毎日がエドガー・ケイシー日和 ケイシーグッズ専門店テンプルビューティフル店長が世界を飛び回りながら、今を健康的に生きるヒントをお伝えします。

毎日がエドガー・ケイシー日和

カテゴリ:おススメBOOKS( 102 )
石牟礼道子著『苦海浄土』
9月のNHK『100分で名著』は、石牟礼道子さんの苦海浄土が取り上げられています。しかも解説はピュアシナジー輸入のため、シナジーカンパニーを立ち上げた若松英輔さん。テンプルのひまし油湿布もシナジーカンパニーを通じて輸入していただいています。
これは視るべし!でしょう。

テレビのある人は、テレビで。テレビがない方は是非ともオンデマンドで!


苦海浄土の本には個人的に深い思い出があります。

大学を卒業して働き出したものの、日本の社会は男性中心社会。男女同権の意識は今より遥かに低く、女性が大きな仕事を担ったり単独で動くという環境はなく、女性=男性の補助が当たり前。この男性より私のほうがよっぽど仕事は出来るのに・・・と思うような男性社員にメインの仕事が割り振られたり、ヒマで午前中は新聞を眺めてるような窓際部長連中に仕事を言いつけられたり・・・。あー、私はもっと仕事がしたいのにーと、楽しくもなく張り合いもない毎日に、何だか自分の時間を単にお金に換えている気がしてました。

とはいえ、特にやりたいことも見つからずで、お先真っ暗気分でしばらく会社勤めを続けてましたが、いい加減、そんな会社勤めにも嫌気がさして、20代半ば、私は8ヶ月ほど日本を飛び出し海外をフラフラ。

そんなある日、日本語の貸本屋を滞在先の街で見つけ、借りて読んだのが『苦海浄土』と林真理子さんの『南青山物語』。

私は今もそうですが、1度に本は数冊同時進行で読みます。だからこの時も、この2冊を同時に読み始めたわけですが。。。

『苦海浄土』は水俣病患者となった家族を追った物語。水俣に暮らす方々の清貧とも云える暮らしぶりと病の悲惨な状況が熊本の方言で語られています。毎日を生きるだけで精一杯の苦痛に満ちた現実を軽々しく美しいとは表現してはあまりに現実を知らなすぎると云われそうですが、『苦海浄土』で石牟礼道子さんの筆を通して語り綴られている水俣の皆さんの言葉は本当に神々しく美しい。

特に、日本から遠く離れた場所で、東京の、普段であれば多くの方の憧れの暮らしであろう南青山でのセレブの生活を書き連ねた、苦海浄土とは対極にあるようなエッセイと同時にこの本を読んだということもあり、自分は人としてどう生きたいのか、人の幸せや生きる意味とは何なのか、自分はどちらの生活をしたいのかを考えるキッカケになった1冊でした。


『苦海浄土』はどのページを読んでも、グッと心に迫ってきますが、杢太郎少年のお祖父さんの話は、読後、何年経っても私の心の中にこだましていました。

あねさん、わしゃふとか成功どころか、70になって、めかかりの通りの暮らしにやっとかっとたどりついて、一生のうち、なんも自慢するこたなかが、そりゃちっとぐらいのこまんか嘘はときの方便で使いとおしたことはあるが、人のもんをくすねたりだましたり、泥棒も人殺しも悪かことはいっちょもせんごと気をつけて、人にゃメイワクかけんごと、信心深う暮らしてきやしたて、なんでもうじき、お迎いのこたすことになってから、こがんした災難に、遭わんばならんとでございっしゅかい。

なむあみだぶつさえとなえれば、ほとけさまのきっと極楽浄土につれていって、この世の苦労はぜんぶち忘れさすちゅうが、あねさん、わしども夫婦は、なむあみだぶつ唱えはするがこの世に、この杢(*水俣病を発症した孫)をうっちょいて、自分どもだけ、極楽につれていたてもらうわけにゃ、ゆかんとでござす。わしゃ、つろうござす。

(中略)

あねさん、この杢のやつこそ仏さんでござす。
こやつは家族のもんに、いっぺんも逆らうちゅうこつがなか。口もひとくちもきけん、めしも自分で食やならん、便所もゆきゃならん。それでも目は見え、耳は人一倍ほげて、魂は底の知れんごて深うござす。一ぺんくらい、わしどもに逆ろうたり、いやちゅうたり、ひねくれたりしてよかそうなもんじゃが、ただただ、家のもんに心配かけんごと気い使うて、仏さんのごて笑うとりますがな。

(中略)

おるげにゃよその家よりゃうんと神さまも仏さまもおらすばって、杢よい、お前こそがいちばんの仏さまじゃわい。爺やんな、お前ば拝もうごだる。お前にゃ煩悩の深うしてならん。
あねさん、こいつば抱いてみてくだっせ。軽ろうござすばい。木で造った仏さんごたるばい。よだれ垂れ流した仏さまじゃばって。あっはっは、おかしかかい杢よい。爺やんな酔いくろうごたるねえ。ゆくか、あねさんに。ほおら、抱いてもらえ。

『苦海浄土』の2冊目の本にも美しい、娘を思う母の言葉が書き記されています。

きよ子は手も足もよじれてきて、手足が縄のようによじれて、わが身を縛っておりましたが、見るのも辛ろうして。
それがあなた、死にました年でしたが、桜の花の散ります頃に。私がちょっと留守をしとりましたら、縁側に転げ出て、縁から落ちて、地面に這うとりましたですよ。たまがって駆け寄りましたら、かなわん指で、桜の花びらを拾おうとしよりましたです。曲がった指で地面ににじりつけて、肘から血ぃ出して、「おかしゃん、はなば」ちゅうて、花びらを指すとですもんね。花もあなた、かわいそうに、地面ににじりつけられて。

