毎日がエドガー・ケイシー日和 ケイシーグッズ専門店テンプルビューティフル店長が世界を飛び回りながら、今を健康的に生きるヒントをお伝えします。

毎日がエドガー・ケイシー日和

カテゴリ:おススメBOOKS( 108 )
『選んだ理由』石井ゆかり著
東京の自由が丘に「ミシマ社」という出版社があります。本を読む人が少なくなった上に、ブックオフやAmazonで中古本の売り買いが広まったあおりで、出版業界は深刻な不況に陥っていると云われ始めてもう何年・・・。そんななか、若いミシマ社の存在は個人的に嬉しく、ときどきWEBで新刊本などをチェックしたりしてます。

そのミシマ社の新刊が占星術家石井ゆかりさんの『選んだ理由。』

石井ゆかりさんの、時になぞなぞのような、時に哲学者のような星読みが好きで、筋トレも必ずチェックしますから、石井さんとミシマ社のタッグ本、私は即買いでありました。

本のテーマは「選択」。本の帯には『職業、結婚、進学・・・。人生の岐路であなたはなぜ「そっち」を選んだのですか?』とあります。ただ、インタビューに登場する方、たぶん、誰も知りません。だって、京都のカフェのオーナーさん、合気道の先生、現役高校生などなどいわゆる市井の方々。

WEB会社「はてな」の人事に勤めている平松さんという女性へのインタビューもあるんですが、フツー雑誌やウエブのインタビューだったら、はてなの創業者や現社長をインタビューします。なのに、なぜに人事の人?? 私は思わず心の中で「社長を出せ、社長を~!」とゴネてしまいましたが、その人選もユニークです。 

インタビューを受ける人は、みんなミシマ社の人が選び、石井さんは当日その場に行くまで誰にインタビューするのか分からない状況だったらしいです。その設定も並ではありません。そして相手の言葉は書かれていても、インタビューのテーブルで、石井さんがどういう質問をして、どう返したのか、それもほとんど分かりません。インタビューが元になっていますが、石井さんのエッセイ本と云ったほうが正確かもしれません。


さて、この本には、7人の方々へのインタビューが収録されていますが、冒頭、京都で喫茶店をされている畑さんのこの部分に、私はとても共感してしまいました。
「それはね、ただただ店を続けていく、ということなんです。これは大変なことなんです。この大変さを、皆さんどうしてはるんやろ、と思うんです」

「経済的にというだけじゃなくて、精神的に、大変なんです。喫茶店というのは、ひたすら同じことをくり返すんです。くり返し、くり返し、同じコーヒーを淹れて出す、それが延々続いていくんです。(以下略)」

「商売は『飽きない』から『商い』、みたいな言い方あるでしょう、あれ、しょうもないダジャレやけど、本当だなと思います。飽きるんですよ。『すごい店』ってあるんです。いつも開いてて、何年もずっとやってはる店がある。そこはどうやって続けてはるんやろと思います。二十年も三十年も。そういうお店の方は、何回かそれを乗り越えてはるんでしょうね。でも本当に、どうしたら乗り越えられるのか、わからないんです。どうしてるんでしょうね?」


テンプルはおかげさまで、今年で20年。その前、会社帰りに机1つでやっていた通販も含めるとちょうど23年、ケイシー製品の通販をやっています。そんな私も、テンプルとして独立してしばらくした頃、私もこの「毎日同じことのくり返し」に呆然とした記憶があります。

最初はケイシーセンターの事務スタッフとしての仕事も兼用していたので毎日がバタバタと忙しく、テンプル自体はまだ軌道に乗る前で受注も少なかったので「お金に余裕がない」以外は、1年はあっという間。当時はアメリカのAREあて英語レター1枚書くのにも時間がかかってたので、朝起きてから夜中までやることが満載でした。

ところが、ケイシーセンターの仕事から卒業させてもらい、テンプルだけの仕事が始まってみると、本当に毎日が同じことのくり返し。

自宅で通販の仕事をしていたので、通勤はないものの、毎日、請求納品書を書いて、梱包して発送する。そのくり返し。しかも相変わらず毎月の支払いは余裕がなく四苦八苦。もしかして、私は人生この先ずっっっっと、この繰り返しと、毎月の支払の心配をし続けるのかと暗澹たる気持ちになったことも数知れず。

当時、1人でテンプルをやっているにも関わらず、海外から講師を招いて大きな講演会を開催したりして、チャレンジなこともしてましたが、いま思えば、時々仕事に高い山を作ることで『同じことのくり返し』から無意識に抜け出そうとしていたのかもしれません・・・。


この本で、私がワクワクして読んだのは、大阪大学医学部で研究をされる傍ら、僻地を旅している仲野徹先生のお話と、学校の先生から写真家となった吉田さんのエピソード(奥様に拍手喝采!)。最初興味ないなーと思った人事の平松さんのお話でさえ、石井さんがうまくすくいあげられ、ステキなインタビューになっています。

いろんな人のいろんな人生模様。それに石井さんのエッセンスが加わって、普通ではないインタビュー本になっています。


(余談ですが、喫茶店というのは、エナジーカラーが青の人のための場所かもしれないなと、このブログを書きながら思いました。私は喫茶店も含め、行きつけのお店を作ったことがありません。同じ場所に通うのが苦手、ということもありますが、通いたいお店との出会いもなく・・・。考えたら、私は喫茶店で寛げないのでしたー)


by hiroshimapop | 2016-07-28 08:25 | おススメBOOKS | Comments(0)
それでもなお、人を愛しなさい
少し前に赤塚さんのブログに『逆説の10カ条』が紹介されていました。何かこの文章がずんと来る出来事でも最近あったのでしょうか?

