レッドデータガール
2012年 02月 15日
いまのティーン向けの小説って、こんなことがテーマになっているの???と昔のティーンは驚いてしまいました。だって、陰陽師や山伏の血をひく中・高校生が主人公。同級生が式神だったなんてぶっ飛びます(ちょっと違いますが、私たちがティーンの頃流行った筒井康隆さんの「時をかける少女」-タイムトラベラーは、未来からきた同級生の話でした・・・)。
しかもお話の舞台は、熊野、玉置神社-戸隠-高尾山。好きだと思います。スピ系の人はこのあたりのこと。
守り人シリーズの上橋菜穂子さんの本も、もとは児童書ですが、書かれている内容は大人の心にも深くしみいる深い内容でした。児童書、ティーン向けの小説は侮れないですね。飽きっぽい子どもが対象の分、かえって読者の心をグイグイ引っ張ってくれるエンターテイメント性にあふれています。
いま5巻までは出版されていて、私はすでに6巻を心待ちにしている状態。読んだら強制的にスタッフの机の上に・・・。
おすすめです。レッドデータガール