高校生が始めた「温泉でリフレッシュプロジェクト」

和歌山の高校生３人組が、震災に遭われた方々のために自分たちでできること、として、高齢者の方々に温泉に入ってもらおう！と活動を始めたそうです。

吉澤さんがメルマガで教えてくれました。

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　　　温泉でリフレッシュプロジェクト　　◆吉澤武彦◆
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先週末から福島、宮城に入り、先ほど家に帰り着きました。
今回はたいちゃんと深尾さんと3人で現地に入りました。

その深尾さんの娘さんの明加ちゃんが友達のまれちゃんとみゆちゃんと一緒に一つのプロジェクトを始めました。

まず、先月末彼女がキャンドルナイトワンピースのメーリングリストに投稿したメールをまず紹介します。

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東日本大地震が起こってしばらくの間、原発のことをなぜ止められなかったのかと自分を責めたり、
自分の力の小ささに泣いたりしてました。

でも自分が暗くなっても、何も変わらないんだ。

むしろ、向こうの東北や関東の人たちを笑顔にしなきゃ。
そう思いました。

だから、自分には何ができるのか考えることにしました。


私の力でできること

考えた末、このようなプロジェクトが生まれました。

「温泉でリフレッシュプロジェクト」


震災をうけて、元気を失ってしまったおじいちゃんおばあちゃんを笑顔にすべく、温泉に行っていただきます！

今は高校生の仲間ふたりと一緒に活動し始めています。

現在、メンバー3人!!

正直なところ、
少なくてちょっと困っています。メンバーはいつでも歓迎です。

大変なこともたくさんあるかもしれません。

でも、くじけずがんばりますっp(^-^)q
おじいちゃんおばあちゃんの笑顔が見たいですから。

今日(3/29)に和歌山県橋本駅前で街頭募金をしました。

たくさんの人に協力していただいて、嬉しい気持ちでいっぱいです。

もしよければ、ブログを見ていただければ嬉しいです。

ご協力お願いしますっ。


きのくに国際高等専修学校２年
深尾はるか

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このメールの後も彼女たちは街頭募金を続け、現地でサポートしてくれる強力な仲間「のりちゃん」も加わり、企画の内容もより具体的に進みました。

たまたまご縁のあった「中央台東小学校」。ここに避難されている高齢者の方々11名に9日（土）、10日（日）に一泊2日で「リステル猪苗代」という立派な温泉ホテルに宿泊いただくことになりました。

宿泊先は、福島県内の温泉宿泊施設に拘りました。
今回の震災で辛い局面を迎えている宿泊施設に少しでも協力できればとのことです。

昨日現地の仲間の「のりちゃん」は、中央台東小学校で僕にこんな話をしてくれました。

「あそこにマスクをして座っていらっしゃる方見える？
あの方は、ここですごく働いていて最初スタッフの方だと思っていたの。
でも息子さんご夫婦を津波で亡くされて、先日そのご夫婦の火葬を終えられたばかりの被災されている方なの。あのおばあさんと話をした時に、隣にいらっしゃるおっきな男の子いるでしょう？
あれがお孫さんなんだけど、

『私がこの子の親になる。がんばらないと！』

っておっしゃってたの。毎日他の被災された方のために一生懸命働いていらっしゃるあのお婆さんに、ぜひこの温泉をプレゼントしたいと思っているの。」

のりちゃんがこの話をこのお婆さんに紹介すると、喜んで参加を申し出てくれたといいます。

はるかちゃん、まれちゃん、みゆちゃんは今回のプロジェクトにかかる費用（約17万円を想定）を街頭募金などで集め、足りない分はアルバイトして捻出するとの事です。

今日も声を出しながら街頭募金を行っていることでしょう。

彼女たちが自分たちにできる事として選択したこの決断。応援よろしくお願いします。

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温泉でリフレッシュプロジェクト基金振込先

受付口座：「深尾明加」（フカオハルカ）
ゆうちょ銀行：記号14720　番号6460751　
他金融機関からの振り込み：
店番478　四七八支店　普通口座　0646075

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吉澤さんも被災地で炊き出しを行ったり、福島から離れられなくなってしまった赤ちゃんを持つ若いご夫婦を大阪に連れてきたりという活動を始められています。
活動報告はこちら

和歌山の高校生３人組が始めた小さな活動。でも、私たちの背中を大きく押してくれたような気がします。