そういえば、12年前、テンプルのメルマガでもこの10カ条をご紹介したことがありました。この10カ条を紹介した頃のこと、少し覚えています。母の闘病が始まった頃で、母の看護のために母を横浜に呼び寄せ、病院と仕事の往復でなんだかワサワサと落ち着かない日々を過ごしていた時期でした。


そして、この素晴らしい『逆説の10カ条』を書かれたのは、当時19歳の青年でした。日本にも住んでいたことがあったんですねー。


キース,ケント・M.
1949年、ニューヨーク生まれ。ハーバード大学在学中に、高校の生徒会のリーダーたちを激励すべく150回以上の講演を行なう。本書の「逆説の10カ条」は、その活動の一環として出版した小冊子ではじめて発表された。その後、オックスフォード大学で哲学と政治学、早稲田大学で日本語を学び、ハワイ州立大学で法学博士号を取得。1979年よりハワイ州の経済企画開発局の要職を歴任し、同局長として州政府の閣僚を務めた。その後も私立大学の学長、YMCAのリーダーなどを務める。

メルマガのバックナンバー73号のコピペです。

最近、お客さまから、下記の言葉が掲載されている本を教えてもらいました。
この文章は、30年以上も前に書かれ、人から人へ、静かに伝わってきたものです。

私は、マザーテレサの言葉として聞いたことがあったのですが、そうではなく、実は、アメリカの19歳の大学生が高校生に向けて書かれたものだと、今回、初めて知りました。(正式に出版されることとなった経緯については、著者が本の中で述べています)

19歳。

著者の年齢を知らないまま読んでいると、老熟した人物によって書かれたような印象を受けます。

すでにご存じの方も多いと思いますが、原文と一緒にご紹介します。

お時間のある方は、ぜひ本を読んでみてください。とても薄い本なので、本の苦手な人でも大丈夫です。1ヵ条、1ヵ条にまつわるエピソードが紹介されています。

それでもなお、人を愛しなさい。(ケント・M・キース著)↓
逆説の10ヶ条(大内博 訳)

1)人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
それでもなお、人を愛しなさい。
People are unreasonable, illogical and self-centered. Love them anyway.

2)何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。それでもなお、良いことをしなさい。
If you do good, people will accuse you of selfish motives. Do good anyway.

3)成功すれば、うその友達と本物の敵を得ることになる。
それでもなお、成功しなさい。
If you are successful, you will win false friends and true enemies.
Succeed anyway.

4)今日の善行は、明日になれば忘れられてしまうだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。
The good you do today will be forgotten tomorrow. Do good anyway.

5)正直で率直なあり方は、あなたを無防備にするだろう。
それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。
Honesty and frankness make you vulnerable. Be honest and frank anyway.

6)最大の考えを持った最も大きな男女は、最小な心をもった、最も小さな男女に
よって撃ち落とされるかもしれない。それでもなお、大きな考えを持ちなさい。
The biggest men and women with the biggest ideas can be shot down by the smallest men and women with the smallest minds. Think big anyway.

7)人は弱者をひいきにするが、勝者の後にしかついていかない。
それでもなお、弱者のために戦いなさい。
People favor underdogs but follow only top dogs. Fight for a few underdogs anyway.

8)何年もかけて築いたものが、一夜にして崩れ去るかもしれない。
それでもなお、築きあげなさい。
What you spend years building may be destroyed overnight. Build anyway.

9)人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。それでもなお、人を助けなさい。
People really need help but may attack you if you do help them. Help them anyway.

10)世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。
Give the world the best you have and you will get kicked in the teeth.
Give the world your best you have, anyway.

********************************

エドガー・ケイシーにも、逆説の10ケ条と同じような質問をした人がいます。
その質問と回答も下記でご紹介します。

Q「私は有能で立派な人たちの組織を作るために、文字通り昼も夜も働いてきました。苦境にある人を助け、努力して彼らのためによい仕事を作ってきました。それにも関わらず、私は他の人たちから非難されますし、私が助けたはずの当の本人からも後で非難される羽目になるのです。私がこのまま活動をする価値はあるのでしょうか?」

A「人がもし、自分自身の魂を得るのであれば、世界を失おうと、何を思い煩う必要があろうか。忍耐により、人は自分の魂に気づく。あなたが他人に振る舞うごとく、あなたも他人から振る舞われる。これは決して過つことのない不変の原理である。つまり、法則-愛である。

あなたが求めるとき、あなたが行うとき、たとえ全世界があなたを非難しようとも、たとえ他人があなたを見捨てようとも、あなたがかつて掲げ、そして今も掲げている理想を実現するため、それらの原理を放棄してはならない。

忍耐づよくあれ。

そうすれば、あなたの1つなる目的ゆえに、あなたを非難し、あるいは今も非難している人たちの人生のうちに、父なる栄光が現れるのをあなたは見るであろうし、また同胞に対する関係に、ワンネス(一なること)をもたらそうとすることで、あなた自身の努力があらゆる面において、決して報われないままで終わることがないことを知るであろう。忍耐づよくあれ」
802-2





by hiroshimapop | 2016-07-27 08:28 | おススメBOOKS | Comments(0)
ジョン・グレイ博士の本パートⅡ
先週、ジョン・グレイ博士の本を紹介しましたが、先月、そのジョン・グレイ博士の講演会に参加したという知り合いと晩ご飯をする機会がありました。

彼は最近離婚したばかりで、まだ傷心癒えず、という状態で「もし、1年前にジョン・グレイの本を読んでいたら、離婚は避けられていたかも・・・」「僕が彼女にやってきたことは、グレイ博士が『女性にしてはいけない』と云っていたことばかりだった・・・」と何度もつぶやいておりました。

その彼に、博士が話したことで印象的だったのは?と聞いたところ、こんな話があったそうです(*表現は多少違っているかもしれません)。
「男性は、30本のバラの花束を女性にあげたら、30ポイント稼いだし、しばらくは大丈夫だと思うだろうが、女性にとっては、バラ30本の花束も1ポイントにしかすぎない。30本のバラを1回彼女に渡して、あとは何もしないより、1本のバラを30日間彼女にプレゼントする方が良い。1本のバラでもそれは1ポイントとして加算される。30回プレゼントすれば、それは30ポイントになる・・・」