何の恨みも言わじゃった嫁入り前の娘が、たった1枚の桜の花びらば拾うのが、望みでした。それであなたにお願いですが、文ばチッソの方々に、書いて下さいませんか。いや、世間の方々に。桜の時期に、花びらば1枚、きよ子のかわりに、拾うてやっては下さいませんでしょうか。花の供養に


残念ながら、苦海浄土に書かれたような企業由来の病は現在もこの日本で発生中です。何か起こったとき、企業や政府がどのような対応をするかも、この水俣病が発生した当時とあまり変わってないですねー(FUKUSHIMAもそうですし)。いずれにしても、『苦海浄土』は、ぜひ多くの方々に読んでいただきたい。特に高校生や大学生など柔らかい心を持った世代に読んでいただきたい・・・。

おすすめの1冊です。




by hiroshimapop | 2016-09-10 07:28 | おススメBOOKS | Comments(0)
『Eat & Run』
なんだか本の紹介ブログになりそうな勢いですが、6月、7月はマイケルさんの来日イベントや20周年記念講演会、パーティなどの準備でほとんど本が読めなかったこともあり、8月に入ってからのこの1週間、家にいる間はゴハンと寝ている時間以外は読書三昧。夜更かし&早起きしながら、300ページを超える本を数冊読了しました。

今日もそんな1冊ご紹介。

著者は42.195キロのマラソンが軽いジャブ程度の距離にさえ思えてくるような長距離(100キロ、200キロを走り続ける)ウルトラランナー。しかも、出場するのは、気温40度を超えるような灼熱の山の中を走るような過酷なレースがほとんど。足の指の骨が折れようと捻挫をしようと、そして嘔吐しようと幻覚をみようとゴールを目指して走り続けるのです。

そして、そんな彼のエネルギー源は肉ではなく、完全な菜食(途中、ローフーディストにもなっている)。乳製品も卵も食べないヴィーガンになったことで、彼はさらに良い集中とパフォーマンスを生み出せるようになったことを実感しています。

食事について書いてある部分を少し抜き出してみます。
最後に食生活にも手を加えた。自己改善に取り組む中でこれが一番簡単で嬉しかった。(中略)節約をして生活する方法はいくらでもある。僕は誰よりも分かっている。でも体が必要な燃料と薬、つまり食べ物は、節約するべきじゃない。今までにないエネルギーが沸き上がるこの健康な体を見れば、投資が大切なことは言うまでもなかった。

(中略)

質のいい食事を取れば取るほど、体の調子が良くなった。調子が良くなると、もっと食べることができた。ヴィーガンになったことで、脂肪が一層落ちた。この脂肪はクッキーやケーキ、ツインケーキやチーズピザからくるもので、一般の雑食菜食者やベジタリアンでさえ多くがこうしたものを食べている。僕は今まで以上に食べて、楽しんで、同時に人生で一番痩せることができた。ヴィーガンになってから、全粒穀物、豆類、フルーツと野菜をもっと食べるようになった。(中略) ヴィーガンでありながら、食べる量が増え、体重が落ち、筋肉量が増えた。

レースとレースのあいだや、トレーニングのあいだの回復時間も短くなった。50マイルのレースに出ても、もう筋肉痛にならなかった。毎日、起きる度にエネルギーがみなぎっていた。フルーツを食べるとより甘く、野菜は歯ごたえがあってさらに味わい深く感じた。朝起きて短いランに出かけ、それから8~10時間働き、それから夕方には10~20マイルまた走っていた。集中力も日に日に高くなっている気がした。


体に良いと思われる食事を食べ続けること、走り続けること。毎日トレーニングを続けること。どれも簡単なようで簡単ではありません。走っている最中、特に夜や悪天候の中であれば、走るのを止めたい、歩きたい、休みたいという思いは何度も湧いてくるでしょう。それでも走ることを止めず、次の1歩を出し続けられるランナーの精神力の強さ、そして自分の限界だと思っていた肉体的極限をさらに超えて走り続けられる強靱な心。

圧倒されっぱなしでした。

長年植物だけを食べている僕は、シンプルな食事と極力加工食品を避けることが、健康維持の最良の方法だと信じている。(中略) 病気や怪我を可能な限り自然な方法で治そうとしている。食べ物は僕にとって薬でもある。他の長距離ランナーがよく口にするイブプロフェンのような抗炎症薬も避ける。こういった薬は痛みをごまかしてしまうので、本当は走るべきでないときも走ってしまい、もっと深刻な怪我を引き起こす可能性があるからだ。それに大勢のランナーがイブプロフェンの飲み過ぎで腎臓をやられている話しも聞く。これは早く回復させようとするときにありがちな副作用で、いろいろな面で典型的な西洋医薬の問題と云えるだろう。


私は100メートルだって走り続けられるかどうか分からない人間ではありますが、この本はかなり面白く、そして刺激になりました。紹介されているヴィーガンのレシピも美味しそう。

普段、アスリートの本なんてほとんど読まない方にもお勧めです。


by hiroshimapop | 2016-08-06 11:27 | おススメBOOKS | Comments(0)
森に入りたい・・・
一泊二日で行った短い北海道旅行。
午後羽田を発ったので、小樽で三枝龍生先生にお会いしたのは、すでに夕方遅く。
ホテルまで車で迎えに来て下さり、そのまま小樽を通りすぎて向かったのは隣の余市市。龍生先生のお話を聴きながら、しばし車窓から積丹半島の景色を眺めていました。

