アンソニー・ロビンズ漬け
2011年 12月 16日
今回のアンソニー・ロビンスのDWD(Date with Destiny/運命とのデート)のワークショップは全体的にリレイションシップ---恋人、パートナーとの関係を深める、というものになっていました。てんつくマンさんにお聞きすると、前回、オーストラリアで開催されたワークショップは、重度のウツの方も多く、ウツや気持ちの落ち込みに悩む方々のコーチングが多かったそうですが、今回のアンソニーはまるで恋愛コンサルタント。
1800人の前で2人が抱える問題を赤裸々に話したカップルとのコーチングを通じ、あるいは、アンソニーが語る男女の話を通じ、会場の熱気は日を追うことに高まり、ふと見渡すと、そのカップルだけではなく、会場のアチコチで熱いキスや抱擁(ハグではなく抱擁といいたい)をかわす男女の姿が・・・。6日間を通じ、次々と生の恋愛映画を見つづけた感さえしてきます。
初日あたりに「彼と結婚したいの。幸せだけど、同時にそれが苦しい」と訴えた24才の女性とその彼は、最初は男性がまだ結婚に消極的だったのに、最終日には、彼がステージ上で彼女にプロポーズをする一コマも。
アンソニーは男女の考え方の違い、表現の仕方の違い、話し方の違いなど例をあげながら話してくれましたが、その違いを分かったうえで、その違いを楽しむこと。「なんであなたはそうなの?!」とお互いが思うのではなく、男性はそういう生きもの、女性もそういう生きもの、その男性性、女性性を際だたせることによって女性はより女性らしく、男性は少年ではなく男性になっていくのだと。
「女性は自分の傷つきやすさをもっと表現していい。男性はその女性の傷つきやすさを可愛いと思う、守っていきたいと思う。それが男なんだ!そして女性は人に構ってほしい、話を聞いてほしいと常に思っている。パートナーの話が支離滅裂で結論がなくても、ひたすらその話を聞き続ける。それが男なんだ」と。
日本人参加者の中でも、結婚生活が破綻寸前で離婚を考えている人がいましたが、アンソニーの話を聞くことで、帰国したら修復の努力してみようと思い直したそうです。
私の廻りにも何組もの家庭内離婚状態の夫婦、セックスレス夫婦を思い浮かべることができるので、離婚するかどうか、二人でアンソニーの話を聞いてから決めてもいいんじゃないかとフト思ったりしてました。
次回は8月、シドニーでやはり日本語通訳つきで開催されるそう。
ワークショップは、ゆっくりほかの人と話をするヒマもなく、ホテルの部屋で本を読んだりくつろぐ時間もなく、睡眠時間さえ削って、ひたすらアンソニーの話を聞いて、時々大音響のなかで踊りまくり、再びワークをし続ける・・・・という6日間。でも、アンソニーの生のコーチングに触れるだけでも彼のワークショップは参加する意義がある。去年のは、こんな感じでした↓
アンソニーは決してハンサムでもないし、かなりの巨体で、日本人の私からするとデカすぎるとさえ感じますが、6日間のアンソニー漬けの日々を送っているうちに、だんだん彼がハンサムに見えてきました。いまはアンソニー・ロビングに恋してる状態。当分のあいだ、日本でもアンソニー漬けになりそう。


この本も含め、アンソニーの本は、抄訳となってしまっている日本語版でしか読んでおりませぬ・・・・。amazon.comに行って、皆さんの感想を参考にしてみてはいかがでしょうか?