段ボールを片付けながら思うこと
2012年 03月 30日
土曜日の天気を気にするのには訳がある。
私が住んでいる地域は、毎週土曜日が段ボールなどの粗大ゴミの日。でもこの日雨だったら出せないので、そうすると翌週まで段ボールが持ち越し。次の土曜日が雨だと2週間分持ち越し。
ここのところの真夜中のショッピング続きで、我が家の一角には段ボールの山が。ようやくあの山が部屋の中から消えると思うとちょっとホッとする。
・・・それにしても・・・
段ボールやゴミを片付けながらいつも思うことは、生きていくということは、日々、ゴミを出し続けることなんだなぁ。たった一人で何故こんなにゴミが出る?と思うくらい何かを買えば必ずゴミがでる。うちは野菜はほとんど宅配なので、プラスチックトレイはほぼ無いものの、段ボールと緩衝材は必ずゴミになる。
夕食を作れば、食器を洗う→乾かす→納める→出す→使う→洗う・・・の繰り返し。そして食べれば当然トイレにも行く。
掃除も、我が家には汚し屋ギャングの2匹がいるので、こちらも比較的こまめに床掃除は必要。汚す→掃除機→拭き掃除→汚す→掃除機→拭き掃除の繰り返し。
毎日洗濯ものも出る。着る→洗う→干す→乾く→納める→出す→着る→洗うとこちらもエンドレス。
人間が一人生きるって、こういう日常の繰り返し。
この時間を非生産的と無駄な時間だと思うか、このささやかな暮らしの営みこそが人生や魂を磨く大切な修行の場、時間だと思うか。同じことをしてもその瞬間に魂を込めるか、上の空でやるかで大違い。
段ボールを畳んだりゴミを仕分けるだけで、私には大仕事。あっという間に時間は過ぎる。
「あ、今日も何もしないうちにもうこんな時間」とつい思ってしまうけど、何もしないのではなく、家を片付けてキレイにする、ということをしているわけだ。そしてその時間は、本を読んだり仕事をしたりする時間より劣っているわけでは決して無い。
ひさしぶりに明朝は段ボールの収集がありそう。
今夜は、張り切って段ボール縛りとお片付けに励むとするか。
・・・とここまで書いたら、明日は雨だって~! え~!?また雨なの~。ショック。