途中、深い山の脇を通りすぎたので、「こんな森の中で1週間キャンプしたいなぁー」とつぶやいたら、龍生先生が「エネルギーが強すぎて1週間もいたら、発狂しますよ」と。

確かにそうかもしれないですねー。普段コンクリートと人工の光の中で過ごしている人間が野生の感覚を取り戻すには、しばしリハビリ期間が必要かもしれません。

でも、あの短い会話で私の中に眠っていた『森に行きたいモード』が目覚めた感じです。横浜に戻っても、どこかうっそうとした森の中、しかも、酸素と湿気で重くなった空気と緑の濃い香りが身体にまとわりつくような深い森の中に入りたくてしょうがない。

そういえば、森の中でのリトリートを始められた山田さんという方の対談、読んだなーと本棚から引っ張り出してきました。この方のお話も、私の森モードに拍車をかけてくれます。

前野:森にはだしで入るだけで、普段使っていない足の裏の触覚、視覚が開かれる。いろんな感覚が研ぎ澄まされるのを実感しました。
山田:これはたぶん自然なことなんです。だから特別な指導なんて受けなくても、誰でも森にいるだけで、そうなるんだと思います。森に入って感覚を開く。このときに「ゆっくり」も大事だなと思うんです。
前野:ゆっくりですか。
山田:ええ。例えばこの話を聴いて「なるほど」と思って、自分もやってみようと都会から森にやってきた大半の人は「早く」感覚を開こうとするんですよ。すぐに結果を出そうとしちゃう。でも。そうすると逆に感覚は開きにくくなるようです。何度かやってみて気づいたことです。
前野:なるほど
山田:だから、森に入るとどんどん先に歩きます。スタスタ進みながら、キョロキョロしている。これだとあまりうまくいかないんです。そこで、ゆっくり歩く、ゆっくり話す、ゆっくり食べる、ゆっくり呼吸することを取り入れました。すると、結果的にみなさん早く効果が出るようになったんです。

(中略)

前野:「感覚を開く」という話にちょっと戻らせてください。ぼくは森に来ると五感が開いて、脳が都会にいるときとは違う状態になるのを感じます。普段なら思いもよらないことを思いついたりするんです。
山田:ええ。森の中にいるときに浮かぶのは、たぶん脈略のあるアイディアではないですよね。たぶん、その源泉になるような、ひらめきや直感だと思います。そういうものが降りてくる力は明らかに高まります。自分では自覚してなかったことが、ピピッと届く。それは感覚が開いているからです。

私はまさになんでも「早く早く!」で、スタスタ歩き、食べるのも早いですから、森の中に入っても、「ゆっくり人間」になるまでには、少々時間がかかるかもしれません・・・(涙)。

最近読んだどなたかのコラムでも、その方は会社の社長さんだったと思いますが、重要な決断をしなければならないときには2泊3日で山の中に入り、しばし自然の中で過ごしたあとで決断すると書かれてました。そうすると良い決断ができると。しかも、2日では足りず、3日は必要だと。

森の中に入りたいと書きながら、実は、一人で森の中で夜を過ごせない弱虫なので、こういうことが出来る人が羨ましくてしょうがない。

一人でテント張って焚火して、朝まで過ごせるようになるには、根性が足りてないので、まずは友人たちとアウトドアのイベント企画かな。そういえば、知り合いの男性経営者さんたち、1年に1回、ジープ島で1週間過ごしてると言ってました。

1週間、携帯もパソコンも持たず、海にしろ森の中にしろ、大自然の中に入っていくのって究極の贅沢な時間かもしれませんねー。


by hiroshimapop | 2016-08-04 11:43 | おススメBOOKS | Comments(0)
『ハトホルの書』
ソマティックのマイケルさん、私にさわると、何故か毎回エジプトを感じる・・・らしい。1度は『ハトホル神殿』の神官だった前世が見えた・・・らしいことは先月のブログに書きましたが、そういえば、ハトホルについての本が本棚のどこかにあったなーと見回してみたら、ありました。しかも、誰がこんなところに置いたの?というくらい目立つ場所に1冊ぽつんと。

2008年の新年にエジプト旅行をした際、アチコチでの神殿でよく目にする私によく似た顔(旅のメンバーに笑われるほど似てました)がありました。それはハトホル女神と呼ばれている女神だということまでは旅のさなかに分かったんですが、ではハトホルってどんな女神? それが調べたくてこの本を帰国後、購入してました。

…が、しかし、読み始めたものの、最初の数ページであえなく挫折。そのまま本棚の奥深くに眠ってましたが、今回のマイケルさん発言でようやく日の目を見ることに・・・。

本の帯にはこうあります。
『シリウスの扉を超えてやってきた、愛と音のマスター「集合意識ハトホル」。古代エジプトから現代に蘇る!』

「怪しい~!」 この帯からして、「ほんまかいな」とすでに私の猜疑心がムクムクと立ち上がってきます。が、今回はともかくも読み通そうと読み始めました・・・。

意外や意外。これがなかなか読み応えのある素晴らしい内容。なんで2008年のときに早々に読むのを止めたのか自分でも理解できないんですが、マイケルさんのソマティックを知ったことで、よりよく理解できるようになったのかもしれません。

300ページもある厚い本から何か所をピックアップしてみます(ソマティックを受けたあとなので、感情についての記述をいくつかご紹介)

ソマティックで扱う1つが、抑圧された感情の解放。感情の抑圧や断絶についてかなりページを割いて解説がされています。感情抑圧と症状の関係について書かれていますが、そういえば、数年前、テンプルで主催したキネシオロジー講座で、幼少期の母親とのトラウマで『見たくないものを見ないように』極度の近視になっていた男性のデモセッションがありました。抑えつけたことでかえってエネルギー的に蓄えられてしまったネガティブな感情の解放。やはり大事なんですねー。
多くの人が幼児期のしつけや文化的な条件づけによって、みずからの感情や感覚への気づきと断絶してしまっています。わき上がる感情に対する感受性を育まれていないのです。(中略) これは自分たちの世界や自分自身についての重要な情報システムを切り捨てているということですから、きわめて不幸なことです。(中略) ですから「頭でっかち」になっている人は、この世界での直接的な体験や自分の本来いるべきところを拒んでいることになります。

