野生の福ちゃん
2009年 07月 21日
ニコさん・・・さっそくゲージから這い出て、アパートの中を点検。
福ちゃん・・・ゲージから出てくる様子なし。
ニコさんがアチコチの部屋を点検し終わっても、まだ福ちゃんはゲージの中。ちょっと出てきては、何か物音がすると、すぐにゲージの中に引っ込んでしまう。
2時間後。
ようやく福ちゃんが出てきたと思ったら、今度は、ニコさんに向かってウ~っと唸り始めた。いつもはグルグルとニコさんに甘えているのに、突然、眉間にしわを寄せ、シャーっと威嚇している。
ニコさんも初めての場所に来て、きっとストレス度が高かったんでしょう。私には普段のニコさんだったけど、福ちゃんにとっては「知らないニコさん」の波動を感じたのかも。
あまりに福ちゃんのシャー!が激しいので、ニコさんタジタジ。福ちゃんに追い立てられてしまって、洗面所がニコさんの避難場所に。ついには、タンスの引き出しの奥底に入ったきり、出てこない。
ニコさんがいないと、ぐるんぐるんと甘え始めるのに、ニコさんが横切ると、ウーといううなり声。こういうときは、やはり女性のほうが強いのね~。結局、ニコさんは真夜中までゴハンも食べられず。
まるまる1日、福ちゃんのニコさんに対する威嚇は続きましたが、ようやく夕べから、元の仲良しに戻りました。
ふだん、べったり甘えん坊の福ちゃんしか知らなかったので、獲物をねらうように身体をしずめ、シャー!って威嚇している姿は、まさに野生動物。
ちっちゃい猫だけど、やはりピューマやチーターの仲間なんですね。野生動物の血を感じました。
こりゃぁ、番犬以上に番犬になれるかも。