にゃん吉くんその後
2009年 11月 15日
残念ながら、そのうちノエルちゃんは、先日亡くなってしまったんですが、もう1匹のロシアン猫、ニャン吉くん(仮名)の飼い主さんから、嬉しい報告がメールで届きました。
その時の飼い主さんの気がかりは、ニャン吉くんの先天性の心臓病と、彼が全然なつかないこと。
猫らしくゴロゴロすり寄ったり、フミフミしたり、ベッドに一緒に寝たりということを全然してくれないっていうのが不満でした。旦那さんにはなつくのに自分にはあまり懐いてくれない。食も細い。
以前飼っていた猫はもっと甘えてくれたし、朝も起こしてくれた・・・なのに、今度のニャン吉は・・・って、ずっと思っていたんですが、波動測定器に出てきたニャン吉くんの心は「絶望感」であり「深い悲しみやトラウマ」。
実際、聞いてみると、彼は単にブリーダーさんが繁殖のために生ませた猫で、生まれてすぐに母猫から引き離されただけではなく、トイレ砂もちゃんと替えてもらえず掃除もしてもらえない、最低限の世話や愛情も満足に受けられず育っていた、ある種の「アダルトチルドレン」猫だったんですね。
でも、そのニャン吉くんが抱えていた深い絶望感を知って、飼い主さんが、なぜニャン吉くんがそんなに甘えてくれないのか、甘えられないのかを理解でき、せっかくご縁があって家に来たんだから「これからは私が幸せにしてあげる!」って気持ちが変わったそうなんです。
それから1ヶ月・・・・・。
なんと、ニャン吉くん、飼い主さんがソファに座ってテレビを見ていたら、ピョーンって膝に乗ってきて寝るようになったり、飼い主さんのベッドに入って朝まで寝るようにもなったとか。
先日は留守にしている間に、これまでは1度も自分からベッドに潜り込んできたことがなかったのに、飼い主さんのベッドに入って寝ていたって。
ニャン吉くん、飼い主さんに甘えてもいいんだっていう安心感と許可のようなものを、ようやく感じられたのかもしれないですね~。
えがった、えがった!