感情の抑圧は健全なことではありません。(中略)人が故意に感情を抑圧すると、その音声シグネチャーが体内細胞組織の奥深くへと入りこんでいくのがわかります。もし相当量の共鳴振動が何度も下位のレベルへと伝えられ、さらに抑圧がくり返されて感情やエネルギーが細胞の奥深くにたくわえられると、実際に肉体に否定的な影響が現れはじめます。肉体は、そうした表現されていない感情を症状としてつくり出すようになるのです。


そして霊性の向上を目指すなら、自分のネガティブな感情、心の奥底に抑圧してしている感情とも向き合う必要があると書かれています。これはケイシー流に解説した「ヨハネの黙示録」でも述べられていることです。
自分自身の地下世界は避けて通ることができないということです。そして高次の霊的神秘を見出そうとするまえに、自分自身の無意識という地下墓所に降りていかなければならないということです。
おわかりと思いますが、バランスのとれた意識を維持するには、高次の意識に行けば行くほど、一方ではそれだけ深く掘り下げる必要があるのです。(中略) 人であるあなたのなすべきことは、この次元における体験の全レベルを統合し、癒すことなのです。


見えない世界の話ですが、他人のエネルギーを吸い取ったり、攻撃したり、ということを意識的にあるいは無意識のレベルで行っている人達がいるのは事実のようです。私は自分が気が強い性格なので、全然大丈夫ーと思っていましたが、そうではなかったことを実感する出来事が多々あり、エネルギー防御や繊細さは私が学ぶべき1つになっています。
感情レベルではさらに考慮すべき点があります。地上を席巻している集団意識や想念型や感情的なエネルギーの活動には、生命力を弱めたり抜き取ったりする傾向があることを忘れないでください。そのため生命力に満ちて感受性が鋭くなった人は、自分のエネルギーを守る必要が出てきます。(中略)エネルギー全般に対して、とりわけ自分のエネルギーに対してもっと敏感になってくれば、だれかにエネルギーを抜き取られたり、だれかに与えっぱなしになっていることが察知できるようになるでしょう。それらは疲労感や倦怠感として感じとれます。


Mind is the builder.心は造り手、というのはケイシーリーディングの根幹をなす1つでもあります。
もしあなたが愛に満ちた人間関係を望むなら、あなたの意識のなかに、愛に満ちた人間関係の波動を保っていなければなりません。そうすれば磁気的法則により、あなたは愛情豊かな人を身のまわりに引き寄せることになるでしょう。(中略) 自分の未来の外的現実を変える鍵は、自分が内側で下す選択から生まれることを確信してください。どれだけ絶望的な状況にあっても、自分の内側の姿勢を改めて、新たな運命のパターンの種を撒くことで、あたかもまた日が昇るように、運命が新しい方向に展開しはじめるでしょう。


世間で云われているようなアセンションの概念は好きではないのですが、このアセンションの概念は好きです。アセンションについてまるまる1章を使って解説されているので興味がある方はぜひ本でどうぞ。
アセンションのゴールとは、ある特定の意識のオクターブに達することではなく、自分自身を愛にゆだね、そして人生に起こりくるさまざまな状況に対して最高次の可能性にゆだねることなのです。(中略) わたしたちの念頭にあるアセンションのゴールとは、日常をできうるかぎり豊かに精一杯生き、常に愛と気づきという偉大な力にゆだねて生きることにほかなりません。(中略) あなたが手掛けられることというのは、あなたが世界にもたらす愛を増やすことなのです。

出合いのすべては生命に貢献するチャンスです。買い物をしているときも、ガソリンスタンドに行くときも、職場の同僚に会うときも、人に親切にし、思いやるチャンスです。ところが気が急いていたり自分のことで夢中になっていると、まわりの人々がまるで物体のようにしか目に映らず、せっかくの神聖な瞬間を逃してしまいます。つまり生命に貢献するチャンスを逸することになるのです。しかし同様な状況でも、一瞬立ち止まって、自分が「聖なる神秘」をその人と分かち合っていることを思い起こせば、あなたは生命に貢献するチャンスを手にしたことになります。


私がもっている本のあとに「改訂版」「新・ハトホル」の書と2回改訂されています。初版で終わってしまう本が多いなか、それだけ読者から出版の要望が多かったのでしょう。翻訳も読みやすいです。私は購入して8年後にようやく読んだ1冊ですが、おススメです。


by hiroshimapop | 2016-08-01 08:08 | おススメBOOKS | Comments(0)
『選んだ理由』石井ゆかり著
東京の自由が丘に「ミシマ社」という出版社があります。本を読む人が少なくなった上に、ブックオフやAmazonで中古本の売り買いが広まったあおりで、出版業界は深刻な不況に陥っていると云われ始めてもう何年・・・。そんななか、若いミシマ社の存在は個人的に嬉しく、ときどきWEBで新刊本などをチェックしたりしてます。

そのミシマ社の新刊が占星術家石井ゆかりさんの『選んだ理由。』

石井ゆかりさんの、時になぞなぞのような、時に哲学者のような星読みが好きで、筋トレも必ずチェックしますから、石井さんとミシマ社のタッグ本、私は即買いでありました。

本のテーマは「選択」。本の帯には『職業、結婚、進学・・・。人生の岐路であなたはなぜ「そっち」を選んだのですか?』とあります。ただ、インタビューに登場する方、たぶん、誰も知りません。だって、京都のカフェのオーナーさん、合気道の先生、現役高校生などなどいわゆる市井の方々。