私は、アメリカの男性は女性に対しマメマメしさを発揮するのかと思ってましたが、釣った魚に餌をやらないのは洋の東西を問わないんですねー。


今更ですが、ジョン・グレイ博士の本、2冊読んだら面白かったので、さらに2冊購入。いまテンプルではスタッフ間でグレイ博士の本が廻っております・・・。


特に私が個人的にウケたのは下記の本の「なぜ男性は電話をしないのか」という章。このタイトルで1章出来てしまうってことは、大概の男性はそうだって、ことですよね。


・・・こんなぐあいに、女性は彼から電話がないと心が乱れてしまいます。でもたいていの男性は、電話をもらうのが女性にとって、なぜそれほど大切なのかわかっていません。

デートがかなりうまくいった場合でも、男が電話をしないことはよくあるのです。

これにはわけがあります。(中略)

女性は電話がかかってくることを本能的に期待します。本当に関心がある相手には、安心させてあげるのが女性のやり方だからです。
電話の向こうから真心や親しみを込めた口調で「昨日は楽しかった」と言われるのは、女性にとってうれしいものです。女性同士がともにひとときを過ごした後は、お互いに電話をかけあうものなのです。

女性にとっては、たえず連絡を取り合うことが愛情の証となります。女性の友人同士が数ヶ月、または数年間、音信不通で再会すると、まず互いにご無沙汰したことを謝ったりしますが、男性同士では、こういうことはしません。たとえば、男の兄弟が長らく連絡し合わなかった場合でも、実際に会った時には、ただ喜び合うだけで無沙汰を詫びるなど思いつきもしません。まるで昨日まで一緒だったかのように、昔の二人に戻ります。でも女性の場合は、再び互いを知り合わないと本当に親密な関係には戻れません。

(中略)

実際、彼は、すぐに電話をかけないほうが、二人の関係がうまくいくと信じているのです。女に飢えているように見られまいとして、彼の本能が「電話をかけるのは、しばらく我慢しろ」と命じているからです。あまり興奮したり、関心をあらわにすると、自分の株が下がると思い込んでいるのです。(中略)

男の本能には、どれほど相手を愛し必要としているか、おもてに出してはいけないと刻みつけられています。男性は、自信あふれる独立独歩の精神を誇りにしています。(中略)

デートの後、男性がやっと電話をするころには「いったい、いつになったら電話をくれる気なの?」と待ちわびていた彼女は、彼に対していらだちを募らせています。そして彼女の声の調子から彼のせいで不愉快になったと言いたげなのが彼にもはっきりと伝わります。以降、二人の関係は悪循環を繰り返し、下降線をたどるようになります。


あ~。これと同じ過ちを私は何度繰り返したことか・・・!電話をしないのは男性の特性だったとは!男性とはそういう生き物だと10代、20代の頃に知りたかったと思う私です・・・。なんせ、あの頃は今と違って、電話か手紙しか通信手段は無かったんですから・・・。何度電話の前で待ちぼうけを食らい、そして電話がかかってこないことでクヨクヨしたことか・・・



by hiroshimapop | 2016-06-07 17:01 | おススメBOOKS | Comments(0)
ジョン・グレイ博士の本をどれか1冊・・・
10日ほど前、男女のコミュニケーション法の本を何冊も書かれているジョン・グレイ博士が初来日し講演をされたということで、講演会に参加した何人かの知り合いが、フェイスブックやブログなどで、その講演会の模様を投稿してました。

ジョン・グレイ博士の本は、男性にとっては女性の取扱説明書、女性にとっては男性の取扱説明書のような感じです。


そういえば昔、私もジョン・グレイ博士の本、読んだなーとAmazonで検索し、2冊をパラパラと読み終わったところ。火星から来た男性と金星から来た女性がいい関係を維持しながら暮らすとなると、お互いの努力が必須なのねーとあらためて実感。

特に通勤と勤務時間の長い会社勤めをされているご夫婦は、なおさら、パートナーと向かい合う時間を作っていかないと、それほど遠くない未来に、冷たい風が家庭の中に吹き始めてしまうことになりそうです・・・。


私はこれまでコンテンポラリー風水コンサルで、数多くのお宅に行かせていただきました。
その中には、残念なことに、おそらくこのご夫婦は事務連絡と家族の話題くらいしか話をせず、お互い心の内を話したり、相手のことを分かろうとする努力はとっくに放棄しているんだろうなぁと感じるご自宅もあり、しかも、まだそのご夫婦が30代、40代と若かったりすると、これからの残りの人生、この夫婦の形でずっとやっていかれるんだろうか、他人事ながらなんだかさびしいなぁと感じることが何度かありました。

でも、そういう冷め切ったご夫婦でも、きっと内心ではもっといい関係でいたいと思われているでしょうから、お二人でジョン・グレイ博士の本を読まれたなら、何をどう気づいて努力していけばいいのか、少しはヒントになりそうな気がします。

男性はジョン・グレイ博士の本は苦手でしょうかねぇ。


私は「男は」「女は」とひとくくりにされるのはあまり好きではないですが、でもやはり脳の構造の違い、ホルモンの違い、身体の違いで、感じ方や思い方が根本的に男女で違ってくるというのは実際あるわけで、その違いを知っておけば、たとえ、パートナーとギクシャクが起こったとしても、それは男女の脳の反応の違いから来ていることが推測でき、問題が小さなときに修復可能になってくるのではないかなと思います。

私はもともと男性性が強いうえに仕事の優先順位が高いので、感じ方が男性的ではあるのですが、それでも、ジョン・グレイ博士の本を読むと、意外にも女性的な反応をいくつもしていることに気がつきました。

私でさえそうなんですから、いわんや、普通の女性をや!

特に本に書かれているジョン・グレイ博士と奥さんのボニーさんのエピソードは面白いですよ。「お疲れ様です!」と云いたくなってしまうほど、グレイ博士はボニーさんの気持ちを理解しようと涙ぐましい努力をされていますー!

