神の計らい
2011年 03月 15日
テンプルで商品を購入したことも、ケイシー療法をしたこともない方なのですが、「テンプルさんのおかげで命が助かりました」とのお話。
どういうことかというと・・・、
最近、ケイシー療法とテンプルの存在を知り、そして、テンプルに電話をして詳しく聞いてみようと思い立ち、11日は終日外出している予定だったものの、きっと午後3時頃だったら店長さんもいるだろうからと、11日(金)の午後、3時になったらテンプルに電話できるよう、急遽、外出先から家に戻ってきたそうなのです。
そして家に帰り着いたとたんのあの地震。
その日ずっといた所は、あとから思い返すと、もしそこにいたとしたら命の危険があったに違いないような場所。しかもご主人も家にいて、地震のときは二人一緒だったので、どんなにか心強かったことか。
テンプルに電話しようと思わなければ、外出したままだったと思うと、本当にありがとうございました、命拾いさせていただきました、とお話下さいました。
私たちは、何もしてないんですけど、こういうことってあるんですね。
そして同じようなエピソードがテンプルの社内にも。
たまたま仙台に旅行に行っていて、まさに震源地近くであの地震を体験することとなったスタッフ。おかげ様で、今日の夜、無事、自宅に戻ることができました。
休みをとって旅行をするにしても、なんでまだまだ肌寒い3月のこの時期に、しかもさらに寒い仙台を旅先として選んだのか、それだけでも不思議な気持ちがしていましたが、きっとこれは大いなる存在のお導き。
本人は自分の意志で、自分の自由意思で旅先を選んだように思っているでしょうが、いえいえ、きっと、何か大きなものに導かれて仙台に行かされたのだと思います。
というのも、地震後、ずっと連絡が取れなかった彼女から、ようやく届いたメールに、こんなことが書いてありました。
本来であれば、11日の午後は松島に行き、船にも乗る予定だった。でも仙台で取引先の1つであるアトワ(フラックスオイルを輸入されてる会社です)の社長さんと11日の夕方、お会いできることになったので、急遽予定を変更し、その日の午後は山の温泉地で過ごすことにしたのだと。
宿に荷物を置いたまま温泉地に行っていたので、本人は着の身着のままの状態で地震に遭い、さらにそのまま2日間を避難所で過ごし、仙台の宿に荷物を取りに帰ることが出来ないままに東京に帰ってくることになりました。
こんな時を選んで仙台に行くなんて、なんて不運な人なんだと言うことも可能ですが、もし、当初の予定通りに彼女が松島から船に乗り、あるいは海側で過ごしていたら、私たちは、彼女自身を永遠に失っていたかもしれません。彼女が生きているのか死んでいるのか、その安否さえずっと知ることができなかったでしょう(私たちは彼女の旅のスケジュールを知りませんでしたから)。
彼女は帰宅後、まだまともに地震のニュースを見ていないと思いますが、松島がどういう状況になっているかを知ったら、立っていることさえできないほどの衝撃を受けると思いますよ。
1人は函館で津波に遭い、1人は震源地近くで地震に遭遇し、避難所暮らしと命からがら東京に戻ってくるという体験をし・・・。
なんでこの時期に二人して、同時に休暇をとったのか、実はずっと不思議でした。連休でもない、普通の週でしたしね。しかも、二人の旅先が仙台と函館。
偶然にしては出来すぎています。
二人とも命あって、そして幸いなことに、怪我をすることもなく、比較的すぐに東京に戻ってくることができました。
「これから先、あなたはその助かった命をどう使うの?」と、真剣に考えるよう神様から促されているような、そんな数日間だったのではないでしょうか。
この数日間、2人は特に、自分がその場に直接いたわけですから、何かを肌で感じ、何かを思い、そして何かを学んで帰ってきたと思います。
そういえば、私も以前、12名のツアー参加者を引き連れた状態で、今世紀最大と呼ばれたハリケーンに遭遇して、NYの空港近くのホテルで2日間を過ごすことになったことがあります。去年の4月はアイスランドの火山噴火で、ローマ難民となってしまいました。
兄は頭脳系で私はガテン系。自分の身を使って体験しないと学べないタイプなんだと日頃から言っていたんですが、その社長の元には、やはりガテン系が集まるんでしょうかね。
「動く」ことと「体験から学び、それを伝えること」
これはどうやら、私たちの魂のミッションなのかもしれません。