WEB会社「はてな」の人事に勤めている平松さんという女性へのインタビューもあるんですが、フツー雑誌やウエブのインタビューだったら、はてなの創業者や現社長をインタビューします。なのに、なぜに人事の人?? 私は思わず心の中で「社長を出せ、社長を~!」とゴネてしまいましたが、その人選もユニークです。 

インタビューを受ける人は、みんなミシマ社の人が選び、石井さんは当日その場に行くまで誰にインタビューするのか分からない状況だったらしいです。その設定も並ではありません。そして相手の言葉は書かれていても、インタビューのテーブルで、石井さんがどういう質問をして、どう返したのか、それもほとんど分かりません。インタビューが元になっていますが、石井さんのエッセイ本と云ったほうが正確かもしれません。


さて、この本には、7人の方々へのインタビューが収録されていますが、冒頭、京都で喫茶店をされている畑さんのこの部分に、私はとても共感してしまいました。
「それはね、ただただ店を続けていく、ということなんです。これは大変なことなんです。この大変さを、皆さんどうしてはるんやろ、と思うんです」

「経済的にというだけじゃなくて、精神的に、大変なんです。喫茶店というのは、ひたすら同じことをくり返すんです。くり返し、くり返し、同じコーヒーを淹れて出す、それが延々続いていくんです。(以下略)」

「商売は『飽きない』から『商い』、みたいな言い方あるでしょう、あれ、しょうもないダジャレやけど、本当だなと思います。飽きるんですよ。『すごい店』ってあるんです。いつも開いてて、何年もずっとやってはる店がある。そこはどうやって続けてはるんやろと思います。二十年も三十年も。そういうお店の方は、何回かそれを乗り越えてはるんでしょうね。でも本当に、どうしたら乗り越えられるのか、わからないんです。どうしてるんでしょうね?」


テンプルはおかげさまで、今年で20年。その前、会社帰りに机1つでやっていた通販も含めるとちょうど23年、ケイシー製品の通販をやっています。そんな私も、テンプルとして独立してしばらくした頃、私もこの「毎日同じことのくり返し」に呆然とした記憶があります。

最初はケイシーセンターの事務スタッフとしての仕事も兼用していたので毎日がバタバタと忙しく、テンプル自体はまだ軌道に乗る前で受注も少なかったので「お金に余裕がない」以外は、1年はあっという間。当時はアメリカのAREあて英語レター1枚書くのにも時間がかかってたので、朝起きてから夜中までやることが満載でした。

ところが、ケイシーセンターの仕事から卒業させてもらい、テンプルだけの仕事が始まってみると、本当に毎日が同じことのくり返し。

自宅で通販の仕事をしていたので、通勤はないものの、毎日、請求納品書を書いて、梱包して発送する。そのくり返し。しかも相変わらず毎月の支払いは余裕がなく四苦八苦。もしかして、私は人生この先ずっっっっと、この繰り返しと、毎月の支払の心配をし続けるのかと暗澹たる気持ちになったことも数知れず。

当時、1人でテンプルをやっているにも関わらず、海外から講師を招いて大きな講演会を開催したりして、チャレンジなこともしてましたが、いま思えば、時々仕事に高い山を作ることで『同じことのくり返し』から無意識に抜け出そうとしていたのかもしれません・・・。


この本で、私がワクワクして読んだのは、大阪大学医学部で研究をされる傍ら、僻地を旅している仲野徹先生のお話と、学校の先生から写真家となった吉田さんのエピソード(奥様に拍手喝采!)。最初興味ないなーと思った人事の平松さんのお話でさえ、石井さんがうまくすくいあげられ、ステキなインタビューになっています。

いろんな人のいろんな人生模様。それに石井さんのエッセンスが加わって、普通ではないインタビュー本になっています。


(余談ですが、喫茶店というのは、エナジーカラーが青の人のための場所かもしれないなと、このブログを書きながら思いました。私は喫茶店も含め、行きつけのお店を作ったことがありません。同じ場所に通うのが苦手、ということもありますが、通いたいお店との出会いもなく・・・。考えたら、私は喫茶店で寛げないのでしたー)


by hiroshimapop | 2016-07-28 08:25 | おススメBOOKS | Comments(0)
それでもなお、人を愛しなさい
少し前に赤塚さんのブログに『逆説の10カ条』が紹介されていました。何かこの文章がずんと来る出来事でも最近あったのでしょうか?

そういえば、12年前、テンプルのメルマガでもこの10カ条をご紹介したことがありました。この10カ条を紹介した頃のこと、少し覚えています。母の闘病が始まった頃で、母の看護のために母を横浜に呼び寄せ、病院と仕事の往復でなんだかワサワサと落ち着かない日々を過ごしていた時期でした。


そして、この素晴らしい『逆説の10カ条』を書かれたのは、当時19歳の青年でした。日本にも住んでいたことがあったんですねー。


キース,ケント・M.
1949年、ニューヨーク生まれ。ハーバード大学在学中に、高校の生徒会のリーダーたちを激励すべく150回以上の講演を行なう。本書の「逆説の10カ条」は、その活動の一環として出版した小冊子ではじめて発表された。その後、オックスフォード大学で哲学と政治学、早稲田大学で日本語を学び、ハワイ州立大学で法学博士号を取得。1979年よりハワイ州の経済企画開発局の要職を歴任し、同局長として州政府の閣僚を務めた。その後も私立大学の学長、YMCAのリーダーなどを務める。

メルマガのバックナンバー73号のコピペです。

最近、お客さまから、下記の言葉が掲載されている本を教えてもらいました。
この文章は、30年以上も前に書かれ、人から人へ、静かに伝わってきたものです。

私は、マザーテレサの言葉として聞いたことがあったのですが、そうではなく、実は、アメリカの19歳の大学生が高校生に向けて書かれたものだと、今回、初めて知りました。(正式に出版されることとなった経緯については、著者が本の中で述べています)

19歳。

著者の年齢を知らないまま読んでいると、老熟した人物によって書かれたような印象を受けます。

すでにご存じの方も多いと思いますが、原文と一緒にご紹介します。

お時間のある方は、ぜひ本を読んでみてください。とても薄い本なので、本の苦手な人でも大丈夫です。1ヵ条、1ヵ条にまつわるエピソードが紹介されています。

それでもなお、人を愛しなさい。(ケント・M・キース著)↓
逆説の10ヶ条(大内博 訳)

1)人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
それでもなお、人を愛しなさい。
People are unreasonable, illogical and self-centered. Love them anyway.

