バージニア・ビーチ到着!
2009年 06月 13日
今回はずっとアメリカン航空を利用していますが、ここ1年の不況が反映したのか、いろんなものが有料になっていました。機内にスーツケースを預けると15ドル。映画を見たり音楽を聴いたりできる機内のヘッドフォンもスナックも有料。唯一、機内で出されるジュースだけが無料でした。
日本の航空会社ではあり得ないことだと思いますが、こっちのスチュワーデスさんはとってもカジュアル。ちょうど、斜め前にスチュワーデスさんの座席があったんですが、飛行機が離陸するときには、自分が飲みかけていたコーラ入りのプラ容器を腿にはさんだまま離陸。途中、飛行機が揺れてシートベルトサインが出たときには、近くの乗客の男性と大お喋り。彼女の子どもの頃の話や家族の話を延々とお喋りしてました。そして、着陸のときには、新聞に載っているクロスワードパズル開始!
これが日本だったら、きっと航空会社に苦情が行くだろうなぁと思ったものの、もうこちらでは、ほぼ全員がこんな感じです。以前カナダに滞在していたときには、毎日乗っていたバスの運転手さんが、きまって途中のカフェの前で止まって、コーヒーを買いに行き、途中からコーヒー片手に運転していたことも。
乗客が飛行機を降りるときも乗るときにも、前の人がスーツケースを網棚にあげ下げするのを、後ろの人はずっと待っているし、無理矢理、後ろを通ろうとか、我先に追い越そうとしません。ある意味で、人がすることに鷹揚で、「お互いさま」っていうところがあるのかなぁって思ったりします。
さてさて、ホプキンスビルもそうでしたが、アメリカ南部はやはり「肉」の国。
私が肉を全く食べられず、チキンさえ食べないって知って、じゃあ、何を食べてるの?という感じです。レストランでは牛肉や豚肉をはじめとする「肉料理」のオンパレードでしたし・・・・。
レストランで廻りを見渡せば、老いも若きも、女性も男性も、特に胴回りは巨体ばかり。そして、その巨体の皆さんのテーブルの上には、肉の塊がドッサリ! あれを毎日食べていれば、そりゃあ、お腹まわりに肉はつくでしょう!と思うボリュームです。
そしてホテルの朝食も、見渡せば、炭水化物のオンパレード。パン、スコーン、甘いデニッシュ、ベーグル、マフィン、コーンフレーク・・・・。そして卵とハムやベーコン。 フルーツは甘いシロップ漬け。うーむ。野菜が無い!
そんな、肉と炭水化物ばかりの料理の国で、ケイシーのリーディングはといえば「牛肉、豚肉は御法度」「ジャガイモは駄目よ」「肉と炭水化物は一緒に食べないのだ」と、彼らがだーい好きな食べ物をことごとく「身体に悪い!」って一網打尽に切り捨てたわけですから、考えてみれば、アドバイスを受けた人も、ビックリしたことでしょう。だって、ここは穀物と肉の国ですからね。
もしかしたら、ケイシーリーディングがふるさとで受け入れられないのは、こういう食べ物の嗜好もあるのかも。NYをはじめとする都会に住んでいる人のほうが、かえっていろんな面で、実践しやすいかもしれません。