2010年4月13日 メジュゴリエーアッシジツアー6日目
2010年 04月 14日
朝、ドブロクニクを発ち、バスでスプリトという港町へ移動。
ドブログニクもスプリトも現地ガイドさんが英語でガイドをしてくださったのを、旅の仲間の敏江さんが日本語に通訳。
昨日のドブログニクの現地ガイドさんは、待ち合わせのレストランに現れたときに男性参加者がいっせいにOH~と歓声をあげ目じりが下がってしまったほどの若くて美しい女性でしたが、今日のガイドさんはおそらくは50代の女性。
男性陣としては、いささかがっかり、という感じではありましたが、実のところ、昨日のガイドさんは、ガイドぶりがあまりいただけない方でした。
参加者全員が説明場所にちゃんと集まっているか、ちゃんと自分のあとを歩いているか、あまり気にすることなく、さっさと歩き、さっさと説明を始めてしまう・・・。トイレに行っているうちに、一人おいてけぼりになってしまう人も出る始末・・・。
だから昨日は途中から「若くてきれいでも、この人のガイドぶりはちょっとなぁ・・・・」という思っておりましたが、
今日のガイドさんは、ベテランのせいか、気配りもあるし、参加者がおいてけぼりになることもなく安心していられました。
ツアー参加者が迷子にならないようにするってことは、観光ガイドとしては当たり前のことではあるんですが、
そうではないガイドさんと出会うと、当たり前のことがちゃんとできているってことの「当たり前ではない素晴らしさ」に気づくことに。
ガイドさんが若くてきれいってことより、参加者が安心して歩いていられるってことのほうがよっぽど大切なのであります。
スプリトも世界遺産に認定されただけあって石造りの美しい街。
ディオクレティアヌス宮殿というローマ時代にたてられた宮殿跡を主に見学しました。
ローマ時代にはここでキリスト教徒の迫害があり、その後、時代が変わりキリスト教徒がこの街を支配するようになると今度はキリスト教徒がローマ時代のリベンジとばかりに、この宮殿を破壊。
かつては美しかったであろう宮殿も上階は破壊されてありませんでした。宮殿の美しさも、復讐心に燃えた人々にとっては意味のないものだったのでしょうね。
スプリトはネクタイの発祥の地だそうで、1時間ほどの自由時間で兄はネクタイを買いに行っていました。私は買い物はあまり興味がなかったので、カフェでほかの参加者の方々とお喋り。参加者のみなさん、世界中を旅して廻っているような方ばかりなので、話を聞いていて飽きることがありません・・・。
夕食のあとは、スプリトからイタリアに向けてフェリーに乗船。
朝から雨の1日で、船に乗ったときにも強い横風が吹いていたので、揺れるのでは?とかなり心配していましたが、アドリア海は静かな海。まるで揺れないのが心強いかぎりです。
明日はイタリアに到着。いよいよアッシジに向かいます。





