山田バウさんと下る釧路湿原カヌーツアー
2011年 07月 31日
バウさんは、阪神淡路大震災のとき、すぐに神戸に入って神戸元気村というボランティア組織を立ち上げ、7年間もの間、神戸で様々な活動をされたことでも有名ですが、バウさんの活動はこれだけに留まらず、下記にあげるような大きな足跡を日本中に残されています。
●フロンガス撤廃と回収を訴えるために、たった一人、軽自動車に乗って日本全国の市町村を廻り、フロンガス規制を訴えた
●福井県沖の重油流出事故において、一人でヒシャクを片手に重油を汲み始め、さらに現地ボランティア組織をコーディネイトした
●広島の原爆の残り火を持って全国を回るとともに、その火で広島の灯籠流しができるような素地を作った
●9.11の真実について描かれた映画を持って(当時はまだ字幕がついていなかった)一人で日本全国を回り、各地で上映会を開催した
<山田バウさん フロフィール>
1951年大阪生まれ。高校中退後、旅行代理店に勤めてアメリカのラスベガスを中心に現地添乗員をし、カナダてカヌーと出会い帰国。日本中にカヌーを広める。1990年初頭、仕事を辞め1300以上の自治体を回り、オゾン層破壊を食い止めるためにフロンガス回収の活動を推進する。1995年1月、阪神大震災直後に神戸入りし炊き出しを始め、2002年まてNGO神戸元気村の代表を努める。
災害ボランティアのリーダー的役割を各地でつとめ、日本海重油流出事故でも、ヒシャクを片手に、のべ100万人以上のボランティアをまとめ、以後、高知、福井、新潟と災害地で活動する。
バウさんのことが紹介されているYoutube
そして、忘れてならないのは、日本にカヌーを紹介した第一人者だということ。
現在、日本全国で活躍中のカヌーイストのほとんどは、バウさんをご存じなのではないでしょうか。
ただ、その自分の身体を顧みない長年の過酷な活動の結果、バウさんは体調を大きく崩され、数年前より、週に3回は病院に通う身となられています。カヌーからも離れざるをえなくなっていました。
しかし今回、ひょんなことから、その日本におけるカヌーの父とも呼べる山田バウさんと、バウさんが日本で一番好きだという道東の川をカヌーで下るツアーを企画することになりました。
バウさんが信頼する道東のお弟子さん、がってんさんと釧路川をカヌーで下り、夜はキャンプ。火の周りでバウさんから焚き火ばなし。
バウさんが生きてこられた足跡、考えていること、生き様などを肌で感じるその時間は、これから起こるであろう乱世を生きぬくときの指針、宝物となることでしょう。
カヌーツアーでは、秋の北海道の自然の中で約48時間を過ごします。
自然の音を聴きながら、風を感じながら、そしてカヌーを漕ぎながら、自分と対話してください。自然の中では圧倒的に無力で弱い自分、小さな自分、つまらない自分、社会的な地位や役割の無い素の自分を発見してください。でも同時に、小さくても弱くても、一所懸命頑張って生きている自分、強靱さ、優しさ、感動する心も新たに発見しましょう。
10月の道東がどんなところなのか、現地ガイド、がってんさんからのメールです。
「10月の初旬の釧路川はバウさんも私もとても好きな季節の一つです。 少しだけ肌寒いのですが(朝晩は0℃~7℃ぐらい・日中は10℃~22℃ぐらい)
朝晩の水面にケムル“けあらし”を眺めると、 体感する寒さは、なんのそのとなってしまうコトが多いです。 朝もやの“けあらし”が気温と共に高く晴れ渡り、暖かな陽だまりの秋空の時間に水面にカヌーを浮かべましょう。
暖かな陽だまりの中でフワフワと羽ばたく雪虫は、 時期に忘れてはいけない秋の象徴。 雪虫の季節です。あぁ、バウさんは雪虫が大好きだったぁ。
丹頂や鹿もまた、夏に育てた子供と共に、冬を前に移動し始めるのもこの季節です」
この地球に生まれてきたのは、たくさんの経験と感動をするため。そして魂を磨くため。
2泊3日という短い期間ですが、自力でカヌーを漕ぎ、自力でキャンプの準備をすること、夜風の音を聴きながら寝袋で寝ること、その1つ1つが、これからの時代を生き抜くときの、貴重な経験軸にもなっていくことでしょう。
そして最後に。