2)何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。それでもなお、良いことをしなさい。
If you do good, people will accuse you of selfish motives. Do good anyway.

3)成功すれば、うその友達と本物の敵を得ることになる。
それでもなお、成功しなさい。
If you are successful, you will win false friends and true enemies.
Succeed anyway.

4)今日の善行は、明日になれば忘れられてしまうだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。
The good you do today will be forgotten tomorrow. Do good anyway.

5)正直で率直なあり方は、あなたを無防備にするだろう。
それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。
Honesty and frankness make you vulnerable. Be honest and frank anyway.

6)最大の考えを持った最も大きな男女は、最小な心をもった、最も小さな男女に
よって撃ち落とされるかもしれない。それでもなお、大きな考えを持ちなさい。
The biggest men and women with the biggest ideas can be shot down by the smallest men and women with the smallest minds. Think big anyway.

7)人は弱者をひいきにするが、勝者の後にしかついていかない。
それでもなお、弱者のために戦いなさい。
People favor underdogs but follow only top dogs. Fight for a few underdogs anyway.

8)何年もかけて築いたものが、一夜にして崩れ去るかもしれない。
それでもなお、築きあげなさい。
What you spend years building may be destroyed overnight. Build anyway.

9)人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。それでもなお、人を助けなさい。
People really need help but may attack you if you do help them. Help them anyway.

10)世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。
Give the world the best you have and you will get kicked in the teeth.
Give the world your best you have, anyway.

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エドガー・ケイシーにも、逆説の10ケ条と同じような質問をした人がいます。
その質問と回答も下記でご紹介します。

Q「私は有能で立派な人たちの組織を作るために、文字通り昼も夜も働いてきました。苦境にある人を助け、努力して彼らのためによい仕事を作ってきました。それにも関わらず、私は他の人たちから非難されますし、私が助けたはずの当の本人からも後で非難される羽目になるのです。私がこのまま活動をする価値はあるのでしょうか?」

A「人がもし、自分自身の魂を得るのであれば、世界を失おうと、何を思い煩う必要があろうか。忍耐により、人は自分の魂に気づく。あなたが他人に振る舞うごとく、あなたも他人から振る舞われる。これは決して過つことのない不変の原理である。つまり、法則-愛である。

あなたが求めるとき、あなたが行うとき、たとえ全世界があなたを非難しようとも、たとえ他人があなたを見捨てようとも、あなたがかつて掲げ、そして今も掲げている理想を実現するため、それらの原理を放棄してはならない。

忍耐づよくあれ。

そうすれば、あなたの1つなる目的ゆえに、あなたを非難し、あるいは今も非難している人たちの人生のうちに、父なる栄光が現れるのをあなたは見るであろうし、また同胞に対する関係に、ワンネス(一なること)をもたらそうとすることで、あなた自身の努力があらゆる面において、決して報われないままで終わることがないことを知るであろう。忍耐づよくあれ」
802-2





by hiroshimapop | 2016-07-27 08:28 | おススメBOOKS | Comments(0)
ジョン・グレイ博士の本パートⅡ
先週、ジョン・グレイ博士の本を紹介しましたが、先月、そのジョン・グレイ博士の講演会に参加したという知り合いと晩ご飯をする機会がありました。

彼は最近離婚したばかりで、まだ傷心癒えず、という状態で「もし、1年前にジョン・グレイの本を読んでいたら、離婚は避けられていたかも・・・」「僕が彼女にやってきたことは、グレイ博士が『女性にしてはいけない』と云っていたことばかりだった・・・」と何度もつぶやいておりました。

その彼に、博士が話したことで印象的だったのは?と聞いたところ、こんな話があったそうです(*表現は多少違っているかもしれません)。
「男性は、30本のバラの花束を女性にあげたら、30ポイント稼いだし、しばらくは大丈夫だと思うだろうが、女性にとっては、バラ30本の花束も1ポイントにしかすぎない。30本のバラを1回彼女に渡して、あとは何もしないより、1本のバラを30日間彼女にプレゼントする方が良い。1本のバラでもそれは1ポイントとして加算される。30回プレゼントすれば、それは30ポイントになる・・・」

私は、アメリカの男性は女性に対しマメマメしさを発揮するのかと思ってましたが、釣った魚に餌をやらないのは洋の東西を問わないんですねー。


今更ですが、ジョン・グレイ博士の本、2冊読んだら面白かったので、さらに2冊購入。いまテンプルではスタッフ間でグレイ博士の本が廻っております・・・。


特に私が個人的にウケたのは下記の本の「なぜ男性は電話をしないのか」という章。このタイトルで1章出来てしまうってことは、大概の男性はそうだって、ことですよね。


・・・こんなぐあいに、女性は彼から電話がないと心が乱れてしまいます。でもたいていの男性は、電話をもらうのが女性にとって、なぜそれほど大切なのかわかっていません。

デートがかなりうまくいった場合でも、男が電話をしないことはよくあるのです。

これにはわけがあります。(中略)

