転生者オンム・セティと古代エジプトの謎
2008年 10月 29日
11月27日(木)の夜、著者の稲田芳弘さんの講演会を東京で行いますが、講演会に参加される方、されない方も、ぜひご一読下さい。
オススメしないわけにはいかない本が1冊出てきました。
今年の1月、私が読んでいる途中から大興奮し、廻りの人に勧めまくったエジプト学者、オンム・セティについて書かれた「転生」。
「転生」は、アメリカのライターがオンム・セティと生前親しくしていた人から聞き取った話を物語りとして構成しなおしたものでした。グイグイと惹きつけられる内容に、私も夢中になって読みましたが、今度は真打ち登場。
オンム・セティが亡くなるまで親しくつきあい、彼女のエジプトでの過去生のこと、現代に甦った恋人セティ1世との逢瀬、彼女の記憶に残る古代エジプトの儀式や生活などなど、様々な話を生前のオンム・セティから直接聞き、彼女が書いていた日記を預かった人物、ハニー・エル・ゼイニ本人が書いた本が翻訳されたのです。
これは読むしかありませぬ。
タイトルは「転生者オンム・セティと古代エジプトの謎」
生前のオンム・セティの写真や、エジプトの遺跡に残るレリーフの写真などがたくさん掲載され、古代エジプト好きにはたまらない1冊になっています。
しかも、ちょっとだけですが、エドガー・ケイシーリーディングも紹介されている!しかも、オンム・セティ自ら、恋人セティ1世に、ケイシーリーディングについて尋ねているではありませんか・・・! この状況を想像しただけで、ワクワクしてしまう!
ワクワクついでに余談が1つ。
今年の1月、エジプト旅行から戻ったあと、私はエジプト好きの友人に、古代エジプトについて書かれたオススメ本を聞きました。
友人が勧めてくれたのが、オンム・セティについて書かれた「転生」
・・・・だったと思っていたら、
後から判明したことに、「転生」は、そのエジプト好きの友人も読んでなかった本で、私は過って違う本、「転生」を注文していたんです。
実際に友人が勧めてくれていた本は、タイトルも内容も全く違う。その間違って注文した本が私の魂を奮わせ「今年のベスト1」になったんですから、なんとも、不思議です。
本との出逢い、人との出逢いは面白いものです・・・・。
こういう嬉しい「間違い」だったら、何度でも熱烈歓迎です!
