矛盾のないこと
2009年 03月 24日
デヘヘ。どっぷりマイナススパイラルに入っておりましたが、そろそろ底を打って、あとは浮上を待つだけです・・・。
さてさて、金曜日の稲田芳弘さんの講演会。おそらくご参加下さった皆さんが「え~?」って驚かれたであろう発言が稲田さんの口からありました。
それは
「昨年の夏、屋根から落ちて骨折するまでの3年間、ガンだったことを忘れてました」
え~?!乳ガンですから、毎日お風呂に入るときに見えていたハズなのに、まるまる3年間、ご自分がガンだったこと、忘れてしまっていたんですか~?
もちろん意識のどこかにはあったと思います。でも、深刻な状況ではなかった。仕事が充実していてガンのことであれこれ悩んだり「進行したらどうしよう?」って思うことがなかった。おそらくそんな感じだったんだと思います。
・・・それにしても、もしこれが西洋医学的な3大アプローチ(抗ガン剤、放射線、手術)を受けていたら、こうあっさり忘れさせてはくれないと思います。常に再発の恐怖がつきまとってきますし、そもそも西洋医学で、3年生存率、5年生存率と言っている以上、抗ガン剤や手術では完治しないことを前提に、話が組み立てられているような気もします。
稲田さんに話を戻すと、昨年夏に腰を骨折して、身体を固定するコルセットを弛めようとしたら、なんと乳ガンのあたりから「かさぶた」がポロリと剥がれ落ち、ひさしぶりにしげしげ自分の乳ガンを見たら、そこがなんだか様相が変わっていた・・・・。
これぞ自己治癒力のなせる業という気がします。
ガンのことなんて、すっかり忘れていても、身体のほうはしっかり治癒に向かってばく進してくれていたんですね~。
それは物理的な身体へのアプローチだけではなく、「気」の働きが大きかったのではないかと思います。
つまり、
稲田さんが千島学説に対する揺るぎない信頼があったこと。
気と動と血の調和の軸が稲田さんの中心にあったこと。
世界中のドクターが言っているように「ガン細胞とは、1つの暴走した細胞が倍々ゲームのように増殖しつづけるものではない」ことを知っていたこと。
その意識が根底にあったからこそ、稲田さんの中で自己矛盾を引き起こすことなく、「ガンのことなんてすっかり忘れていても」、内なるドクターはしっかり働くことができていたのではないでしょうか?
それにしても・・・・。
忘れて治る5年間。こういう5年間もありなんですね~。