平和のつくりかた
2012年 04月 12日
国が大きいので移動距離も長く、昨日は約7時間、今日も4時間以上車に乗っての移動。新しいコテージ到着後はゲームドライブで動物たちを見に行っているので車で過ごす時間はさらに多い。
移動中車中から眺めるケニアの町は、お世辞にも豊かとは言い難い。焼けたトタン屋根の貧しいバラッグ小屋のような家々や店並みが続くし、日がなぼんやりしているような大人の男性も見かける。
私たちが直接ふれあうケニアの人は、ドライバーさんやガイドさん、ホテルのスタッフや土産物屋さんと極、限られた人たちばかりだけれど、これまでお話したケニアの方々は皆さん、優しく親切。そして穏やかな表情をされている。
アフリカは政治的なクーデターや内戦、飢餓や動物たちの密猟といった辛いニュースを見聞きすることが多いけれど、私たちが訪れるところや人々は、そんなニュースとは無縁のように感じる。
人の暮らしは日本もケニアもそれほど変わらない。人がいて家族がいて、恋人同士がいて夫婦がいて、親子がいて友だちがいる・・・。学校があり職場がありお店があり、夕方になれば学校から家路を急ぐ学生の集団もいた。
国も言語も肌の色も違うけど、こうやって知らない国の知らない人と、ひとときのふれあいを積み重ねていけば、平和って意外に簡単に作れる気がしてくる。
これぞ、ケニア!のベストショット!
飛んでみた!
寝ころんでみた!