ちょっと変DNA
2009年 04月 14日
本来であれば法事・・・というところですが、生前、徹底したお寺嫌い、お坊さん嫌いの父でしたから、法事という形ではなく、横浜-川崎あたりに住んでいる親戚だけにお声かけして、ささやかな夕食会を行いました。
ここ数年、母の葬式-母の一周忌、3回忌、父の葬式、一周忌、3回忌と、両親の法要ばかりが立て続けに続いていたので、集まるのはいつも喪服ばかり。喪服じゃない親戚の集まりも1回やりたいね~なんて話で会が終わったんですが、光田家は出身は広島なのに、なぜかほとんどが東京-横浜在住。何かあると、すぐにこうやって集まれるのはとっても心強いです。みんな仲がいいし・・・。
さて、今日の夕食会の話題の中心は、イトコの貴之さん。
貴之さんは、捨て犬、捨て猫がいると、拾って避妊手術をしてやったり里親を捜したり、あるいは自宅で引き取って家族の一員にしています。
いまいるのは猫が8匹(横浜では最近、ノラ犬はあまり見なくなったので・・・)。
ノラ歴が長いと病気を持っている猫も多いので、それほど長生きができないらしいんですが、比較的子猫のときに拾えたら18歳くらいまでは生きられるよって言ってました。
2年前は拾った猫が5匹、続けざまに風邪をひいてしまい、かわりばんこに獣医さんに連れていっていたら、病院への支払いが44万円! これまでに捨て犬、捨て猫のために使ったお金を足していったら数千万円になるかも~って。きっと来世では、助けた犬や猫たちが彼の守護天使となり、貴之さんが苦境に陥ったときに守ってくれることでしょう。
貴之さんの兄は、ほとんど無収入で自分で作ったヨットを家に風来坊のような暮らしをし、弟は社員50名以上を抱える不動産会社の社長さん。そして貴之さんは、稼いだお金を捨て猫に使っているという、なんとも個性豊かな兄弟。
親戚は、顔は似てなくても、たどれば血が繋がっている。光田家のメンツはみんな個性豊かで独立独歩。そういう共通DNAでも持っているのかもしれませんね~。