お砂糖断ちは、予想外にハードルが高いです!
2011年 01月 17日
まだ今年に入って使ってはいませんが、アガベや蜂蜜、メープルシロップなどはOKで、「砂糖」と表示されるものは、たとえ有機であろうと、材料がメープルシロップであろうと、NGにしています。
始める前は、もうとっくに毎日の食事から甘い味付けの和食は排除してるし、お菓子もあんまり食べないから、楽勝かも~!って思ってたんですが、これが意外にハードルが高いってことに、すぐに気がつきました。
例えば・・・
1)メルマガで「お砂糖断ち」を宣言した翌日にあった夢の講座。毎回、3時にちょっとしたおやつが出るんですが、この日は参加者からの差し入れのお団子とマドレーヌ。私以外の全員が「美味しいね~これ!」なんて食べてる中、1人仲間に入れない私。「美味しいね~」の感動飛び交うなか、お茶を濁すのは、なかなか精神力が必要です~。
2)札幌で何か北海道らしいものを食べて帰ろうと、空港で入ったレストラン。牡蛎のちゃんちゃん焼きを頼みました。食べてようやく気がつきました。ちゃんちゃん焼きって、砂糖で甘く味付けしたお味噌の料理だったんですよね。美味しかったけど~、甘かった!
3)私の課題は、サラダにかけるドレッシング。これまで市販のものを使っていましたが、油の質や添加物を考えると、ドレッシングも手作りを目指さなくっちゃ。大好きなごまドレッシングも原材料に「砂糖」がしっかり。
自家製砂糖抜きのごまドレッシング、美味しいレシピをご存じの方は、ぜひおしえて下さいませ。
空港でお土産を・・・・と歩いてみましたが、駅や空港で売られている「お土産品」は、砂糖抜きをテーマにすると、ほぼ全滅。前回も北海道土産はバターやチーズでしたが、今回もスタッフへの北海道土産は発酵バターに決定。
ほんの2週間で、うっかりも含め、すでに私のお腹には大さじ数杯分の砂糖が投入されたかもしれません。
1月6日のブログに、こんなコメントが入ってました。
追伸:本日のメルマガの「お砂糖断ち」ですが、私もこの一年間、砂糖・味醂・果糖ブドウ糖液糖などの甘味は一切抜きでやりぬきました。それら添加された食品・料理は一切摂りませんでした。
けれど、最近、気分転換に甘味を家人が欲しいと申しますので、ステビアを検討中です。これはどうなのでしょう? いずれにせよ、今後のメルマガを楽しみにしております。
ブドウ糖果糖液糖まで排除されたっていうのは、外食は諦める、市販のものは一切食べない、すべてを手作り食にする覚悟がないと出来ないですね~。「できるだけ」「なるべく」というレベルでは無理ですし、かなり難しいです。アッパレであります!
「フードルール」という、地球も自分も傷つけない食生活を提案してくれている素晴らしい本があります。
この本では、64ヶのとっても簡単な食の選び方を提案しているのですが、「ブドウ糖果糖液糖入りのものを食べない」が64ヶのうちの4番目にきています。つまりはこれを避けるというのは優先順位がかなり高い!
そこにはこう書かれています。
ルール4 「ブドウ糖果糖液糖(高果糖コーンシロップ)が砂糖と同じくらい体に悪いからというだけではありません。ほかの耳慣れない原材料と同じように、過度に加工された食品をおしえてくれるわかりやすい目安だからです。
ブドウ糖果糖液糖は、パンや調味料、香辛料、ピクルス類、スナック菓子など、従来甘みが加えられなかった何百種類もの食品に使われています。つまり、ブドウ糖果糖液糖が入っているものを避ければ糖分の摂取量を下げられるのです」
ブドウ糖果糖液糖を使っている、ということは、その事実をもってして、すでにその食品は企業の論理-食べた人を健康にするため、ではなく、コストを削減して安く作り、同時に多くの利益を生み出す、という基準で作られた過度に加工された食べ物である、ということを証明するバロメーターにもなっているようです。
サイトを検索してみると、ブドウ糖果糖液糖は自然の材料からできた安くて安全な甘味料である、と書かれているものもありますが、原材料が植物である、というだけで、あとは人工的に加工されているわけですから、身体に入れないに、こしたことはありません。
ちなみに、ステビアについてですが、以前セミナーで知り合った方が、ステビアを肝臓にいいからと、わざわざ飲んでいらっしゃいました。こちらも人工的に加工されたものを選ばず、自宅でハーブとして育てるとか、そのままを濃縮したものを選べばいいように思います。
ということで、砂糖抜き、1月はまだまだ見込みが甘かった!
これから、砂糖抜きレベルを少しずつあげていきたいと思っております!