女性は電話がかかってくることを本能的に期待します。本当に関心がある相手には、安心させてあげるのが女性のやり方だからです。
電話の向こうから真心や親しみを込めた口調で「昨日は楽しかった」と言われるのは、女性にとってうれしいものです。女性同士がともにひとときを過ごした後は、お互いに電話をかけあうものなのです。

女性にとっては、たえず連絡を取り合うことが愛情の証となります。女性の友人同士が数ヶ月、または数年間、音信不通で再会すると、まず互いにご無沙汰したことを謝ったりしますが、男性同士では、こういうことはしません。たとえば、男の兄弟が長らく連絡し合わなかった場合でも、実際に会った時には、ただ喜び合うだけで無沙汰を詫びるなど思いつきもしません。まるで昨日まで一緒だったかのように、昔の二人に戻ります。でも女性の場合は、再び互いを知り合わないと本当に親密な関係には戻れません。

(中略)

実際、彼は、すぐに電話をかけないほうが、二人の関係がうまくいくと信じているのです。女に飢えているように見られまいとして、彼の本能が「電話をかけるのは、しばらく我慢しろ」と命じているからです。あまり興奮したり、関心をあらわにすると、自分の株が下がると思い込んでいるのです。(中略)

男の本能には、どれほど相手を愛し必要としているか、おもてに出してはいけないと刻みつけられています。男性は、自信あふれる独立独歩の精神を誇りにしています。(中略)

デートの後、男性がやっと電話をするころには「いったい、いつになったら電話をくれる気なの?」と待ちわびていた彼女は、彼に対していらだちを募らせています。そして彼女の声の調子から彼のせいで不愉快になったと言いたげなのが彼にもはっきりと伝わります。以降、二人の関係は悪循環を繰り返し、下降線をたどるようになります。


あ~。これと同じ過ちを私は何度繰り返したことか・・・!電話をしないのは男性の特性だったとは!男性とはそういう生き物だと10代、20代の頃に知りたかったと思う私です・・・。なんせ、あの頃は今と違って、電話か手紙しか通信手段は無かったんですから・・・。何度電話の前で待ちぼうけを食らい、そして電話がかかってこないことでクヨクヨしたことか・・・



by hiroshimapop | 2016-06-07 17:01 | おススメBOOKS | Comments(0)
ジョン・グレイ博士の本をどれか1冊・・・
10日ほど前、男女のコミュニケーション法の本を何冊も書かれているジョン・グレイ博士が初来日し講演をされたということで、講演会に参加した何人かの知り合いが、フェイスブックやブログなどで、その講演会の模様を投稿してました。

ジョン・グレイ博士の本は、男性にとっては女性の取扱説明書、女性にとっては男性の取扱説明書のような感じです。


そういえば昔、私もジョン・グレイ博士の本、読んだなーとAmazonで検索し、2冊をパラパラと読み終わったところ。火星から来た男性と金星から来た女性がいい関係を維持しながら暮らすとなると、お互いの努力が必須なのねーとあらためて実感。

特に通勤と勤務時間の長い会社勤めをされているご夫婦は、なおさら、パートナーと向かい合う時間を作っていかないと、それほど遠くない未来に、冷たい風が家庭の中に吹き始めてしまうことになりそうです・・・。


私はこれまでコンテンポラリー風水コンサルで、数多くのお宅に行かせていただきました。
その中には、残念なことに、おそらくこのご夫婦は事務連絡と家族の話題くらいしか話をせず、お互い心の内を話したり、相手のことを分かろうとする努力はとっくに放棄しているんだろうなぁと感じるご自宅もあり、しかも、まだそのご夫婦が30代、40代と若かったりすると、これからの残りの人生、この夫婦の形でずっとやっていかれるんだろうか、他人事ながらなんだかさびしいなぁと感じることが何度かありました。

でも、そういう冷め切ったご夫婦でも、きっと内心ではもっといい関係でいたいと思われているでしょうから、お二人でジョン・グレイ博士の本を読まれたなら、何をどう気づいて努力していけばいいのか、少しはヒントになりそうな気がします。

男性はジョン・グレイ博士の本は苦手でしょうかねぇ。


私は「男は」「女は」とひとくくりにされるのはあまり好きではないですが、でもやはり脳の構造の違い、ホルモンの違い、身体の違いで、感じ方や思い方が根本的に男女で違ってくるというのは実際あるわけで、その違いを知っておけば、たとえ、パートナーとギクシャクが起こったとしても、それは男女の脳の反応の違いから来ていることが推測でき、問題が小さなときに修復可能になってくるのではないかなと思います。

私はもともと男性性が強いうえに仕事の優先順位が高いので、感じ方が男性的ではあるのですが、それでも、ジョン・グレイ博士の本を読むと、意外にも女性的な反応をいくつもしていることに気がつきました。

私でさえそうなんですから、いわんや、普通の女性をや!

特に本に書かれているジョン・グレイ博士と奥さんのボニーさんのエピソードは面白いですよ。「お疲れ様です!」と云いたくなってしまうほど、グレイ博士はボニーさんの気持ちを理解しようと涙ぐましい努力をされていますー!

