136番さんの夢解釈リーディング
2010年 01月 05日
この136番さん。1925年3月5日にライフリーディングをとったあと、1930年3月31日までじつに83件のリーディングをケイシーに依頼している。20歳から25歳までの5年間。
しかも、そのリーディングのほとんどが自分の見た夢の夢解釈。
月2回の割合で、それまで見た夢で気になるものを、かたっぱしからケイシーに夢解釈してもらっているのだ。
なんたる贅沢!
比較的詳細に夢日記をつけていたらしく、同じ日の夜と朝方見た夢の2つを聞いているのもあるのも何件もあるし、「夢のなかで叔父がブラックコーヒーをかき混ぜていました」とか「夫の風邪が悪化する夢を見ました」「子供ができないと言われる夢を見ました」「自動車事故に遭う夢を見ました」といった、いったいぜんたい、これだけの短い情報でどうやって夢解釈するんだ?っていうのも、かなりある。
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でも、さすがはケイシー。こんな短い情報だけでも、きっちり夢からのメッセージを依頼者に伝えている!その多くが肉体や精神、潜在意識の状態を反映している、と述べているようですが・・・。でもあまりに次々と夢解釈ばかり聞くせいか、ケイシーは彼女に夢解釈を与えるとき、しばしば「AGAIN」を使っている。さっきも述べたけど・・・とか、繰り返しになるが・・・と言ったようなニュアンスでしょうか?
で、136番さんのリーディングをチラチラ眺めていると、どうやらこの人の夫は900番さんらしいことが判明・・・・。
ん?ん?900番? 記憶があるぞこの数字には・・・とつらつら思い出していると、900番はたしかモートン・ブルーメンタールだったような。一時期、兄弟でケイシーを経済的にささえた人です。そしてこの人のリーディング数は飛び抜けて多い。記録に残っているだけで468件。時には、毎日。そして1日2回も自分のリーディングを依頼しているのです。。。
現在、ケイシーのリーディングには、すぐに、どのような内容かが分かるように、P(身体)、M(精神)、L(人生・過去生)、D(夢解釈)、B(ビジネス)と、おおざっぱな区分けが記入されているんですが、この人が依頼したリーディングは、D(夢解釈)も多いし、B(ビジネス)も多い。1つのリーディングで株や債権の投資と夢解釈の両方を聞いていることもある・・・。
たとえば・・ 1928年1月にはトータル8件!
900-362 D 1928-01-04 /900-363 D 1928-01-05/900-364 D 1928-01-06/900-365 D 1928-01-09/900-366 D 1928-01-16/900-367 M 1928-01-22/900-368 B 1928-01-25/900-369 D 1928-01-30/
確かに、私がブルーメンタール氏の立場で、超意識にレベルから夢解釈と株の売買についてアドバイスをくれる友人がいたら、しょっちゅう聞いてしまうかも・・・。
それにしても、この数の多さは・・・。
ちなみに、自分の見た夢の解釈をたくさん聞いた136番さんは、ケイシーによればトロイのヘレナの生まれ変わり。ということはこの時も絶世の美女だったかも?
そして、900番さんは、かつて、ギリシャのアキレスだった・・・。
本来、調べていたリーディングは結局見つからず、136番さんと900番さんで長時間、リーディングの寄り道をしてしまいましたが、あ~、面白かった!
最後に、よく死は再生の夢であると言われますが、それを後押しするようなケイシーリーディングが見つかりました。このときも136番さんは、夢の詳細は全く説明なく、メッチャ短いインフォメーションだけしかケイシーに伝えていません。
(Q)自分が死ぬ夢を見ました。
(A)「これは、精神的な力と肉体的な力が成長するにつれて、この人の中で思考が生まれ、精神的に成長し始めたことをあらわしている。これは、肉体の死に現されているように、潜在意識の目覚めであり、精神における誕生である」136-6