ハワイ島リトリート。3日目の様子
2011年 05月 23日
スタートしてすぐに私はギブアップ宣言、全く水の中での口呼吸ができず、肩でハーハーとようやく息が出来てる感じ。たった1分間、浅瀬に浮かんで口呼吸の練習をしただけなのに青色吐息で貧血寸前。このままでは沖に行ったら、そこで体力が尽きると思い、早々に「私はここでギブアップ!」宣言。
でも、どうやら、私が使っていたシュノーケリングのパイプは上級者向きだったようで、そのパイプを変えてもらってようやく人並みに息ができるように。真樹さんも「ここで、ナオちゃんを諦めさせたら、また日本に帰って猫と1日中、家の中に引きこもりそうだから、新しい世界にチャレンジさせねば」と、なんとか私を奮起させてくれました。
ホント、一時は、浜辺でお留守番かと思ってしまいました。
ところが、一難去って、また一難。
フィン(足ヒレ)で全く水をキックできず、ばた足してもしても、全く前に進まない!
私のバディ(一緒に泳いでくれる人)となったノリちゃんが、こうだよ、こうするんだよ、と手取り足取り教えてくれるのに、私の足ときたら、全く動かず。一所懸命自分では水をキックしているのに前に進まない。一所懸命なりすぎると、今度は息が上がって酸素不足。笑うと鼻に水が入る。。。
みんなは遙か遠くにすいすい泳いで行っているのに、私とバディのノリちゃんだけ取り残される・・・・という状況が何度も。真樹さんに「ケイシー知ってても、ばた足は出来ないんだなぁ」と皮肉を言われようがどうしようが「だって前に進まないんだもん!」 みんな、よくあんな大きなヒレをつけて水の中をスイスイ泳げます。
あ~明日、私のふくらはぎは筋肉痛だ。
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あとで聞いたら、私が使っていたフィンは、シリコンではなく硬くて厚めのプラスチック製。この素材はキックがしにくいので体力がない人、子供には向かないと。体力がないうえに子供サイズボディ、さらにかなづちでほとんど泳げないという三重苦の私にはハードルの高い素材だったようです。次回は、マイフィンに、マイシュノーケルかな~。
結果、私は自分のフィンで泳ぐことを諦めて、真樹さんに引っ張ってもらったり押してもらったり。自分でスイスイは泳げなかったけど、ハワイの海の中は、それはそれは美しい世界。人がたくさん泳いでいる浜辺のすぐ近くで、テレビでみるような色とりどりの魚たちが泳いでいるなんて。そしてそれを実際に自分の目で見、音を聴き、身体で感じられていたひとときは、自分の廻りだけ時間が止まったような感覚。
シュノーケリングやダイビングにはまる人の気持ち、ようやく理解できました。
1時間ほど海にいたところで、沖にサメがでたらしく遊泳禁止になってしまい、残念ながら途中で浜に戻ってくることになったんですが、いやぁ、人生初のシュノーケリングは楽しかった。そして海の中は1つの宇宙空間だった!
シュノーケリングの前には身体を整えることが必要と、朝は整体と体操を。
ここではまだ、私がいかにシュノーケリングがへたくそか誰も知らない・・・
プカプカ浮いてるだけ・・・
水の中はこんな世界・・・・!
真樹さんが水の中で作ったアクアリング
6人のかしまし娘のシュノケーリングに付き合って疲れ果ててる真樹さん