トレランスの舞台「アセンション2012」
2009年 07月 02日
朝8時すぎからスタッフミーティングの資料づくり。9時からスタッフミーティング。午後からは引越のご案内やテンプル通信の原稿を書きつつ、夕方には横浜の「センター南」のオフィスの下見へ・・・。
そして、今日のハイライは、新宿シアターモリエールであった演劇ユニット・トレランスの舞台観劇。
新オフィスの下見も、観劇もスタッフ4名と一緒。なんだか奥沢から民族大移動のように、あっち行き、こっち行きの1日でした・・・・。
舞台の席は主演の長野里美さんに取っていただいたおかげで、前方ほぼど真ん中の席。今日は初日だったこともあり、後方までお客様がびっちりでした。
舞台はタイトルが「アセンション2012」ということもあり、テーマや内容はテンプルのお客様だったら、絶対好きだろうなぁという話題がギュっと濃厚に詰まったもの。
冒頭あたりで「生かして頂いて ありがとう御座位ます」というセリフがあったのにはチト驚きましたが、しょっぱなからすでにアカシックレコードだの、マヤ歴だのアセンションだのという言葉が立て続けにセリフの中にちりばめられており、果てはロバートモンローのヘミ・シンクやフォーカス21、フォーカス35の解説が舞台の中であったりして、さすがテーマがアセンション。フツーの舞台ではありませんでした・・・。
あえてこの舞台を一言で説明するなら、飛鳥昭雄さんの日本とユダヤや原始キリスト教の関係を書いた本を数冊、伊勢-白山道さんの本とブログを1時間内で立て続けに読み、その興奮さめやらぬ状態で廻りの人に喋りまくっている、という感じでしょうか?
以前、飛鳥本を次々と読みまくっていた私には、馴染みの不思議話が登場。日本にあると言われているモーゼやイエス・キリストの墓まで舞台のセリフになってしまうんですから、世の中変わりました~。青森のキリストの墓には実は何度か行っているんですが、石川県のモーゼの墓(と言われている)場所や白山神社には、これまで一度も足を運んでないので、いつか、金沢の美味しい日本海のお魚を目当てに、石川県の古墳群にも廻ってみたくなってしまいました。
脚本家には、伝えたいメッセージがたくさんあり、それも人々の覚醒と地球の未来についての緊急を要するメッセージが溢れていて、とにかくそれを急いで人に伝えなければ!という使命感のようなものをこの舞台からは感じました。この脚本を書くにあたっては、また舞台稽古をするにあたっては、脚本家さんはいろいろリサーチされたのではないかと思います。舞台を作っていくその過程で、登場人物を演じる俳優さんたちは、脚本に書かれたこういった、いっけん荒唐無稽とも思えるセリフや内容を最初、どう思われたのか、どう感じていたのか、そして、今はどう思われているのか、なんだかじっくり聞いてみたくなってしまいました。
舞台稽古中にあったであろう激論や討論の過程も、興味津々です・・・・。
舞台が終わって立ち上がったら、後ろや前のほうで涙を流している方を何人もみかけました。テンプルのブログを読んでこの舞台に来た、という方が後で声をかけて下さり、彼女も最後はずっと泣きっぱなしだったと言っていました。スタッフ吉田は、八咫烏(やたがらす)役の方がすっかりお気に入り。今度、どんな舞台に出るのかチェックしておきましょう。
最後に、広島県人としては、舞台上で話されてた広島弁はいただけません・・・。
東京で演じる舞台なので仕方がない部分もあるんでしょうが、広島弁を喋る俳優さんには、ぜひ元広島カープの達川監督が話される(美しい、そしてちょっと可笑しいイントネーションの)広島弁を勉強していただきたい・・・。といっても、あの広島弁が舞台で飛び交うと、もはや全てがコメディになってしまうかもしれませんが。
この舞台は、7日まで新宿で公演中! 不思議ワールドをぜひ堪能してください。日によっては舞台後、トークショーもあります。
こんな濃~い舞台は久々でした。ほんとに演者の使命感や情熱をひしひしと感じましたね。
ご紹介ありがとうございました!
私は男性霊能者のファンになりましたよ。(~o~)
確かに方言は気になる箇所がありましたね。
私も山口出身なので次回はネイティブチェックをしてあげますか?