ケイシー流の食事こそ、真の菜食だ!
2011年 02月 21日
私はふだん、旅に行くときには、海外であっても国内であっても、ピュアシナジーとヴァイタシナジーのどちらか、あるいはその両方を持参するようにしています。旅先では、緑の野菜を食べられるチャンスが少なく、食事のコントロールも難しくなりますから。また念のためと整腸剤や百毒下しの便秘薬も持参しています。
でも今回は、食事はずっと「菜食」だし、こういうサプリ系は不要だなと持参しなかったのですが・・・。
行って初日から後悔しました。こういった、いつものセットを持参してこなかったことを。
なぜなら、食堂に用意されていたのは、毎回、ご飯やパンといった穀物食。「菜」とカテゴライズされるものは、実はほとんどありませんでした(特に地上で育つ野菜は)。
・・・ただ、ここで誤解をしていただきたくないのは、ヴィパッサナーの施設は完全100%寄付で成り立っており、食費も無料提供なら、食事を作って下さる方々も完全なる奉仕の精神。参加費が安くなるから奉仕する、といったレベルの奉仕ではなく、心からの奉仕の精神で、参加者のために早朝から食事の支度をして下さっています。
瞑想の合間にいただいた毎回の食事は楽しみでしたし、ありがたく、そして美味しくいただいていました。特に私は肉が食べられないので、「中に肉があるや否や」と心配しながら食べることもなく、心から食事は楽しむことができました。
ですから以下に書くことは、私の普段の食生活とは違ったということであって、決して文句を書いているわけではないことを、まずはご理解ください。
で、食事の話に戻りますが、日本の菜食というのは、菜食というより「穀物食」もしくは「米・麦・大豆食」と呼んだほうが正しい、ということを、参加するまで実にすっかり忘れていました。呼び方のとおり「菜の食」だと楽しみにしていました。
ところが、そうなんですよね。日本の菜食の主人公はあくまで「ご飯」。ご飯が中心にあっての食事です。
実は私は、穀物-炭水化物の量が多い食事だと、とたんに便秘をしてしまいます。
今回は、玄米食や全粒入りのパンが出ていたんですが、それでもダメでした。
どれくらい「穀物」の割合が多かったかというと、
ある日の朝食は、「玄米」「白米」「パン」(それを食べるための、梅干しやゴマ、バターやジャム、オリーブオイルなどは自由にとることができます)と「果物」
その日の昼食は「玄米」「白米」と「お味噌汁」
※これらを参加者は、自由にとって食べることができますので、パンだけ、玄米だけ、というチョイスもできます。
ある日の朝食は「玄米」「白米」「パン」と「果物」
その日の昼食は「玄米」と「炊き込みご飯」と「お味噌汁」
ある日の朝食は、なんとずらりと7品目すべてが穀物食だったことがあります。
「玄米」「玄米のお粥2種類」「白米」「ゆかりご飯」「パスタ」「パン」と「果物」
確かに動物性のものはでていませんが、これでは「菜食」ではなく「穀物食」です。
なんど、食堂に行って、心の中で「菜がなーい」「菜食だけど、菜がなーい!」と叫んだことか。
おそらく、他の参加者の方々は、普段、ご飯やパンを主食にしていらっしゃるので、この献立について、なんとも思われなかったと思います。でも、私は、普段の食生活は、野菜が主食。それも根菜よりも、地上で育つ野菜がたっぷりの。まさに「菜食」。
ここまで「菜」がないのは、かなりひさびさ、でした。
ここで、私は大発見!
エドガー・ケイシーの勧める食事は、肉や魚、卵も乳製品も食べますが、それでもなお、ケイシーの食事は「菜食」です。これを菜食と呼ばずなんと呼ぶ。なんせ、1日に食べる食事の8割が、野菜もしくは果物。
「菜」が中心なんですから。
瞑想中(いえ、妄想中)、私は「5月に行うハワイ島でのリトリートは、もう絶対にケイシー流の菜食だ~!」
と強く強く、決意をしていました。参加者の方が、人生で初めてといっていいくらいの菜食率を目指します(それも小食)!
余談ですが、朝と夕方、果物も毎回出されていました。内容は、リンゴ、バナナ、ミカン。
ケイシー流の食生活では、要注意とされるこの3つの果物。もちろん、他の方々はそんなことはご存じないわけで、ご飯のあとにミカンとリンゴとバナナという組み合わせは毎回。中には、左手にリンゴを持ち、右手にお箸を持ってご飯を食べている方もいて、私には目が点。
知っていることは、かえって不自由ですね。でも知っているとやっぱり食べられないです。食事のあとのミカンやリンゴ、というのは(皆さん健康体なので、全然問題ないです)。でも私は毎回チョイスしてました。今日の朝食は玄米でいくか、ミカンやリンゴでいくか・・・。
外でケイシー流を実践するには、やはりサプリなどを利用しつつ、事前の準備も必要ですね。
次回、瞑想合宿に参加するときには
ピュアシナジー、ヴァイタシナジー、ベリーベリープレミアムのほか、デトックス系のハーブティ、整腸剤、百毒下しも必ず持参です。
10日もずっと便秘気味だったので、今朝は、洗腸してスッキリ!です。
夕べはできなかったので、今晩は、ひまし油湿布もマストですね。
今朝は、ノーウォークジューサーでニンジン・セロリ・ロメインレタスジュースを作って飲みました。ケイシー流の菜食生活がスタートです。



このブログに出会ってから、たくさんの野菜をなるべく生でいただけるように心がけ、最近は、ほうれんそう・レタス・キャベツ・にんじん・大根が山盛りに並びます。ところで、以前のブログにスタッフの方手作りのにんじんドレッシングがとってもおいしいとのお話があったと思います。レシピを載せていただけるとうれしいです。

ニンジン、タマネギ、りんご酢、オリーブオイル、お好みでニンニクを適量。バーミックス、ミキサーなどでガ~!と攪拌。あとは塩で味を調えるだけだそうです。お好みの味になるまで、試行錯誤してくださいませ。


でも、可能な中で組み合わさらないように選択して過ごしていました。。
でも、お気づきになりましったか?あそこでの食事は低塩で、菜食なので、あれだけの人数がトイレを使っても、公衆トイレのような臭いが発生しないんですよ。ほぼ無臭。
日ごろの食事がどれだけいらないものを排泄するのか、想像すると恐ろしい。でも排泄されていて感謝ですけれども。
ただ、あれが駄目、これが駄目と感じてしまうこと自体が「嫌悪」で体にストレスになってしまいますから、便秘もその辺が影響したかもしれませんね。
便秘で困ったという人の話を私は聞いたことがありませんでしたので。
ケイシーも口に入るものより、口から出るものの方が重要だ、と。
頭の中のお喋りが、ネガティブに傾くと体がねじれて歪んでいくのが分かるようになります。それが痛みの原因にもなる。
じっと瞑想しているとそんな些細な思いが体に変化をもたらします。注意深く座ってみてください。