「こころの絵本」プロジェクト
2009年 01月 23日
その、かわぐちさんがイラストを描いた「2ひきのへび」の絵本が出来上がりました。
この絵本は、書店では売ってなくて、2冊をセットで注文すると、1冊だけが手元に届き、1冊はカンボジアの子どものもとに届くようになっています。
絵本の文章もカンボジアの子ども達が読めるように、日本語、英語、クメール語で書かれています。
私も子どものころ、毎晩、母に本を読んでもらったくち。
「おさるのジョージシリーズ」や「花のすきなうし」「きかんしゃやえもん」は大のお気に入り。
でも寝る前に、母に読んでもらうのはだんぜん「フランダースの犬!」
パトラッシュやネロが死ぬシーンは、その5ページくらい前から、母の声が聞こえないように布団を頭からかぶるのに、もう頭では全部のストーリーを覚えているので、毎晩、ネロかわいそう、パトラッシュがかわいそう~と、1人でシクシク泣きながら寝ついてました。
そして、毎晩、その本を読んでもらっては泣くくせに、翌日も翌々日も「フランダースの犬」をリクエストしつづける私に母は相当呆れてましたが、子どもというのは、そんなものです。
我が家は超田舎の家でしたが、本であふれかえっていた家だったので、本好きの人間にしてもらって、両親には感謝です。
ということで、カンボジアの子どもたちも、この絵本を通して、本好きになったり世界を知ったりしてくれたらいいなと思います。
カンボジアの子ども達に絵本を送りたいな、と思われる方は、こちらのサイトからお申込み下さい。