子猫（寺山修司青春作品集：６より）
2010年 01月 26日
1984年初版発行の寺山修司さんのこのシリーズ。読み返すことは滅多にないけど、ずっと手元に置いてある。
一番のお気に入りはこの詩。
ほかの寺山さんの詩は、すっかり忘れてしまったけれど、この詩は何度も思い出す。
特に、ちょっと落ち込んだりしたときにこの詩を思い出すと、薬のように心に効いてくる。
一番のお気に入りはこの詩。
ほかの寺山さんの詩は、すっかり忘れてしまったけれど、この詩は何度も思い出す。
特に、ちょっと落ち込んだりしたときにこの詩を思い出すと、薬のように心に効いてくる。
子猫
子猫がいねむりしてるまに
ぼくははじめての煙草をおぼえた
子猫がいねむりをしてるまに
ぼくははじめて恋をした
子猫がいねむりをしてるまに
ぼくはみじかい旅行をした
子猫がいねむりをしてるまに
ぼくは別れのにがさを知った
子猫がいねむりしてるまに
ああ
地球がまわる 地球がまわる
Commented
by
にゃんころ
at 2010-01-27 13:25
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仕事のお昼休みに、ブログを拝見し、かわいい写真と素敵な詩に、フワっとほっこりしました。
インピーダンス再開しましたので、精神状態を安静に保たなきゃって思っていたところでした。ニコさんの写真と詩で頭を満たして生活します（＾○＾）。顔がほころびました。
インピーダンス再開しましたので、精神状態を安静に保たなきゃって思っていたところでした。ニコさんの写真と詩で頭を満たして生活します（＾○＾）。顔がほころびました。
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by hiroshimapop
| 2010-01-26 19:27
| 今日のニコさん
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Comments(1)
