岩崎靖子さんのブログ
2009年 10月 25日
「日曜日に新宿でちょっとした集まりがあります。そこで11/23の上映会と講演会のチラシを配りたいんですが、つくってもらえますか?」
がってん承知!
翌、土曜日は私は朝から夕方までずっとセミナーに参加していて、チラシの原稿書きはできないものの、大枠をスタッフに作ってもらって、夜、会社に戻って仕上げて輪転機で印刷すればなんとかなるかも・・・。
しかも、日曜日のお昼、新大久保で山田バウさんとランチして、その後、グローブ座で舞台を見に行くことにしていたので、新宿なら通り道。新宿駅で美佳さんと待ち合わせれば、チラシをどっさり手渡し可能。
なんとよいタイミングとロケーション。
ということで、突貫工事で、土曜日の夜にチラシをつくりました。
とはいえ、映画「宇宙の約束」も、柴田久美子さんもどうやってご紹介すればいいんでしょう・・・?
10/11の小林正樹さんの講演会を聴かれた方は、小林さんの口から語られた柴田久美子さんの「すごさ」に圧倒されたばかり。
でも、柴田久美子さんをご存じない方々に、その小林さんの熱弁を、ほんの数行でどうご紹介したらいいでしょう・・・?
映画「宇宙の約束」も、90分あまりの映像を使って語られたメッセージを、どう数行の「言葉」だけを使って語ることができるでしょう?
結局私は、ほとんどまともな映画の紹介文も柴田さんの紹介文も書くことができず、
映画「宇宙の約束」にいたっては、
見たらきっと誰かに優しくしたくなる、植物も昆虫も動物も、誰もがみんな素晴らしい!って思えてくる。そんな映画です、とわかったようなわからんような文章になってしまいました。
・・・・そんなこんなで自宅に戻ったのは夜10時まえ
自宅に戻ってパソコンを立ち上げたらそこに「宇宙の約束」の監督、岩崎靖子さんからメールが入っていました。ご自身が書かれているブログで上映会の紹介をしました、というご報告でした。
そこに、岩崎さんが柴田久美子さんの講演会を聴かれた次ぎの日に書いたという、ブログが紹介されていました。長くなりますが、その部分をそのまま貼りつけます。
2008年01月21日
「うわ~輝いてみえる」
今日は、不思議な感覚で一日を過ごしました。
何気ない景色をとてもいとおしく感じました。
雨にけむる中之島公園も、その向こうに見えるビル郡も。
長年の付き合いの友達とのたわいない会話が、大切に感じました。
あと何回、こうやってゲラゲラ笑いながら、馬鹿話できるだろう。
一瞬一瞬が、輝いてみえる。
あれ?今日の私、どうしちゃったんだろう???
考えていて、わかったんです。
そうか、昨日柴田さんのお話を聞いたからだ。
昨日、”なごみの里”でご老人の最期を看取っていらっしゃる
柴田久美子さんのお話を聞いてきた、とブログに書きました。
柴田さんは、お母さんの死、親友の死、介護したご老人の死、
などいろんな方の”死”についてお話くださいました。
そこから感じたのは、”死”の尊さ、同時に、”生”の尊さ。
尊んで生きる、その柴田さんの心が、私の中に息づいたようです。
驚きでした。人は人にこんなにも影響を与えられるんだ!
感覚まで変えてしまうほどに。
ドイツの哲学者ショーペンハウアーはこんなことを言っています。
「偶然出会った人々が、自分の人生の重要な要素になるとすれば、
自分も他人の人生の重要な要素になるはずだ。
すべては、一大シンフォニーのように響き合っている。
あらゆるものが、他のすべてのものに影響を与えあっているのだ。」
みんな一人一人が、音を発しているんですね。
人類は、これからどんなシンフォニーを奏でるんだろう。
きっときっと、素晴らしいメロディだと私は信じています。
出会う人みんな、素晴らしい音を出しているからです!
私は、映画「宇宙の約束」を見たあとで感じた、同じようなことを岩崎さんは柴田さんの講演会を聴かれたあとで感じられたんですね・・・・・。
映画と柴田久美子さんの講演会を合同で開催することになったのは、偶然が重なった不思議な流れ。私はその流れにちょこんと乗っかっただけだけど、この流れにはきっと大きな意味があると思う。
私は鈍感なので、ちっとも、それが分からないけれど、11月23日のあと、ご参加された方は、靖子さんいわくの、どんなシンフォニーを奏でられるんでしょう?
地球はいま、やさしい気持ちの人をたくさん必要としているんでしょうね。
11月23日(祝日)のイベントの詳細はこちら。今よりもっと、やさしい気持ちになりたい方のご参加をお待ちしています。
それから、輪転機で印刷した「手作り指数100%」のチラシですが、廻りの人に配りたい! 何か集まりのあるときに配布できますよって、方はぜひご連絡下さい。ご自宅まで送らせていただきます。
イベントまであと1ヶ月もないので、たくさんの方々に知っていただけるよう、ご協力よろしくお願いします。