2009年1月1日(元旦)の木曜日:プログラム4日目
2009年 01月 02日
大晦日の夜「そうだ洗腸をしよう!」と急に思い立って洗腸をし、「そうだ新年をまたいで瞑想をしよう!」とまたまた思い立って、その前にと、お風呂に入り、11時50分から年が変わるまで瞑想・・・・。といっても、半分は妄想だったかも・・・。
相変わらず日本時間で生活しているので、夜中「神の探求」を読んだり、仕事のことを考えたりして朝が来るのを待つ・・・。
朝、6時にウイートグラスジュースを作って、今日は朝一の洗腸!しかも新年最初の洗腸。ようやく、ここの施設に来た甲斐があるような1晩でした。
その後、初日の出を見に庭を歩いてみたけど、林が深くて、太陽は見えてこない。結局、初日の出は見られなかったけど、初朝焼けは堪能しました。
こちらには、初夢っていうコンセプトがあるのかどうか分からないけど、今日の昼寝のとき見た夢は、どれも不思議な夢だった。
たくさん見た気がするけど、最初のは三国志みたいな夢。舞台になった建物も巨大。登場人物も半端じゃなく多く、私は中国との交渉ごとの前線に立っている人のようだった。中国風に飾られた、パステルカラーのキレイなピンクや紫、白の食べ物が差し出されたような・・・・。
2番目に見た夢は、ネバーエンディングストーリーや指輪物語みたいに、不思議な生き物が登場。覚えているのはレモンイエローの毛をした猫(メインクーンのように大きい)の後頭部。猫の後頭部から人間の手が2つ出てきて動くんだわ。じきにそれが猫の毛になった。それから風になびく麦畑にライオンの姿が浮き出て、それが喋るとか、とにかくなんだかとっても不思議な夢だった。
すぐにメモしておいたらもっと覚えていたかもしれないけど、ほとんどは忘却の彼方。。。。
アメリカ人はあまり新年を祝わないし、私たちが決まりのように新年には誰彼にいう「A Happy New Year!」っていうのは、あまり習慣としてないみたい。私がA happy new yearって言うと初めて「あそうだね。A Happy New Year, too」と返してくれた。
遠く日本を離れてみると、やはり日本の年末からお正月にかけての風物詩は、いいなぁと思う(今はかなり消え去ってしまったけど)。
神様嫌いの父を家長に持つ我が家でも、12月になったら母がセッセと掃除をはじめ、お餅をついて大きな鏡餅を飾り、玄関と床の間にはお正月らしい花が飾られ、玄関の上にはしめ縄を。台所では「おせち」とお雑煮の準備が始まり、お正月しか使わない特別な漆器やお屠蘇の道具を出して、私たちは新年を迎えた。お正月は両親は着物を着たし、私たちも子供のころは着物を着せられて、日常とは違う雰囲気の朝が始まり、それはそれはとっても日本だった。
なんでお正月はおせちを作るの?って誰かに聞いたら、いつもは忙しいお母さんが台所に立たなくてもいいようにするためよって答えられた気がするけど、聖書を読んだとき、ユダヤの「過ぎ越しの祭り」とそっくりなことに気がついた。玄関には目印に「しめ縄」を飾り、調理をせず(おせち)、パン種(酵母やイースト)でふくらましたパンを食べない(お餅)。
そういえば、門松は何だろう?って思って日本の赤塚さんにメールしたら「何かな?」って返事がきた。門松は純粋に神道系の風習かな?松と竹の香りで玄関を清浄にして神様を迎える・・・・。そしたら、日本のお正月は厄を避ける「過ぎ越し」と神様の「お迎え」が混在しているのかしら?詳しくご存じの方は教えて下さい。
ついでに赤塚さんからは美味しそうなおせちの写真が送られてきた。
ジュースしか飲めない私に酷な画像・・・・。辛いくせに、つい、何度も見てしまった。でも、画像には匂いが無いのが救い。これで匂いがあったらかなりつらい。ホント。
さて、今夜の食事は、ようやくジュースを抜けてドロドロ食。
これまではずっとジュース断食明けは「アップルソース(リンゴをジューサーでドロドロにしたもの)」だった。実は私はこのアップルソースが苦手だったんだけど、今晩でてきたのは、トマト味のドロドロ食。キッチンのボブさんに「アップルソースは止めたの?」って聞いたら糖分を取りすぎるってことでレシピが変わったらしい。ついでに毎朝でていたメロンやスイカ(もしくはメロンジュースやスイカのジュース)も糖分を控えようということで野菜のジュースになったそう。毎朝のメロン(もしくはスイカ)は楽しみだったんだけど・・・。
ドロドロ食の中身は、トマト、アボガド、パプリカ、シアントロ(これは聞き違いかもしれない)
参加者の中に、どうしてもここで出されるジュースや料理が食べられない女性が一人。
私が「美味しい~!」と叫んでお代わりをし、同じテーブルの人も「美味しい美味しい」と食べていた「トマト味のドロドロ食」を一口食べて「もう、うんざりする!」と手ではじいてしまってました。
この味でさえ駄目ってことは、普段、いったいこの人は何を食べているのかしら? 相当、野菜が苦手な人のよう。結局この人は、毎食、リンゴや梨を切ってもらってましたが、野菜が苦手だとここの料理は毎回、修業ですね~。
そういえば、今日、ここのスタッフの人が、ここオースティンにも、私以外の日本人が来るようになったって言ってました。私が初めて来たときには、過去、アメリカに住んでいる日本人が1人来たことがあるという程度。
ここに滞在するには、やはり言葉がネックなんだけど、私のヘンテコ英語でも、どうにかなっているので、チャレンジャーの日本人が増えることを願ってます。もちろん英語の堪能な人は山のように日本にもいるので、そういった人は私より遙かにここでの滞在が堪能できるハズ。
1週間、可能であれば2週間、の長期休暇が取れる人は、ぜひ一度、体験してみてください。
Optimum Health Instituteで検索して、Austinを選びます(サンディアゴにも同じ施設があるんだけど、そこは規模が大きすぎて勧められない)。

昨日テレビで門松の事とか初詣はお寺と神社どっち?とか放送してましたヨ。ちなみに門松の竹の鋭利な部分とか松の尖がってる所に歳神様が宿ってるんだそうです。で、門松は「ここが ほしの宅 ですよ~」という目印なんだそうです。以上受け売りでした。