赤ちゃんのアトピーケアなど
2011年 01月 22日
アトピーで肌がまっ赤に腫れて、痒がっている赤ちゃんというのは、本当にかわいそう。
先週、電話で話したある若いお母さんは、こんなことを言われていました。
「小児科に連れて行くと、ステロイドを渡され、これで全身を塗るように医師に言われる。でもこんな小さな赤ちゃんにステロイドを全身使うのは躊躇する。
離乳食も、いまは生後3ヶ月くらいから始めるよう指導を受けるけど、私は人より遅らせて半年くらいに始めた。卵にアレルギーがあるので、卵は使わないようにしているけど、いったい何を食べさせればいいんだろう?」
え~! こんなにステロイドの弊害が騒がれているのに、いまだに病院は、ステロイド至上主義なんですね。
そして離乳食を、生後3ヶ月で始めるのが、最先端の育児なんですか・・・? 絶句です。
ハイハイをしないで、すぐに立ち上がったり歩き始める赤ちゃんが増えている、とも聞きました。赤ちゃんの個性ですからハイハイはしなくても心配はありません、と書かれているサイトもありますが、ホントに心配ないのか?って、私は心配しています。ハイハイをすることで育ったり鍛えられたるする身体や脳の機能が絶対にあると思うんですよね。
生後すぐに離乳食が始まり、すぐに立てよ、歩けよと、そんなに急いで大人にしなくてもと思います。ゆっくりじっくり赤ちゃんでいられる時期をもっと大切にしてあげられないものでしょうか?
→ここまで書いて、そうだ、ハイハイのことは慶太さんに聞いてみよう!と慶太さんにスカイプしてみました。
慶太さん曰く、ハイハイはとっても大事! ハイハイしなくても大丈夫だなんて、なにそれ~! 何にも知らないね~って言っていました。
ハイハイにも、たとえば、両手をいっぺんに前に出す→右手と右足を一度に出す→右手と左足をクロスして出す、のように進化の過程があります。そういった芋虫のような動き、爬虫類の動きを経験することで、感覚脳が育つそうなのです。
魚の時代から爬虫類の時代、ほ乳類の時代へと身体を進化させながら、赤ちゃんは人間の感覚を培っていくのです・・・。
もし、この過程を経ないで成長してしまうと、感じるという機能が育たないし、脳に入った情報が初期段階で狂ってしまうため、あとで多動になったり、引きこもりになったりと、問題を起こしやすくなるそう。
お母さんは赤ちゃんの脳のためにも、妊娠中にフラックスオイルを飲むといいそうですよ。
ハイハイ時期がなかったり、短かった大人は、ブレインジムもいいです。3月にテンプルで開催するブレインジムは、残りあと数名です。お申込はお早めに!
離乳食については、赤ちゃんの内臓は大人と違うので、大人と同じような食事に、そんなに早くしなくても・・・と思います。だいいち、食品に含まれる化学物質や添加物、お砂糖が赤ちゃんの腸を傷つけてしまいます。今は多くのお母さんが使うのが市販のベビーフードだし・・・。
それに日本の赤ちゃんの場合、離乳食はきっとお粥中心。そこに肉や卵、乳製品をつけ加えると、ケイシー的にもNGです。野菜ジュースとか、野菜のお汁だけだったらまだ安心ですが・・・。
サイトをみると、赤ちゃんに勧められる油として、食用油やマーガリンと書かれているものも・・・。
赤ちゃんにマーガリンって! 食用油って、安いプラスチックボトルに入ってる「サラダ油」みたいなのを言ってるわけでしょ?? 2度目の絶句です。
免疫学に詳しい西原克成先生によると、早く離乳食に切り替えると、赤ちゃんが鼻呼吸をせず、口呼吸になってしまう。口呼吸の弊害はたくさんあるので、離乳食はできるだけ遅く(1才まで始めないー2才半までは母乳も続ける)と勧められています。赤ちゃんが冷たいものを口にせず、鼻呼吸をすることでアトピーも軽減してくるそうですよ。
*西原先生の「赤ちゃんの進化学」は、赤ちゃんを持つご両親におすすめ。
ケイシー療法的には、まずお母さんの食生活を全面的に見直してもらい、野菜中心の食事に。砂糖、揚げ物、豚肉、牛肉はしばらく控えてもらい、食べ合わせにも留意した食事に。お母さんがお菓子いっぱい食べて、赤ちゃんに母乳・・・っていうのは、想像するだけでも、かなりまずいです・・・。
こどもは3才くらいまで、お母さんのエネルギー領域にいるので、お母さんの体内浄化や精神的なリラックスはとっても大事。体内浄化のためにひまし油湿布と洗腸も。赤ちゃんには、ひまし油をスポイドで1滴、2滴と少量を摂取してもらい、内臓のヒーリングとクレンジング。もちろん小さなひまし油湿布をおしめに挟んで20分くらいやるのもいいです~。
「子供たちは何を食べればいいのか」の本も参考になります。
赤ちゃんのはいはい、そうですよね!絶対必要ですよね!はいはいを充分にしないで早めに立たせてしまうと、股関節の形成不全になる可能性があると聞いております。股関節脱臼を起こしやすくなるそうです。
早く立つのが個性とは!恐ろしいですね!大丈夫か、日本の教育?って感じです。