サイバラ本と工藤選手の妻の手料理
2009年 04月 12日
この前の夜、ちょっと疲れてしまったので、晩ご飯の前にひまし油湿布しておこう~って思って湿布をしたら、即座に爆睡!おそらく夜8時半すぎには寝入ってしまったんじゃないかと思います。
真夜中に一度目が覚めて、湿布だけはゴソゴソと身体から外したものの、あまりの睡魔に電気を消しにベッドから這い出ることもできず・・・。結局、晩ご飯を食べることも、歯も磨くことも、パジャマに着替えることもなく、電気をつけたまま朝までグッスリ。
さすがに夜8時半すぎに寝たら、4時すぎには目が覚めます。
その日、そのまま起きて活動開始してたら、それからずっと、なんとな~く、早寝早起きが習慣づいてしまいました。遅寝遅起き歴40ん年の私は、そんな自分がまだ信じられない。朝4時まで起きてるのは得意でも、朝4時に起きるのは、特別の日しかなかったですから・・・・。
横浜の綱島で不動産会社を経営している叔父は、毎朝4時頃に起きて、自宅や会社付近、そして駅までの道を一人で掃除。たまに叔父が「今日は早起きして掃除した」っていうから、4時起きの叔父の早起きって何時?って思ったら、夜中の3時だったことがあったけど、私はそこまでの根性はありません。
これまで叔父を見習って、早起き習慣をつけようと思い何度もトライして、何度も挫折。そんな私の早起きの秘訣は、やっぱり早寝でした。特に目覚ましをかけなくても、早く寝れば早く目は覚めます。まぁ、そんな当たり前で簡単のことを、この年齢になって経験中です。
さて、今日も、日曜の朝にしては、かなり早起き。
半身浴しながら、2冊本を読了しました。
1冊目は西原理恵子さんの この世でいちばん大事な「カネ」の話。
東中野のちょっと変わった歯医者さん、安藤先生のブログに行ったら、この本のこと大絶賛してあり、さらにお知り合いの森由里子さんがいま放映中のアニメ、毎日かあさんのエンディングテーマを作詞されていて、これもご縁かなと思って購入。
世間知らずのわたし。実にこの本を手にとるまで安藤先生と同じく、このサイバラさんの存在も彼女が書いた作品もほとんど知らずにおりました。この本には彼女の壮絶な幼少期と、貧しさから来る負のスパイラルの話、そしてその負のスパイラルから彼女がどうやって抜け出せたのかが書かれています。
サイバラさんは、美大受験の予備校時代、絵の評価が最下位だった。その最下位だった彼女が、どのように仕事を得、お金を稼いできたか、リアルに迫ってきます。働くこと、働き続けることが彼女の自家発電になったって書いてありましたが、彼女がいかに自分の才能を開花させるに至ったかのその道は圧巻でした。
次に読んだ本は、工藤公康「42歳で146km」の真実
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最初、146cmになってましたね。ご指摘ありがとうございます!
これも先日、プロアクティブの堀場さんのブログを読んだら、野球の工藤選手の奥様のことがご紹介されていました。これまた野球にうとい私は、いま工藤選手がどうされているのかさっぱり存じ上げないのですが(←後で調べたら、まだ現役続投中でした。この本は2005年に書かれていますから、・・・ということは工藤選手は今年46歳?? 46歳でピッチャーで現役?? これはギネスものの凄さではないですか??)、この本は一時期、もう選手生命は終わりだと言わわれるくらいボロボロだった工藤選手の身体を、良い食事を作りつづけることで支え、42歳(当時)でも現役続投できるほどの身体に変えた奥様のお話です。
・・・しかも奥様の努力は半端ではありません。
工藤選手が宮崎で自主トレしているときには、身体づくりのために、東京から毎日お弁当を作って飛行機にのって宮崎まで通い続けた!というんですから、徹底しています。
とかく健康のための食事は、ストイックな「食事療法」になってしまうところを、身体改造をしながらも、楽しみながら笑いあいながら食べる「家族の食事」であるように心を配られているそのご様子に、本当に頭が下がりました。
雅子夫人のとっておきレシピ満載の「工藤家の食卓」には、雅子夫人が選りすぐっている「取り寄せできる食材」リストも載ってます。
横浜に雅子夫人が経営されている健康ショップがあるそうですが、いっかいお店に伺いたいなぁ~って思います。