小林さんの天女の羽衣
2009年 07月 22日
ここ3日間、明け方4時頃になると、なぜか突然、猫たちが部屋の中で大運動会を敢行してくれ、それで起こされてしまったというのも、夢を憶えている理由なのかもしれない。
もともと記憶に残る夢は全部色つきだけど、この3日間は、内容よりも、その色の美しさだけが昼間、何度も甦ってくるほど、ヴィヴィッドな色の夢が続く。
特に美しかった月曜日の朝の夢は、こんな夢でした・・・。
数名と歩いていると、向こうから、静岡の小林正樹さん(山元加津子さんの付き人もしている)が、空を飛んでやってくる。そのスイスイと優雅に空中遊泳をしながらやってくる小林さんは、ざまざまな花や鳥、色鮮やかな熱帯魚、その他様々な美しい色を従え、それらが、まるで天女の羽衣のように、小林さんの後ろを扇状に一緒になって飛んでいるのです。小林さんが右に泳ぐと、その色の洪水で出来た羽衣も右に泳ぎ、左に向かうと、羽衣も左にターン・・・。
なーんて美しいんだ~っと、その生き物たちが作り出す色の美しさに見とれていると、みると、あちこちに歩いている人の背中にも、色の放射がついている。
え~!って驚きながら、一人、ずんずん歩いていると、私は見つけてしまったのです。
パソコンが並ぶコントロールセンターのような場所に座っている人たちが、地上で歩いている人たちの背中に、どんな色のドラマを描くかを、パソコン画面で指示して姿を・・・。
この前はこうだったから、今度はこうしよう!って、まるで新進気鋭のアーティストみたいに、いろんな実験的な組合せをしています。中には、色や草花ではなく、「言葉」をマインドマップのように、放射させている人もいます。ただ。書かれていたその言葉が横文字だったので、夢の中の私はとっさに「あ、英語だ」って思って、それ以上は読まなかったんですが、ジム・キャリーの「トルーマンショー」のようなことが現実にあるんだ~って思っているところで、夢から醒めました・・・。
なんで小林さんが出てきたんだろう?って最初はいぶかる気持ちがわきました。
でも、確かに小林さんが歩いて来られた人生の後ろには、たくさんの花が咲いているわ~って思います。
現実の小林さんは、まるで天女の羽衣は似合いそうにもありませんが、見えない世界では、美しい花たちで出来た羽衣をまとっているのかも。

なんだか目に見えるように映像がうかびあがってきました。
明日からモロッコです。また一緒に旅に行こうね。