女性は自分1人が選ばれ、特別に扱ってもらうのが大好きだ。初めての大々的な家族パーティを開いたとき、私はこれをいやというほど思い知らされた。

妻のボニーが家の準備をしている間、私は自分のオフィスに行っていた。(中略) 家に着くと、顔ぶれはみな揃っていた。私は居間に直行してレコーダーとライトとカメラをセットした。私があれこれ器具を動かしていると、子供たちが挨拶をしに駆けてきた。親戚たちもおいおい居間に集まってきて、抱擁を交わしたり世間話などをしながらも私はビデオの機械をきちんとセットしようと準備の手を休めなかった。

それが終わって、私は妻に「ただいま」を言おうと台所に行った。カメラのことを覚えていたばかりかセッティングまで全部やったのだから、当然のようにボニーが喜ぶ顔を期待していた。ところが妻はよそよそしくてツンとしている。彼女は私がまず「ただいま」を言ってから、カメラのもとへ行くことを期待していたらしい。

私はびっくりした。男の観点からすれば、彼女が私に会いたいなら、いつでも居間に来ることができたはずなのだから。

やっと二人で話ができた時、彼女は私に無視されているようで傷ついたと言った。彼女は私が家に帰ったとき、まっすぐ自分のところに来てぎゅっと抱きしめ、他の人に挨拶し、それからカメラのセットをしてほしかったのだ。(中略) 彼女の目には、私がカメラに集中していたことが、カメラの方が彼女より大事だとうつったのである。


こんなことでいちいち妻に機嫌を悪くされたら夫としては面倒くさいだろうなと同情を禁じえませんが、そう感じてしまうのが女性なんですよねー。


ということで、男性の皆様、女性の取扱説明書だと思って、女性は男性の取扱説明書だと思ってジョン・グレイ博士の本、何冊か読んでみて下さい。最初の1冊は『ベスト・パートナーになるために』がオススメです。あとは適宜、気になるものをどれか1冊。私も博士の本で男性と女性の違いを勉強します!





by hiroshimapop | 2016-06-01 08:06 | おススメBOOKS | Comments(0)
『人間を磨く』
昨日、一昨日の2日間、『神の探求』上巻に書かれている12つの魂のレッスンを解説するという、ある意味無謀な講座を開催してました。

『神の探求』は、もともとは、ケイシーのような超能力を発揮したいと願った人が、どうすればケイシーのようになれるかをリーディングに訊ねたことから始まった、一連のリーディングを元に書かれた魂磨きの本。

眠れるケイシーは「霊能開発を目指してしまうと、人は人生を誤ってしまう。そうではなく、霊性向上を目的として自己を磨きなさい。もしその過程で超能力がその人の人生に必要ならば、必要な能力は自然に与えられてくる」とアドバイスしたことから、超能力開発のための本ではなく、霊性向上の一冊となっています。

当時、10数名の人が、14年間にわたってとられた約130件のリーディングをもとに霊性向上と自己鍛錬の道を歩き始めたそうですが、『神の探求』の学びが深まっていくにつれ、ある人は「その人のことを心に思うだけで、瞬間的に癒すをおこす」ことができるようになり、またある人は、ケイシーによって「この人はキリスト意識に到達することができた」と云われた人もいたそうです。


というわけで、今日は『神の探求』をご紹介・・・といきたいところですが、今日は別の、もうちょっと読みやすい本をご紹介。

ちょうど昨日、一昨日の講座の往復の電車の中で読んでいた本が人間を磨くをテーマにしたこの本でした。『神の探求』はまだハードルが少し高いと感じる私のような人間には、この本は、ちょうどよい補助教材になりそうです。

新書で読みやすいのと、誰にでも身に覚えがあるテーマやエピソードが紹介されています。

ケイシーの『神の探求』もこの『人間を磨く』も、人間磨きのために、どこか人里離れて苦役を伴う修行をしたり瞑想三昧することを求められるわけではなく、家庭生活や仕事といったごく普通の日常を送りながら、どのように周りの人たちと接していけばいいのかを述べています。

『神の探求』には、その根底に神や信仰が確固としてあり、この『人間を磨く』にはそれがない、というところが大きく違いますが、人と接するとき、特に難しい人間関係が生じたときの心の持ち方、置き所は参考になるところ大です。

我々が、この人生において、人間を磨き、人間力を高めていくために、どのような場で、どのような修業をすればよいのか? 端的に述べよう。

日々の仕事や生活における「人間関係」。
それが最高の修行の場であろう。(中略)

人間関係における、不和や不信、反目や反発、対立や衝突、嫌悪や憎悪などの痛苦な経験は、その処し方を間違えなければ、人間を磨き、人間力を高める最高の機会になる。逆に、処し方を誤るなら、自分の人間性を寂しい次元に落としてしまうこともある。 (中略)


著者は
人間を磨き、人間力を高めるための道は、古典を読むことでもない、山に籠もって修行することでもない。日々の仕事と生活において、縁あって巡り会った人と正対し、格闘することである。(中略) ただし、格闘とは、もとより、喧嘩をすることではない。それは未熟な人間同士が不和や不信、反目や反発、対立や衝突を生死、心がぶつかり、心が離れながらも、互いに相手を許し、自分の非を認め、心を開き、相手に謝り、理解し合い、和解しながら、互いによき関係を築こうと、もがき、努力することである。

それゆえ、その「格闘」の本質は、「相手の心との戦い」ではない。
自分の心の中の「小さなエゴ」を見つめること。それが「格闘」ということの意味である。

と書いていますが、その格闘の方法として、下記の7つ紹介しています。
第一の「こころの技法」 ‐ 心の中で自分の非を認める
第二の「こころの技法」 ‐ 自分から声をかけ、目を合わせる
第三の「こころの技法」 ‐ 心の中の「小さなエゴ」を見つめる
第四の「こころの技法」 ‐ その相手を好きになろうと思う
第五の「こころの技法」 ‐ 言葉の怖さを知り、言葉の力を活かす
第六の「こころの技法」 ‐ 別れても心の関係を絶たない
第七の「こころの技法」 ‐ その出会いの意味を深く考える


人の悩みのそのほとんど全ては人間関係に起因すると云われています。職場や家族で、まさにいま、身近な誰かと格闘中の方には特にオススメ。

こちらも実践あるのみ。
『神の探求』とともにぜひ人生に活かしてみてください。




by hiroshimapop | 2016-05-30 14:16 | おススメBOOKS | Comments(0)
Dr.マイケルの『ソマティック・エナジェティクス』
7月の来日からテンプルで主催、招聘を担当することになったDr.マイケル、待望の書籍。

日本語のサブタイトルは『身体のエネルギーブロックを解き放ち、「変容の波」に乗る』。
ソマティックを一言で顕したいいサブタイトルがつきました。

トータル424頁。フルカラーで内容も重量もずっしり!価格もその分3000円+税とずっしり重くなってますが、読みごたえ十分です。

翻訳はDr.マイケルの初来日からずっと通訳を担当している百合香さん。そして、Dr.マイケルと日本とのご縁を繋ぎ、ソマティックのイベントをずっと担当されてきた、きむらゆきさん(TYA-TYA)さんが監修されています。Dr.マイケルと日本で誰よりもソマティックを知り尽くしているお二人とのハーモニーで出来上がった1冊です。


さて、ソマティックのセッションとは、いったいどんなセッションなのか・・・?
肩こりや腰痛に効果的なセッションなのでしょうか・・・?

