大輔くんの試み
2009年 06月 30日
経血コントロールをして、生理中も、生理用ナプキンを使わず、トイレで経血を流せるようになりましょう!と経血コントロールの体操や布ナプキンの効用を解説した「ノーナプキンへの道」っていう冊子を無料で配布しています。
いまその第3版の制作に取りかかっているらしいんですが、大輔くん本人は、男性であるがゆえ、生理がどんな感じのものなのか、生理用ナプキンを使って過ごす生活がどんなものか、いまいち、体感することができません。
そこで、大輔くん。少しでも女性の体感を味わいたいと、先日から女性用のナプキンを実際に使い始めました。いま使っているのは、石油科学系の、いわゆる「紙ナプキン」。さらに生理中の状態を再現したいので、ちゃんと水で湿らせて使っております・・・。
「いやぁ。女性は大変ですね~。こんなものを毎月使っているなんて~」ってこの前会ったとき、しみじみ言われてしまいましたが、なんと、使い始めてさっそく、お尻に赤いポチポチが出きてしまったそう。
しかも「擦れて痛い!」
そうでしょう、そうでしょうとも。
いまは「高分子吸収体」で薄くなりましたが、35年前は、厚さ1cmもあろうかというほど分厚い代物。しかも、羽もなけりゃ、テープもない。いかに漏れを無くすか、お尻のモコモコ対策をするか、そりゃぁ大変でした。いま考えると、不便ではあったけれど、まだちゃんと生理用品に「紙」が使われていた時代。漂白されてはいましたが、化学物質だらけの今の生理用品よりかは、女性の身体にはやさしいものでした・・・。
そんなモコモコの生理用品を入れたポーチを抱えて、授業の合間の休憩時間にトイレに急いでいると、「今日はアレかぁ~」と興味津々の目つきで、思春期まっさかりの男子から冷やかされてしまうし・・・。
大人になってしまえば、毎月の当然の生理現象として世の中の受け入れ態勢はできていますが、思春期世代は、いかに「それ」を人目から隠すのか、いろいろ大変だったのでございます・・・・。
もはや、オバサンを通り越して、すっかりオヤジ化している私は、そんな話題を大輔くんと臆面もなく電車の中や、ゴハンを食べながらしておったのですが、まさか、大輔くんと生理用品の使用感について、こんなに微に入り、細に入り話す日が来るとは、1年前には全然想像しておりませんでした・・・・!
大輔くんは、紙ナプキンをしばし体感したら、今度は「布ナプキン」に挑戦するそうです。