ケニアは遠かった!
2012年 04月 08日
夜9時頃発。関空に立ち寄ってからドーハに。関空を出たのは夜中の12時すぎ。それから夕食がでて本格的に眠れたのは真夜中の2時を廻ってましたが、夜中発の飛行機はいいです。普段、飛行機の中ではほとんど眠れない私も今回ばかりは爆睡でした(飛行機の狭い座席どうも眠れず、さらに昼間だと全然眠くない)。夜中発は、どんなに座席が狭くても姿勢が辛くても、身体が眠くて眠くて仕方がない状態になっているので、椅子に座ったまま熟睡できてしまいます。
前日睡眠時間3時間余りで出かけたこともあり、眠れるだけでも、個人的には夜中発は身体が楽な感じがしました。
ドーハで乗り換えた飛行機はアラビア半島を東から西に突っ切っる感じで渡り、さらに紅海を経てアフリカ大陸へ。ちょうどアラビア半島の西側あたりを飛んでいたあたりからずっと下を見ていたので、紅海をわたってアフリカ大陸の海岸が見えてきたときには、前に座っていた磯部さんや隣にいた兄を巻き込んで、みんなで拍手をしてしまいました。
いやぁ、感動した!アフリカ大陸の端っこが見えてきたときには。
アラビア半島は所々、本当に小さな集落が見えた以外はずっと砂色の景色。アフリカに入っても緑がほとんどない荒涼とした土地がずっと続く。人や動物が快適に住めそうな場所は本当に限られており、「緑豊かなアフリカ」とはとても云えない土地なんですね。特に飛行機が通りかかった経路は。ときどき谷に沿って少しばかりの緑があり、その近くに集落が点在してましたが、アフリカは乾いた土地なんだなぁとつくづく実感。
ナイロビに近づくにつれ、緑が増え(といっても森や林とはほど遠いものの)、動物や人が住める土地があらわれた、という感じでした。
空港に着いたらすぐにサファリカーに乗り換えナイロビにある国立公園に。
360度のパノラマの景色と心地よい風。そして時々遭遇する野生動物たち。小林さん曰く「これはまだ序の口。本番は明日から」とのことでしたが、キリンやダチョウがすぐそばに見えたときには興奮してしまいました。
動物たちは本当に美しい! なんの面白みもない殺風景の大地とは裏腹に、野生動物たちの姿ときたらやはりユニーク。きっとそのフォルムが一番無駄のない機能的な姿なんでしょうが、キリンもラクダも、じっとみてると、何とも形容しがたい不思議な感じがしてきます。自然界はどういうセンスをしているんだろう?と考えてしまうくらい、どれ1つをとっても「人が想像して描くもの」とは全く次元の違う、豊かな個性と美しさを持っています。
今日は、キリンやダチョウ、ホロホロ鳥とは何度か遭遇、遠くのほうで寝そべっていたライオンも見た。明日からどんな動物との出逢いがあるのか、とても楽しみ。
アフリカのサバンナのイメージはこんな感じ

私たちのサファリカーのドライバーさん一同

悠々と歩くキリン

背中には鳥が1羽

アップで撮影

昼寝中の雌ライオン