どうやら、Dr.マイケルのアプローチは、クライアントが述べる主訴や自覚症状ではなく、その痛みの背後に存在している感情的な問題や自分を縛っている過去のとらわれといったエネルギーの滞りにあるようです。

もちろん、腰痛や肩こりが無くなることは生活の質を向上させるために必要なことですが、Dr.マイケルのアプローチは、いわゆる整体や整骨とはちょっと違うようです。


例えば、ソマティックでは、人は誰もがある特定のトーン(ステージ)のエネルギー状態にある、その固有のエネルギー領域を帯びていると捉えています。私は、Dr.マイケルに初めてセッションを受けた2013年からずっと、思考とコントロールが優位のトーン4の領域を手放せずにいるのですが(涙)、人によっては、初回のセッションから感情解放が起こり、次の領域に進む準備が出来てくる人もいます。

その違いは何なのでしょうか・・・?

Dr.マイケルは著書の中でこう説明しています。
セッションの実際の効果は人によってさまざまで、その人がどういった感情やパターンにしがみついているか、どれくらいの期間壁を築いてきたか、どれだけ本当の意味で手放し、進んでいく準備ができているかによります。マインドでは自由や静けさが欲しいと言っていながら、人は実際に選択する場面になると異常に怖くなったりするものです。(中略)


そうなんですねー。私は、いまだ、自分の周りに張り巡らせた分厚い防御壁が切り崩せないでいるんですね-。馴染みのあるトーン4の領域を手放し、新しい段階に旅立つ準備がいつになったら出来てくるのやら。

防御という服を脱ぎ捨てて雨の中に裸で立つと、ようやく感情が自由に動いて解放されていきます。その準備はできていますか? 新たな選択を行い、新しい道を選ぶ気はありますか? あなたのハートに向かうこの道には、分岐点があります。通常進むことのできる道には二方向あり、どちらの道を選んでも重要な、スピリチュアルな経験になるでしょう。それはセッションの中で自動的に、最も適切なタイミングで起こってくるでしょう。始めの一歩は感情の再整理です。

2方向のうちの1つは高次の意識、瞑想的な至福状態の中へと上昇していくこと、もう1つは、浄化し統合する必要のある古傷や負傷という暗い洞窟の中へと降りていくことです。どちらも有効で、重要な道です。

(中略)

ソマティック・エナジェティクスのセッションは、見慣れたところにいる安住感を断ち切れるよう、そのしがみつきを緩めてくれます。(中略) ブレイクスルーがもたらす新たな柔軟性があれば、前進する勇気を見いだすことができるでしょう。(中略) ブレイクスルーは、間違ったアイデンティティからより本当のあなたに近いアイデンティティへと変容するための扉を与えてくれるでしょう。


誰もが通る、痛みの過程を勇気を持って歩き始め、過去の古傷や蓄積された感情の解放が始まると、人は至福のトーン7に入ることができるとDr.マイケルは書いています。
内面のワークに取り組んで過去の重荷や詰まりを解放すると、コントロールの完全な解放や高波動の意識の活性化が起こり得ます。ヨガ行者は、この瞑想状態に達する(至福とつながってそれを体験する)ために、何年もヨガや瞑想を行うのです。

(中略)

ソマティック・エネジェティクスに最終ゴールがあるとすれば、あなたが解放のこの波動的な状態を手に入れること、そこに自然につなあることのお手伝いをすることです。

この高まった気づきは、中間の状態にすぎません。一般の世界でもあなたが機能し続けることが必要なのです。(中略)

気づきの高まりから来る輝きや調和は、毎日の生活の中に光とエネルギーをもたらしてくれる贈り物です。毎日は、身を委ね、受け取り、あなたの魂が望むことに思いを寄せるための機会です。(中略)

私はこの状態を「ザ・セブン(ソマティック・エナジェティクスにおけるトーンⅦのこと。至福にあふれたエネルギー領域)と呼んでいます。これは文字通り「セブンス・ヘブン(無上の幸福状態)」であり、すべてのプロセスやセッションの真の最高のゴールです。それはワンネスの状態、平穏かつ流れに乗った状態です。より多くの人がこの穏やかな周波数の中にブレークスルーしていけば、世の中はまったく違ったものになっていくでしょう。


前回のDr.マイケルの来日時、主催だったきむらゆきさんやDr.マイケルとの打ち合わせがあり、その日、最終日だったトレーニングコースが終わるのを近くのカフェでずっと待っていたんですが、なんと、その日のトレーニングコースでは、生徒同士に高まったエネルギーの共鳴共振が起こったようで、夕方受けるDr.マイケルのセッションでは、生徒全員が一度にトーン7に入ったそうです。

そのエネルギー場は凄かった!とゆきさんは云われていましたが、セッションを受けていた全員が至福のトーン7に入った同じ場に私も居合わせたかったです!

