ゲルソンウイーク2009.2.25
2009年 02月 26日
今日は「ひまし油洗腸」という大イベントが行われる日。
朝5時起床・・・・と書きたいところですが、夕べ9時半にベッドに入ったら11時に2Fの物音で目がさめ、それからウダウダ一晩中眠れず。日本では全く睡眠に問題は無いのに、時差ボケとなんとなく胃が重かったりしているので、一度目が覚めたら2度寝が出来ず・・・。ここの施設は、他の部屋の物音が大音響となって響くのが玉に瑕。なんだか意識朦朧としたままの起床でした。
「ひまし油洗腸」の手はずはこんな感じです。
朝6時
・ショットグラス(オチョコのように小さなグラス)にレモンを搾り入れ、その上に大さじ2杯(私は身体が小さいということでお試しで小さじ1杯)のひまし油を入れ、その「レモン汁+ひまし油」グッと一気飲み。
・直後に、早めに作っておいて少し冷めたコーヒー(ほんの少しの黒砂糖入り)をカップ1杯飲む。
(※私はコーヒーが飲めないので、代わりに濃く出したペパーミントティにレモンを搾り入れたものを1杯)
3名の参加者が早朝のダイニングテーブルに集まり、コーヒーやお茶が冷めるまでお喋り。そして、ひまし油の入ったショットグラスで乾杯! なんだかいい感じ。
その後は。。。。
・7時(ひまし油を飲んだ1時間後): 通常のコーヒー洗腸を行う
・8時: 柑橘ジュースを1杯。フルーツとオートミールの朝食
・9時: グリーンジュース
・9時半: ニンジンとリンゴのジュース
・10時: ニンジンとリンゴのジュース
・11時(ひまし油を飲んだ5時間後): ひまし油洗腸を実施
・11時半: グリーンジュース
【ひまし油洗腸の方法】
1)洗腸用バケツ(つり下げタイプの洗腸用バッグではなくバケツタイプが望ましい)に大さじ4杯のひまし油(身体の小さい私は大さじ3杯)を入れる。
2)雄牛の胆汁粉末(OX-Bile Powder)を小さじ1/4加える
3)ひまし油のリキッドソープをほんの少し、もしくは、固形石けんを手に取り泡立てたものを加える
4)スプーンでひまし油が乳化し、濁ってくるまでかき混ぜる
5)洗腸用のコーヒーを加える
6)コーヒーと乳化したひまし油をよくかき混ぜる

ひまし油に少量の石けんと雄牛の胆汁粉末を入れ、よく混ぜたところ。これにコーヒーを加える
ひまし油は乳化させたといっても、放っておくとすぐにコーヒーの上部に浮かんでくるので、洗腸をしながらバケツのコーヒーをかき混ぜる必要があります。あまりジャブジャブかき混ぜてチューブに空気が入らないように注意しながら、身体は右側を下にして、両腕はちょっと上にあげて、バケツの中をひたすらかき混ぜ・・・・(ちょっと忙しい)。 バケツの中のひまし油がチューブを取って腸内に入るよう注意しながらかき混ぜつつ洗腸溶液が腸内に入ったら、時間を置かず、すぐに排泄。
ひまし油による洗腸は、コーヒー洗腸よりも毒素を吸着して排出する力が強いと言われ、コーヒー洗腸では間に合わないほどパワフルな解毒が起こっている時期ーゲルソン療法開始直後には特に、ひまし油洗腸が勧められているそう。
たしかに、ひまし油洗腸をする前にはどよ~んとしていた身体が(ひまし油も飲んでいたし)、洗腸後は、すっきりした感じがある。ただやはり口から飲んだひまし油は強力な下剤。さらに腸からもひまし油を入れるわけで、私の場合、その強力な解毒力で、今日はひたすら眠く、ひたすら怠い。睡眠不足も加味して、その後はずっとヘロヘロ感が続いておりました。
※1日13杯の有機野菜ジュースを飲むという、細胞の破壊ー解毒ー再生を促す食事をしていると、細胞に含まれていた毒物が血液中に一気に流れ込んでくるので、その毒物をとにかく体外に排出させるために、コーヒー洗腸とひまし油による洗腸はゲルソン療法の必須アイテムになってきます。ただひまし油洗腸は、あまりに解毒力が強いので、普通の食事をしている人は行う必要はなく、ケイシー流の洗腸やディーセントワークが販売しているようなコーヒー洗腸だけで十分じゃないかと思います。
→この方法を実施したい方は、必ずシャーロッテ、もしくはマックス・ゲルソンが書いたゲルソン療法の書籍を事前に読み、必ず、必要な器具を入手し、自己流でやらないように。
※過去、化学療法を行ったことのあるガン患者は、ひまし油による洗腸を行うことができません。
昼食後、1時半のジュースのあとは3時まで1時間半の空白時間があったので、ここでようやく昼寝を決行! 1時間ほどたっぷり眠りました。
洗腸のあとは、またジュース→ジュース→夕食→ジュースと、胃袋満載の時間。今日は参加者同士のお喋りが炸裂し、夕食後もずっとお喋りタイムに。カナダから参加している女性は、なんと、映画監督さんでした。
ここでは化学物質を取り入れないために化粧は禁止。私もずっとスッピン。自宅から有機ピーナツオイルを小瓶に入れてきたので、それを化粧水ー乳液の代わりに使っています。
そんななか、トイレには、ナチュラルフルーツミストが置いてありました。これはケミカルな芳香剤ではないので、安心してガン患者も使えるってことですね。