鹿児島ー霧島、神社巡り
2011年 11月 24日
九州は今年2度目。春は大分ー熊本ー宮崎の旅でしたが、今回は、前回、廻れなかった鹿児島に。
旅が始まるまでは、旅の言い出しっぺの私が担当しましたが、空港に着いてからは、すべて漫画家の美内すずえ先生が行程をセットアップして下さるという至れりつくせりの旅。
今回の旅のテーマは神話の神々の三山稜(山幸彦、鵜草葺不合命(うがやふきあえず)、ニニギノ尊)、霧島を囲む六所権現に参拝すること。今年の夏、小説「永遠の0」に感動したあまり、行程に入れてもらった開聞岳と知覧も廻ります。
車の中で放射能の話しとか、食べ物の話しとか、超現実的な「いまの日本」について語りながら、車を降りたら、そこは神話の世界。
神話といいながらも、紀元前から今なお、こうして日本の文化と人々の生活の中で息づいている神々の世界と、神と人との繋がりを考えると、もし、この地を、この日本を、さらなる放射能汚染で足を踏み入れることが許されないような土地にしてしまったら・・・。
私たちは、日本の神々と歴史に対してどれほどの罪を犯してしまうことになるのか。その罪の深さを想像するだけで恐ろくなってきます。
鹿児島に来て、山幸彦(天津日高日子火火手見命)ー鵜草葺不合命(うがやふきあえず)ー神武天皇が、ようやく、頭の中で繋がった感じです。神武天皇の父神が鵜草葺不合命、その父神が山幸彦。山幸彦の父神がニニギノ尊(母が此花咲くや姫)。
鵜草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)の御陵にかかる橋。石畳と苔が美しい

絵になるなぁ

御陵を望む。1人がようやく歩ける橋がかかっているがここは禁足地。

龍神が祀られている温泉。混浴なのだ。今年3度目の混浴