トレーニングコースでは、何度もソマティックのエネルギーを浴びるのと、生徒同士のエネルギーの相乗効果で、トレーニング中に受けるDr.マイケルのセッションは、かなり濃いものになるとのこと。

私も昨年、トレーニングコースのセッションに空きがあったので入れてもらったのですが、生徒さん同士が宇宙語で会話し始めるし、歩いたり泣いたり歌ったりと、かなり濃いセッションになってました。私はそんな中でも、相変わらずグーグー寝てしまっておりましたが。。。。


ソマティック・エナジェティクスのWEBサイトも出来上がりました。
7月のイベント情報はこちらからご確認下さい。

7月2日(土)出版記念アフタヌーンセミナー
7月3日(日)~5日(火)リトリートin八ヶ岳(2泊3日)
7月7日(木)~10日(日) グループセッション
7月11(月)   グループセッション(通訳なし)
7月12日(火)日本人プラクティショナーによるグループセッション
7月13日(水)SEトレーニングスチューデント対象フォローアップセミナー
7月14日(木)~17日SEトレーニングセミナー(4日間)



by hiroshimapop | 2016-05-22 04:14 | おススメBOOKS
『2週間で人生を取り戻す!勝間式汚部屋脱出プログラム』
勝間和代さんの断捨離本の写真が衝撃的です。

勝間さんが断捨離に励んでいらっしゃるのは、メルマガで読んで知っていました。断捨離の過程に起こった心理的変化や人生の変化も逐一メルマガに書かれていたので、へーと感心しながら読んでいましたが、ビフォーの状態がこれほどの有り様だったとは! 雑誌や本で知るまで想像もしていませんでした。

                勝間さんのご自宅(断捨離前)
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家の中が、こんな状態になったことについて、勝間さんはこう分析されています。忙しい、片づける時間がない、モノがありすぎる、といったこと以前に、最大の理由はこれだったそうです。
部屋が汚くなってきた理由はこの本の中でもいろいろ分析していますが、実は最大の理由は「もう、47歳だし、おばさんだし、性的魅力もないし、この先、人生の中で大恋愛をすることもないし、再婚することもないから、部屋が汚くても構わないだろう」と思っていたことです。

あるテレビ番組に出たときにも、私がなかなか家を片づけられないという話をしたら「それは、セックスしてないし、愛が満ち足りていないからよ。だから、ものに頼るし、ものが片づけられないの」という指摘をカウンセラーさんから受け、あまりの的確な指摘に苦笑しながら、さすがに「その通りです」と言えずに恐縮していたのです。


これが全員にあてはまるかどうか分かりませんし、キレイに片付いた家に住んでいる人が愛に満ちあふれているのか、私には分かりません・・・。

が、そういえば、かつて、マークの風水コンサルでコンサルに伺ったお宅で、やはり、家の中にモノで溢れかえってどうにも身動きができない、床にモノが散乱している、といった状態だった皆さん、お話しを伺うと、「恋愛は諦めている」「しばらく恋愛から遠ざかっている」とお話しされていました。恋愛に限らず、自分の人生、何かの諦めが生じたとき、人は家の中を片づけることを止めてしまうのかもしれません・・・。


で、勝間さんの気づきの中で面白いなーと思ったのは
*愛用している2割のものはボロボロ
*使わない8割のものは新品のままスペース占有

これ、クローゼットの中にある洋服やバッグ、靴を思い出すとそうですよね。
普段あまり着ない洋服がクローゼットにきちんとしまわれていて、日常よく着る洋服が外に出しっぱなしになっている。

私もよく着るものは、洗濯後乾いたら、物干しからタンスにしまう前に着てしまうので、結局、いつも同じ洋服を着ている気が・・・。代わりに、クローゼットの8割分は着ない服の保管場所・・・。

勝間さんがスゴイのは、首相に会ったときにもワンピースでOKだったんだからと、スーツを全て処分してしまったこと。
ワンピースは、スーツと違って家で洗濯できるものが多いし、ウエストを締めないので着ていて快適です。さらに、コーディネイト不要でスペースも取りません。
(中略)
ワンピースを導入したことで「部屋着」という概念をなくしました。外出にも使えて、なおかつ家の中で着られる服を買えば洋服代は2/3ぐらいになるはずです。
(中略)
仕事が終わって帰ってきたら、着替えるまでもなく、エプロンをつければすぐに掃除や炊事ができます。また中途半端な部屋着を着ていると、外に買い物に行くのもゴミを捨てに行くのもおっくうになり・・・(以下略)

私は部屋着というのが、よく分からないのですが、ジャージみたいなものでしょうか?GパンにTシャツといったものではなく、家の中で過ごす用のものが別にあるんですねー。まあ、ともかくも、確かにスーツを着ていると、家に帰ったら、いったん、何かに着替える必要がありますよね。となると、スーツを着ている人は、スーツ、部屋着、寝間着と1日3回着替えているんですねー。

ワンピースに関しては私は読みながら、思わずガッテン!してしまいました。

実は私、4月の南仏旅行用にワンピースを3着購入しました。最初、スーツケースを機内持ち込みサイズにしたくて、ポリエステルのワンピースだったら1枚で済むし、クルクルまとめて突っ込んでもシワにならず軽くていいわと、セールでまとめ買いしたんですが、これが意外にも便利なことを発見。

パンツ系だと、シャツ、パンツ、ジャケットのコーディネイトとソックスが必要です。あわせて、洗濯したあとのアイロンがけやクリーニングも必要になってきますが、ワンピースはコーディネイトを考えなくても良い。着たあとも化繊のワンピースは家で洗える→乾いたらそのまま着られる。しかも、しかも手抜きなのに、周りの人には女性性がアップしたように思ってもらえる!