バウさんは10月の誕生日を迎えられると今年で60才になります。20代から考えてきたとおり、60才の誕生日をもって隠遁生活に入られます。その後は人前に出て話しをしたり、何かをする、ということは極力されなくなります。
ですから、このカヌーツアーは、バウさんにとっても最後のカヌー教室。
ご縁をいただける方にとっては、本当に貴重な3日間となることでしょう。
<バウさんの焚き火ばなしと釧路湿原カヌーツアー2泊3日>
58,800円(集合・解散 釧路空港)
(参加特典)バウさんは隠遁に向けて、作家活動を始められています。ご参加の方には、バウさんがいま書かれている本のゲラをプレゼントしてくださるそうです。
●9月30日(金)~10月2日(日)
集合:9月30日(金) 15:00ごろに釧路空港現地集合
解散:10月2日(日) 夕方16:30頃、釧路空港解散
釧路湿原カヌーツアー行程(予定)
9月30日(金)
15:00頃 釧路空港集合※空港にガイドの「がってん」さんがお迎え
16:30ごろ 塘路湖にてカヌーレクチャー及びキャンプ
※小さな焚き火を囲んでのんびりしましょう
バウさんの焚き火ばなし
10月1日(土)
・朝、塘路湖より釧路湿原の中を流れる釧路川へカヌーで向いましょう
カヌーはこんな感じです。
・天気にもよりますが、細岡もしくは岩保木まで下りましょう。
・天気にもよりますが、ゴールした後、屈斜路湖へ向へればいいですね。
・屈斜路湖にてキャンプ。小さな焚き火を囲みましょう
夜はバウさんの焚き火ばなし
10月2日(日)
・屈斜路湖でカヌーを浮かべましょう。
・少し難しいですが、釧路川の源流部屈斜路湖から釧路川を少し下りましょう。
・温泉に入って体を温めた後、16:30分頃着で釧路空港へお送りいたします。
※引き続き、オプションで知床ツアーに参加される方。2日(日)はがってんさんの小さなログハウス小屋に泊。寝るのは寝袋になります。
9月30日(金)釧路空港集合時間 3時頃
伊丹空港発 ANA985 13:25着(空港で下記の到着便を待ちます)
羽田空港発 JAL1147 14:40着
千歳空港発 ANA4873 14:45着
10月2日(日) 釧路空港解散 夕方16:30着予定
羽田空港行 ANA744 17:15発
千歳空港行 ANA4876 18:15発
羽田空港行 JAL 20:15発
持参、準備品の参考(下記参照)
・暖かな服装と暖かな冬用の寝袋(寝袋のレンタルはサイトでいろいろ出てきます)
参考サイト(そらのした)
・必需品などは、参加者の方に追ってご連絡します(参考サイト)
・10月の道東の気温
<ツアー代金>
お一人様/58,800円(税込)
事前のお願い)
・2泊3日のキャンプとなります。身の回りのことは自分で行います。
・大人のためのキャンプにしたいので、未成年のご参加はご遠慮下さい。
・日頃自分がかぶっている社会的な鎧や顔は自宅に置いてきてください。素の自分に戻るため、お一人参加をおすすめします。
<料金に含まれているもの>
釧路空港からの送迎、カヌーツアーガイド料、カヌー機材レンタル費 、テーブル椅子調理器具などの共同機材費、2名から3名で1張り利用のテント、5食(30日夜・1日朝夜・2日朝昼) 、防水バック(2名で1つ)、傷害保険
<料金に含まれていないもの>
・釧路空港までの交通費、個人装備(寝袋・雨具当等含む)、温泉代、10/1の昼食
お申込は
voice(あっと)caycegoods.com 光田まで
お名前、ご住所、電話番号(携帯番号も)、年齢、性別をまずお知らせ下さい。
最初は仮予約となります。追って申込書をご返信します。
知床オプションを申し込まれる方は、その旨もご記載下さい。
現地ガイドと廻る知床オプション
世界遺産に登録された知床の自然。せっかく近くまで行っているのですから、是非知床まで足を伸ばしませんか。知床は自然と野生動物の宝庫。大自然で悠々と生きている野生動物の様子をそっと眺めながら、海、川、草原、森、それぞれの自然の営みを感じましょう。
知床の自然
カヌーツアーに引き続2泊3日 (10月2日ログ泊 3日知床泊)
10/2(日)~10/4(火)釧路空港解散 参加費32000円
※4人以上集まったらガイドつきで行きますが、参加希望が3名以下の場合には、知床までの往復は電車になり、知床のガイドを別途手配します。その際の参加費は別途算出します。
