昨日、今日の2日間、プラブヨガを開催していました。
時節柄、キャンセルが相次ぎ、定員を大きく割っての開催となりましたが、参加者の皆さん、ほんの90分の間に、表情がぱぁっと明るくなられ、「楽しかった~」「またすぐに開催して下さいね~」と口々に言ってお帰り下さるので、主催者としては、張りあいのある2日間となりました。
インストラクターのお二人も「テンプル経由で参加される方は身体や健康への意識が高いので、やってて楽しい」と、どんどん難しい動きに行かれ…(笑)。 そして参加者さんも、それをやってしまうという驚きの2日間!( 参加者さんがスイスイ動かれてるのに、主催の私は、脳も身体もフリーズして動けなかったこと数度(涙))
さて、
プラブヨガは、ナディ(プラーナの通り道)をクレンジングして、その流れをよくするヨガだと
先日書きましたが、肉体的にも、びっくりするぐらいの変化があるそう。
インストラクターのSHOTAさん自身の体験談もすごい。
SHOTAさんは元自衛隊員。20年くらい柔道をやっている中で怪我も多く、骨折は数度。じん帯が伸びて両足ともギブスの経験ありで、両腕、関節とも、何かの故障があって、以前は、毎朝、起きると身体のどこかが痛い。雨の日は特に痛い。あまりの痛さに目が覚めて起き上がるまで3時間くらいかかった日があったくらいで「痛みがあるのが日常」という満身創痍の身体だったそう。
ところが、3年前にプラブヨガに出会い、毎日やっているうちに、ある日、気がついたら、身体が痛くない。あれほど痛めた身体がいつのまにか、どこも痛くない身体になり、今では、私たちからすると「そんなの無理!」というプラブヨガの動きも軽やかに実演下さってます~。
そのうえ、以前は視力は0.1あるかないか・・・という近眼だったのに、今は眼鏡なくても夜の高速が運転できるほど視力の向上があったんだとか。たった3年なのに、地道の道はすごいですー!
今日のクラスは、19歳の女の子から、ご高齢の方までご参加下さってました。
興味深いことに、他の人はできるのに、19歳の彼女が全く出来ない体勢があったんです!それは「しゃがむ」という体勢。インストラクターのお二人によると、和式トイレがだんだんなくなり、「しゃがむ」という姿勢を子供たちがとらなくなったり、する機会が減ったことで、25歳くらいまでの人は全員うまくしゃがめないんだそう。特にプラブヨガの場合は、しゃがみながら動くので、それはもう全く無理!という感じでした。
反対に、80代の人や、普段畑仕事をしている方は、そんな動きは「お茶の子さいさい」(笑)。私たちが10回でもヒーヒー言っているのを、50回でも軽々やってしまうらしく、かつての日本人の身体能力の高さはよく話題になりますが、日ごろ、どう身体を使っているかで、身体の能力はどんどん開発され、そして鍛えられていくんでしょうねぇ。
しゃがむとか、四股を踏むとか、あまり美しくない地味な体勢ですが、思い出したらやってみるといいかも。まだ自宅は和式トイレという方はある意味ラッキーです!
ちなみに、プラブヨガでの体勢や動き。筋肉や柔軟性があるかないか・・・ではなく、どれほど、ナディ(プラーナの通り道)がクレンジングされ、脳と身体が一体になっているか、脳から身体への神経伝達がうまくいっているかによるらしいです。
以前、オリンピックの強化選手になるくらいの男性陣にプラブヨガを指導した際には、筋肉隆々で日本でもトップクラスのアスリートの皆さんがフリーズして、身体が全く動けなかった、ということがあったんだとか。
運動不足の我々は、動けなくでも「そうだろうなぁ」とすぐに納得できますが(笑)、何年も厳しいトレーニングに耐えぬき、身体を鍛えぬいている自分が、なんでこんなシンプルな動きが出来ないんだ!と、きっと皆さん、ショックを受けられただろうなぁと、想像に難くないですー。
ちなみに今日、私には、まるで智慧の輪を身体でつくって、その知恵の輪をほぐしているような、身体が全く微動だにしない動き(でもやろうとする動き自体はシンプルなんです!)がありました。
次回のプラブヨガのときには、ピクリくらいは動きたい!
あと2か月。地道に呼吸とナディクレンジング、やってみますー。

ランチタイムのとき、インストラクターのお二人に、私がいかに毎日、長時間パソコンの前で固まって過ごしているかを話したら、この中で一番プラブヨガが必要なのはミツダさんですねーと言われてしまいました(笑)。
プラブヨガ、主催でもしないと動かない私のために、また東京に来てヨガを教えて下さるそうですー(笑)。
次回はたぶん春頃。
決まったら、またお知らせします。
今回、参加できなかった方も次回は是非。