ストッキングは苦手なので、ストッキングをはかず、ワンピース+素足のまま会社に来たりしてますが、ワンピースはホント便利ですねー。ちょうど昨日、着なくなった洋服をごっそり友人に送ったところ。クローゼットにスペースができたこともあり、あと2~3枚は買いたそうかなと目論んでおります。これから、私のクローゼットはワンピース率が高くなるかもーです。


最後に、断捨離の力について、勝間さんは『もっとジワジワと心の奥底に働きかけ、次第に人生自体を変えていくような力がある』と書かれています。
皆、どうやったら幸せになれるか、どうすれば充実した人生を送ることができるかということに悩みますが、
・毎日きれいな家に住んで
・お気に入りの洋服を着て
・おいしい手作りの料理を食べる
ことができたら誰でも問題なく幸せですよね? なんとそれは、断捨離をするだけで、すべて実現できるのです。

朝、目が醒めたら、清潔感あふれるキレイな空間で目覚め、クローゼットを開けたら、自分が好きで毎日着たい洋服しか並んでおらず、しかもコーディネイトを悩むこともなく手にとれ、すっきり片付いた玄関で、やはり悩むことなく愛用の靴に足を入れることができるわけですから、全くもって支度がストレスフリーです。

                  現在の勝間家
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断捨離をしたら
やせた!収入UP!恋人get! 幸せ度2割増し!
だそうです。

価格もリーズナブルで、気軽に読める本なので、部屋をどうにかしたい、と思われた方にはオススメです。

片付いたあと、どう部屋をコーディネイトしたらいいかは、マークからコンテンポラリー風水を学んでコンサルタントになった生徒さんたちがお手伝いしますよー。どんなコンサルタントさんがいるかは、フェイスブックの基本情報をご確認下さい。




by hiroshimapop | 2016-05-16 18:01 | おススメBOOKS | Comments(2)
『大丈夫』 雲ノ上はイツモ晴レ 三枝誠著
南仏旅行から帰ってきて、旅の後半をブログで書きたいと思いつつ、現実世界になかなか戻れず、すぐに始まった連休中もずっと『あわい』にいたような、そんな1週間でありました・・・。

果たして今月中に、旅報告は出来るのでしょうか・・・?

そんなGW中、注文していた三枝龍生先生の最新刊『大丈夫』が到着。読み始めました(本名、三枝誠で書かれています)。

過去、掲示板に龍生先生が書き込みをされたものから、テーマにあったものを選び1冊の本にしています。どの文章も短いうえ、馴染みのある龍生先生節ですから、すぐに読み終わると思ったら、これがなかなか手強い!

いつもだったら、200ページくらいの薄い本は、もっと活字の多くても、最寄り駅から渋谷に行く電車の中で読み終わってしまうのに、遅々として進まず・・・。数行読んでは止まり、数行読んでは考え・・・をして、ようやく最終章。

短い文章の中にギュッと詰まった叡智が含まれています。

龍生先生に、そんな感想をメールでお送りしたら、こんなお返事をいただきました。
そうなんです。あの本は、読む整体の本なのです。
間があること、その間が一定でなく、リズムがあること。話題が、飛んで、また、戻って、深い処に入ること。
そう、まるで、整体と同じ方法で、時間を止め、癒やしていきます。各人の深く抱えたモノを。


マクロビを学ばれた龍生先生なので、食に関することも書かれています。
食についての部分をちょっと抜き書き・・・

食の王道は、食を慎むことにあり
と食養家、桜沢如一は言っています。
食を慎むほど、食材と調理法が大きな比重を占めます。
面白いほとの効果を生みます。
まあ、通常の食卓には、そこまで必要ありませんが、人生のターニングポイントのときは、食の極意は慎むにあり、を覚えておいて下さい。(119頁)


自動販売機で、飲み物を買う人は、既に貧しいです。
(中略)
自動販売機で物を買う人は、整体的にはホームレスです。日本中、家はあっても、ホームレスの人ばかりですね。(132頁)


炎が生き物であることを最近知る。
炎を移すとき、上手にすると、命が移るのが見える。
(中略)
近代人は、炎を灯りと熱の2面でしか見てこなかった。そのため、炎は蛍光灯や電熱器やIH調理器に移されつつある。
どうりで、炎を使わない料理は、命がないわけだ!(136頁)


地の道、気の道、化の道が、初めて本になった1冊かな?


by hiroshimapop | 2016-05-08 08:00 | おススメBOOKS | Comments(0)
2016年第2回 本棚の本プレゼント企画 
ただいまテンプル社内の私の仕事部屋は、レンタルの水素風呂の機材の箱でいっぱい! 申込してレンタル契約書が届いたけど、まだ送ってないという方は、大至急ポストに入れて下さいね。お申込を受けた時点で、1台、1台の送り先が決まるので、この機材さんたち、お客さまからの契約書の到着を今か、今かと、私の仕事部屋でお待ちしております。

ともかくも、レンタル契約書が届くのをお待ちしておりますのよ-!

ということで、プレゼント企画で本棚から出していた本を置いておくスペースが無くなったので、第二弾です。
読みたい山が見つかった方は早めにお知らせ下さいねー。

今回は、6つの山にしてみました。お送りできるのは、各山、先着お一人様です。


写真ではタイトルが見えないもの、カバーの無いものもあります。タイトルを知らずに受け取った本(小冊子)もご縁だと思ってお楽しみ下さい。タイトルが読める本も、内容は、Amazonなどでチェックしてください。

★応募方法
読みたい山があった方は、どの本の山が希望なのかどれか1つに決めてお知らせ下さい(どれでもいい、とか、複数希望、もしくは1冊だけ、というのはご遠慮下さいねー)。

その際、お名前、メールアドレスを非公開コメントでお知らせ下さい。ご住所、電話番号などは、当選した旨のご連絡を差し上げたあとでお願いします。 (残念なことに、毎回、メールアドレス書き忘れの方がいらっしゃいます)

*1年以内にテンプルでお買い物をして下さった方優先の先着順です。本が購入できるのも、お客さまがお買い物をして下さっているおかげでもありますので・・・。過去1年間にテンプルで買い物をしたよという方は、必ずお書き添え下さいね。
過去1年以内にご注文がない方も、1週間以内に応募がなければチャンスがでてきますので、諦めずにお待ち下さい。
*過去1年以内に、本のプレゼントを受け取られた方はゴメンナサイ。他の方に当選のチャンスを譲るために応募をご遠慮下さい。
*送料はこちら負担の宅急便で送ります。
*1週間経って応募のない山は、次回にまわさせていただきます。

