舞台「パッチギ」は良かった~
2009年 12月 10日
舞台は1968年の京都。地元京都の高校生と朝鮮学校の高校生との対立が日本版のウエストサイドストーリーと言えるでしょうか?
在日朝鮮人の方々が背負ってきた歴史や、日本で生きるということ、貧しさや希望の無さなど、様々な悲しみも描きつつ、高校生同士の純粋な恋愛や青春群像などもあり、40年前の土の匂いや空気感を思い出しつつ(残念ながら、思い出せるんだな~。これが)、しばし、熱い舞台に見入っておりました。
さらに、原色好き、民族衣装好き、特にチマチョゴリ好きの私としては、きれいなチマチョゴリを着た女の子たちの韓国舞踊もたっぷり見られて、満足、満足。
ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」や「イムジン河」が繰り返し流れ、なんだかそれだけで胸キュンです。舞台が終わっても頭の中ではずっとイムジン河が流れています。
記憶に残る、いい舞台でありました。
東京の新国立劇場で23日まで上演中です。