックで胃腸のガン検診を受けていた方が、その検診の数ヶ月後、中期のガンが見つかり、訴訟になったという事件がありました。
体調の悪さを自覚しながらも「この前受けた検診は大丈夫だったから」と放置してしるうちに取り返しがつかなくなった、ということはよく耳にします。
普段から自分の体調の波を知っておき、安易にレントゲンは受けない。集団の健康診断の結果は盲信しない。その代わり、何か変だと感じたら、すぐに主治医に相談する、という自分独自の健康チェック体制を作っておくといいと思います。
血液を観察していま分かっていることは、
レントゲンを受けると身体(血液)には、潜在的なダメージを受ける
そのダメージの修復には1年間という長い時間が必要
※マンモグラフィの場合には、もっと長い修復期間が必要
1年というのは、かなり長い時間です。その間、もしも、大きな精神的ストレスを受けたり、事故にあったり、あるいは地震や災害にあったり、といった予期せぬことでも起きれば、普段だったら、なんの影響もないハズなのに、体調不調となって現れてしまう。あるいは、いつもはすぐにリカバリーできる体調がなかなか元に戻らず、慢性化してしまう、ということにもなりかねません。
氏家さんが、何かあったときのために、普段から「健康の糊代の幅」を大きくしておいたほうがいい、とおっしゃっていました。レントゲンを受けると、その糊代の幅を確実に小さくしてしまうことが、血液からはっきり見えていますから、3.11以降の日本を考えると、やはり、今後はできるだけ「レントゲンは受けない」、「受けたら、その後の食生活は徹底的に気をつける」ことが必須だと思います。
そして、最後に、レントゲンを受けることになったら、その前後から抗酸化物質を多く含む食品を心して食べることをお勧めします。新鮮な野菜や果物がそうですよね。フラックスオイルのような必須脂肪酸も新陳代謝と解毒力を高めます。
洗腸もいいと思います。私も阿部さんからもっと頻繁にコーヒー洗腸をするようアドバイスをいただきました。
そして甘いもの、質の悪い油、脂の多い肉は、極力控える。
これは自分でできる自己防衛手段なので、やっただけ結果はでると思いますよ。
ついでに、その他の画像の解説も少し・・・。
上記の画像
右上中:赤血球。まんまるで形がキレイでした。貧血がある人は、赤血球の中が丸くぼやけていて、いっけんドーナツみたいに見えました。
右上左:赤血球よりちょっと大きめの白い細胞は、白血球。中列、上から2番目の画像は、その白血球が血液中の異物を食べているところ。白血球が元気に活躍してくれてました。
左列、上から2番目:血液中に見つかったゴミ(異物)。呼吸と一緒に入ったもののようです。ちなみにタバコを吸う人(吸う人の近くにいる人)、毎日線香を焚いている人は、灰が血液中にみられるそうです。タバコも線香も換気が重要ですね。
左列上から3番目:白くもやもやしたものはビタミンCの層なのだそうです。この夏は、日焼け止めクリームをつけない代わりに、野菜と果物の抗酸化作用で、内側から日焼け止めしようとベリーベリープレミアム(ビタミンCを多く含む果実を粉末にしたもの。合成ビタミンCではない天然のビタミンCが摂取できる)を、気がついたときに、3カプセルほど飲むようにしてました。
実はこの日の朝は、バタバタしてすっかりベリーベリープレミアムを飲み忘れていたんですが、まだこの厚い層があるってことは、この夏飲んでたベリーベリープレミアムのビタミンCと、日頃、しっかり食べてる野菜サラダが、やはり肌を守ってくれていたのかなぁと・・・。 女性としては嬉しいことです・・・。
最近の健康状態に限っていえば、私の血液は「良い」そうです。小食&しかも野菜たっぷり、が血液をキレイに保ってくれているんだろうなぁと自分では思っています。
http://nonukes.exblog.jp/16419555/
間接撮影は直接撮影よりも被爆量が多いのですが、ヨーロッパは直接撮影とききました。なお、日本はやたらとレントゲンをとる国です。また、間接撮影は安上がりで短時間でできるそうです。
私は今年から、ユーカリ油を珪藻土の板に垂らしてそばに置いています(オーガニックのものを使用)。油を垂らしたとたん、蚊がどこかに行ってしまいます。
今回ばかりは考えこんでます。