三重県ぐるぐる神社巡りの旅(椿大社の巻)
2010年 01月 19日
もともとは、来月NYから来日する占星術家、ウイリアム・スティックエバーズを三重の神社に案内するので、その下見のための日帰り小旅行のハズだったんですが、せっかく三重に行くなら、椿大社にも足を運びたい、伊勢も行きたい。だったら伊雑宮にも・・・と行きたい場所が次々増え、さらに神社好きの友人、真理子さんをお誘いしたら、彼女の廻りの、やはり神社好きが「私も一緒に行きたい!」ってことになり、総勢8名の、しかも、1泊2日の大移動&大所帯ツアーに・・・。
イスラエル旅行から仲良くなった磯部さんがアッシー君を買って出てくれて、男性1名、女性7名のパワフル旅行。
日曜日は朝8時半名古屋集合で・・・
椿大社(鈴鹿市)-水屋神社(松阪市)-月読宮(伊勢)-朝熊ガ岳の金剛證寺-八大龍王社
月曜日
伊勢神宮の内宮の鳥居の中で上がる日の出を見に行き-内宮(垣内参拝)-外宮(垣内参拝)-外宮(お神楽奉納)-伊雑宮
移動距離があったので、2日とも、ランチは車の中でパンやコンビニのオニギリをほおばり、ひたすら神社-移動の2日間でした。
・・・それにしても、神社は参拝客の多いこと! さすが1月。もうお正月はとっくに過ぎているからもっと空いているかと思ったら、とんでもない! 朝9時を廻ると、団体を乗せたバスが次々到着し、参道は人で溢れ、伊勢神宮の駐車場は、川べりまで一杯でした。
日本人は信仰心がないとか、信心がないとか、よく言われますが、神社にわざわざ足を運んでいる人というのは、少なくとも「見えない世界」の力や、祈りの力、神秘的な作用を信じているんですよね。じゃないと、100円でも1000円でも、お賽銭を出して、神様にお願いごとなんてしないですもの。
不況ゆえに神頼みをしたくなる人が増えたんじゃないかって、みんなで言っていたんですが、そうであっても、不況で収入が減ったなかから、わざわざ交通費を使って遠く伊勢まで、これだけの人が集まるんですから、日本人のDNAの中には、しっかり神を信じる力っていうのがあるのではないでしょうか?
さて、
名古屋を発って最初に足を運んだのは、椿大社さん。
椿大社にははじめてお参りさせていただきました。立派な神社ではありますが、伊勢神宮のような格式高い雰囲気ではなく、どちらかというと庶民的な感じ。地元の方々に愛されている神社なんだなぁって感じました。
みんなでご祈祷に参加したんですが、ご祈祷の申込用紙には家族の名前を書く欄があって、1枚の申込みで、家族全員のことをご祈祷していただけます。しかも「ご祈祷料はいくらでもお気持ちだけでいいですよ」ということで、自分のお財布事情と相談できます。
ご祈祷も100人ほどの人が一度に受けたんですが、宮司さんは、一人一人の事情に比較的沿った祝詞を臨機応変に唱えて下さり、とても丁寧でした。その分時間もかかり、こんなに長くご祈祷処にいたのは初めて、と思うくらい、延々とご祈祷が続く・・・・。
私が気がつかなかったんですが、良縁祈願のところでは「・・・これまで手を尽くしたけれどなかなか良いご縁がなく、ぜひ神様の力を貸してほしい・・・」といったような内容の、なんだかとても親近感を感じるセリフが加わっていたらしく、隣りに座っていた真理子さんは、一人で受けておりました。
私は会社名を書き加えたいたので、ご祈祷には「ミツダナオコや会社の従業員、その家族」といった一言も祝詞に加わっており、ちょっと感動してしまいました。
今回は、椿大社さんをゆっくり散策する時間がありませんでしたが、今度は、ゆっくり茶室でお茶をいただいたり、奥山を歩いたりと、時間を過ごしてみたいなぁと思います。
新幹線から見えた富士山。
日曜日は朝焼け、富士山、神社、夕焼けの4点セットの1日。美しい富士山が見えただけで、得した気分!
椿大社でひいた恋みくじ。スタッフにお土産で持って帰りました。中に小さなチャームが入っていて、巫女さんが出てきたらラッキーだとか。6ヶひいたうち、3ヶが巫女さんでした。