グラディス博士のフォトストーリー
2010年 11月 12日
今年は、博士のお誕生日を祝って盛大なパーティが開催されるようですが、残念ながら私はそのパーティには参加できず。
せめて、博士のお誕生日をお祝いする気持ちだけでもお贈りしたいと、博士のフォトストーリーを作ってみました。
グラディス博士がどういう方か、簡単にご紹介すると、博士は、インドの最貧層の人たちのためにジャングルで医療活動をしていた両親のもと、インド生まれました。
アメリカの医学部を卒業後、ウイリアム・マクギャレイ医学博士と結婚。夫婦でエドガー・ケイシーの医療リーディングを臨床に取り入れ、その活動のなかで少しずつ「ホリスティック医学」を学びたいという医師とのネットワークが広がり、後年、そのネットワークが全米ホリスティック医学協会設立へと結びつきます。グラディス博士が、ホリスティック医学協会の会長を就任していた時期もありました。
またアリゾナで6人の子育てをしながら、家庭医としても活躍。多くの赤ちゃんを取り上げました。
グラディス博士は、すでに医師としては現役を退かれていますが、まだまだ全米で講演活動を続けられており、来年の春にはオーストラリアに招へいされてもいるそうです。
博士を日本に招いたのは、博士が80才のとき。
そのときの年齢にも驚きましたが、その後(80代半ば)、アフガニスタンとインドに医療支援のボランティアにも行かれています。博士のお兄さん(ということは、とっくに90才を超えています)は、現在もアフガニスタンで医療活動中とか。博士の伯母さんは、戦前のインドで、両親がライ病のため施設に入ってしまい孤児となった子どもたちのための孤児院を作られています--この施設は、博士のご親戚の方が引き続き運営されていると
記憶しています。
ノーベル平和賞は、博士のご家族のような人にこそあげたい・・・と私は思ってしまいます。
画像の中に、エリザベス・キューブラーロス博士とのショットが何枚かあります。博士はロス博士の長年の主治医でもありました。蝶々のタペストリーの前での記念写真の中には、TV番組「バイオニック・ジェミー」で有名な女優リンゼイ・ワグナーさんもいらっしゃいます。浴衣でくつろいでいる写真は湯河原の旅館の一場面。寺山心一翁先生も一緒でした。
ちなみに博士の豊かな髪は、博士本人のもの。90才を迎えるいまも、これほど豊かに髪のボリュームがある方は、そういないのではないでしょうか?
PS後のコメントは、数年前他界された長女のアナリアさんに代わって・・・。
アナリアさんも素晴らしく魅力的な魂を持った女性でした。私は10年前、たった1週間、日本に招いたときにご一緒しただけなのに、今でも、アナリアさんのことを思い出すと自然に涙が溢れてしまいます。