※基本は現地ガイドさんとのツアーとなります。
がってんさんのメール
「知床の大地は海に連なる山々です。古くから人々はシリエトクと呼び海に連なる山々を望んだとき、ここは地の果てとシリエトクだと呼んだそうです。知床は人々の暮らしよりも、野山海に生きる動物たちの場所なのかも知れません。旅の途中、鹿やオジロワシキツネに時にヒグマに出会うかもしれません。ただ、そっとそっと眺めてみてください。音を風を匂いをかいでいただければと思います。
また、知床半島はこの季節秋の気配で一色です。 羅臼岳の山頂付近に積雪が見え始める時期もこの頃です。 知床の海では、打ち寄せる波間に産卵の為に訪れた鮭が波乗りをして遊ぶ姿が波のカーテンの中に見ることもあります」
10月2日(日)~10月4日(火)の行程
ツアーのメンバーを釧路空港に送ったあと、ガイドのがってんさんのログ到着
◎10月2日(日)がってんさん宅の小さなログ小屋で泊
◎10月3日(月)
参加者の体調や流れにまかせ、ゆったりのんびり知床に向かいます。体力があれば、知床五湖を歩きましょう。夕方は、知床の海辺でのんびり夕日を眺めながら、波打ち際の時間を楽しみましょう。
◎10月4日(火)
8:00ごろ ホテル出発、音根別川(鮭の遡上を望きましょう)や神の子池(摩周湖の伏流水で出来ている泉)へ。時間が許せば阿寒湖の方へも足を伸ばしてみましょう。釧路空港へ。16:30頃には釧路空港到着予定です。
オプション参加費:32,000円(3日のホテル代は各自負担)
<料金に含まれているもの>
2日の夕食、3日の朝食、釧路~知床往復の車両燃料費、ガイド代
<料金に含まれていないもの>
3日に泊まる知床のホテル代とホテルでの夕食、4日の朝食(3日の夕食、4日の朝食つきのホテルをご予約下さい)
3日、4日の昼食
施設入場料やオプションのプランが発生したときはその費用
知床のオプションを申し込まれる方にお願い
ご自身で下記の手配をお願いします。
*9/30(金)釧路空港着(午後2~3時頃着) 、10/4(火)夕方5時以降釧路空港発の往復の飛行機
*10月3日(月)の宿(知床,知床グランドホテルやプリンスホテルなどウトロ側のもの、1泊2食付き、グランドホテルでなくても、近隣のホテルであれば大丈夫です)
★私は下記のサイトから「知床グランドホテル北こぶし」航空券つき宿泊プランで申し込みました。http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/8312/8312.html
★2人部屋、3人部屋でよければ下記のサイトの1泊5日プランで予約すると、さらに安くなります。
が、同一日程、同一航空チケットが基本となり、備考欄に宿泊日の変更などを依頼する必要があります。予約をしたら、別途、ツアーサポートセンターに電話して予約内容の変更の依頼してください(050-5810-4455)。
※自分は1人参加だけど、可能であれば2~4人部屋に宿泊したいという方は、同じような希望者がいればアレンジ可能です。早めにご相談下さい。
http://www.jtrip.co.jp/j-hokkaido/tyo/sp/september.html
お申込は
voice(あっと)caycegoods.com 光田まで(定員に達したため、現在は受付を終了しています)
お名前、ご住所、電話番号(携帯番号も)、年齢、性別をまずお知らせ下さい。
最初は仮予約となります。追って申込書をご返信します。知床オプションを申し込まれる方は、その旨もご記載下さい。
【ツアー主催・ガイド】
屈斜路ガイドステーションわっか 担当:がってん
〒088-3332 北海道川上郡弟子屈町札友内87-2
TEL 015-482-2484 / FAX 015-482-2480
* E-mail info@wakka.biz * Web http://wakka.biz
* Blog http://wakka.beblog.jp/wakkalog/
【企画・共催、申込み、問い合わせ先】
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