ブログのコメント欄を確認できない時間帯があります。当選された方にはお知らせいただいたメールあて、後日ご連絡させていただきます。

どうぞよろしくお願いします。


                ①笑いとプラシーボ (岡様にお送りします)
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                ②神社好き (高野瀬様にお送りします)
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                ③たまらない女とツレのうつ(阿住様にお送りします)
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                ④脱どんぶり勘定 (橋本様にお送りします)
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                ⑤木村さんと北川さん(田中様にお送りします)
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                ⑥あの世とこの世 (遊佐様にお送りします)
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by hiroshimapop | 2016-04-07 08:30 | おススメBOOKS | Comments(8)
アドラーの教え『幸せになる勇気』
本屋に行くと、目のつくあたりに平積みされている、鮮やかな表紙が印象的なアドラー本『幸せになる勇気』

『嫌われる勇気』があまりに衝撃だったので、こちらは読まなくてもいいかなーと思いつつ、NHKの「100分で名著」で取り上げられたアドラーがやはり素晴らしかったこともあり、またまた読んでしまいました、アドラーの最新刊。

本の紹介文には、こうあります。
人は幸せになるために生きているのに、なぜ「幸福な人間」は少ないのか?アドラー心理学の新しい古典『嫌われる勇気』の続編である本書のテーマは、ほんとうの「自立」とほんとうの「愛」。そして、どうすれば人は幸せになれるか。あなたの生き方を変える劇薬の哲学問答が、ふたたび幕を開ける!!


劇薬の哲学問答ですから、決して心地よい言葉が並んでいるわけではなく、読みながら反発を感じるところも多々ありました。でも、やはりアドラーの人との対し方、人への愛情は深い。

全ページを通じて、キラ星のごとく、珠玉の言葉がちりばめられています。このブログを書くにあたって、パラパラめくりながら、目についてものを書き出してみました。青年と哲人の対話が続く本ですが、下記では、主に哲人の言葉を揚げています。
*『幸せになる勇気』は『嫌われる勇気』の続編になるので、まだ『嫌われる勇気』を読んだことがない方は、まずはそちらから読んで下さい。


「わたし」の価値を、他者に決めてもらうこと。それは依存です。一方、「わたし」の価値を自らが決定すること。これを「自立」と』呼びます。

「人と違うこと」に価値を置くのではなく、「わたしであること」に価値を置くのです。

仕事の関係とは「信頼」の関係であり、交友の関係とは「信頼」の関係なのです。(中略) 交友とは「この人と交友しなければならない理由」が、ひとつもありません。利害もなければ、外的要因によって強制される関係でもない。あくまでも「この人が好きだ」という内発的な動機によって結ばれていく関係です。

すべての仕事は「共同体の誰かがやらねばならないこと」であり、われわれはそれを分担しているだけです。 (中略) 人間の価値は、「どんな仕事に従事するか」によって決まるのではない。その仕事に「どのような態度で取り組むか」によって決まるのだと。

自己中心的な人は「自分のことが好き」だから、自分ばかり見ているのではありません。実相はまったく逆で、ありのままの自分を受け入れることができず、絶え間なき不安にさらされているからこそ、自分にしか関心が向かないのです。


アドラーとの決別を決意して哲人を訪ねた青年。その青年と哲人との和解はあるのか、落としどころは何なんだろう?とドキドキしながら読み進めていくと、最後に出てきたのは「愛」についての対話。

それまで果敢に哲人に挑んできた青年も、最後の章でだんだんと旗色が悪くなってきます。私はひそかに、青年頑張れ!と声援を送りながら読んでましたが、やはり哲人は大きかった。愛についての哲人の主張です。
最初にアドラーは言います「われわれは、ひとりで成し遂げる課題、あるいは20人で成し遂げる仕事については、教育を受けている。しかし、ふたりで成し遂げる課題については教育を受けていない」と。 (中略) つまり、愛とは「ふたりで成し遂げる課題」である。しかし、われわれは、それを成し遂げるための「技術」を学んでいない。

利己的に「わたしの幸せ」を求めるのではなく、利他的に「あなたの幸せ」を願うのでもなく、不可分なる「わたしたちの幸せ」を築きあげること。それが愛なのです。 (中略) 「わたし」や「あなた」よりも上位のものとして「わたしたち」を掲げる。人生のすべての選択について、その順序を貫く。(中略) 「わたしたち」のふたりが幸せでなければ意味がない。「ふたりで成し遂げる課題」とは、そういうことです。

ほんとうの愛を知ったとき、「わたし」だった人生の主語は「わたしたち」に変わります。(中略) 幸福なる生を手に入れるために「わたし」は消えてなくなるべきなのです。

フロムは言います。「人は意識のうえでは愛されないことを恐れているが、ほんとうは、無意識のなかで、愛することを恐れているのである」と。「愛するとは、なんの保証もないのに行動を起こすことであり、こちらが愛せばきっと相手の心にも愛が生まれるだろうという希望に、全面的に自分をゆだねることである」と。 (中略) 相手がどう思っているかなど関係なしに、ただ愛するのです。愛に身を投げるのです。

愛することは、あなたの課題です。しかし、相手があなたの愛にどう応えるか。それは他者の課題であって、あなたにコントロールできるものではありません。あなたにできることは、課題を分離し、ただ自分から先に愛すること。それだけです。


愛する対象をいま持たない人、パートナーのいない人はどうするんだーと突っ込みを入れたくなりますが、考えてみれば、その愛の対象を、一人の異性に限定にせず、目の前にいる人、友人でも、家族でも、お客様でも、とにかく目の前にいる人と自分と捉えれば、常に「WE」の関係は出来上がります。 

ちょうど、この本を読んでいるとき、どなたかがサイトで「告白は、相手が自分を好きになってくれる確信があるからするのではなく、自分が相手を好きだという気持ちに確信があるからするのだ」と書いてあって、10代の頃に知りたかった名言だなーと思いましたが、「ただ愛する」から「わたしたち」という関係を築き、さらに「ふたりで成し遂げる課題」に移行できる愛を、果たしてどうやって見つけるのか・・・?

難攻不落だと思われた青年の心が陥落してしまった「愛」についての哲人の見解、この本の最終章でぜひ確かめて下さい。 そこかよーと、私は突っ込みを入れてしまいましたが…。



『嫌われる勇気』を読んでない方は、『幸せになる勇気』を読む前に、まずはこちらを

by hiroshimapop | 2016-03-12 08:38 | おススメBOOKS | Comments(3)