女性は自分1人が選ばれ、特別に扱ってもらうのが大好きだ。初めての大々的な家族パーティを開いたとき、私はこれをいやというほど思い知らされた。

妻のボニーが家の準備をしている間、私は自分のオフィスに行っていた。(中略) 家に着くと、顔ぶれはみな揃っていた。私は居間に直行してレコーダーとライトとカメラをセットした。私があれこれ器具を動かしていると、子供たちが挨拶をしに駆けてきた。親戚たちもおいおい居間に集まってきて、抱擁を交わしたり世間話などをしながらも私はビデオの機械をきちんとセットしようと準備の手を休めなかった。

それが終わって、私は妻に「ただいま」を言おうと台所に行った。カメラのことを覚えていたばかりかセッティングまで全部やったのだから、当然のようにボニーが喜ぶ顔を期待していた。ところが妻はよそよそしくてツンとしている。彼女は私がまず「ただいま」を言ってから、カメラのもとへ行くことを期待していたらしい。

私はびっくりした。男の観点からすれば、彼女が私に会いたいなら、いつでも居間に来ることができたはずなのだから。

やっと二人で話ができた時、彼女は私に無視されているようで傷ついたと言った。彼女は私が家に帰ったとき、まっすぐ自分のところに来てぎゅっと抱きしめ、他の人に挨拶し、それからカメラのセットをしてほしかったのだ。(中略) 彼女の目には、私がカメラに集中していたことが、カメラの方が彼女より大事だとうつったのである。


こんなことでいちいち妻に機嫌を悪くされたら夫としては面倒くさいだろうなと同情を禁じえませんが、そう感じてしまうのが女性なんですよねー。


ということで、男性の皆様、女性の取扱説明書だと思って、女性は男性の取扱説明書だと思ってジョン・グレイ博士の本、何冊か読んでみて下さい。最初の1冊は『ベスト・パートナーになるために』がオススメです。あとは適宜、気になるものをどれか1冊。私も博士の本で男性と女性の違いを勉強します!





by hiroshimapop | 2016-06-01 08:06 | おススメBOOKS | Comments(0)
『人間を磨く』
昨日、一昨日の2日間、『神の探求』上巻に書かれている12つの魂のレッスンを解説するという、ある意味無謀な講座を開催してました。

『神の探求』は、もともとは、ケイシーのような超能力を発揮したいと願った人が、どうすればケイシーのようになれるかをリーディングに訊ねたことから始まった、一連のリーディングを元に書かれた魂磨きの本。

眠れるケイシーは「霊能開発を目指してしまうと、人は人生を誤ってしまう。そうではなく、霊性向上を目的として自己を磨きなさい。もしその過程で超能力がその人の人生に必要ならば、必要な能力は自然に与えられてくる」とアドバイスしたことから、超能力開発のための本ではなく、霊性向上の一冊となっています。

当時、10数名の人が、14年間にわたってとられた約130件のリーディングをもとに霊性向上と自己鍛錬の道を歩き始めたそうですが、『神の探求』の学びが深まっていくにつれ、ある人は「その人のことを心に思うだけで、瞬間的に癒すをおこす」ことができるようになり、またある人は、ケイシーによって「この人はキリスト意識に到達することができた」と云われた人もいたそうです。


というわけで、今日は『神の探求』をご紹介・・・といきたいところですが、今日は別の、もうちょっと読みやすい本をご紹介。

ちょうど昨日、一昨日の講座の往復の電車の中で読んでいた本が人間を磨くをテーマにしたこの本でした。『神の探求』はまだハードルが少し高いと感じる私のような人間には、この本は、ちょうどよい補助教材になりそうです。

新書で読みやすいのと、誰にでも身に覚えがあるテーマやエピソードが紹介されています。

ケイシーの『神の探求』もこの『人間を磨く』も、人間磨きのために、どこか人里離れて苦役を伴う修行をしたり瞑想三昧することを求められるわけではなく、家庭生活や仕事といったごく普通の日常を送りながら、どのように周りの人たちと接していけばいいのかを述べています。

『神の探求』には、その根底に神や信仰が確固としてあり、この『人間を磨く』にはそれがない、というところが大きく違いますが、人と接するとき、特に難しい人間関係が生じたときの心の持ち方、置き所は参考になるところ大です。

我々が、この人生において、人間を磨き、人間力を高めていくために、どのような場で、どのような修業をすればよいのか? 端的に述べよう。

日々の仕事や生活における「人間関係」。
それが最高の修行の場であろう。(中略)

人間関係における、不和や不信、反目や反発、対立や衝突、嫌悪や憎悪などの痛苦な経験は、その処し方を間違えなければ、人間を磨き、人間力を高める最高の機会になる。逆に、処し方を誤るなら、自分の人間性を寂しい次元に落としてしまうこともある。 (中略)


著者は
人間を磨き、人間力を高めるための道は、古典を読むことでもない、山に籠もって修行することでもない。日々の仕事と生活において、縁あって巡り会った人と正対し、格闘することである。(中略) ただし、格闘とは、もとより、喧嘩をすることではない。それは未熟な人間同士が不和や不信、反目や反発、対立や衝突を生死、心がぶつかり、心が離れながらも、互いに相手を許し、自分の非を認め、心を開き、相手に謝り、理解し合い、和解しながら、互いによき関係を築こうと、もがき、努力することである。

それゆえ、その「格闘」の本質は、「相手の心との戦い」ではない。
自分の心の中の「小さなエゴ」を見つめること。それが「格闘」ということの意味である。

と書いていますが、その格闘の方法として、下記の7つ紹介しています。
第一の「こころの技法」 ‐ 心の中で自分の非を認める
第二の「こころの技法」 ‐ 自分から声をかけ、目を合わせる
第三の「こころの技法」 ‐ 心の中の「小さなエゴ」を見つめる
第四の「こころの技法」 ‐ その相手を好きになろうと思う
第五の「こころの技法」 ‐ 言葉の怖さを知り、言葉の力を活かす
第六の「こころの技法」 ‐ 別れても心の関係を絶たない
第七の「こころの技法」 ‐ その出会いの意味を深く考える


人の悩みのそのほとんど全ては人間関係に起因すると云われています。職場や家族で、まさにいま、身近な誰かと格闘中の方には特にオススメ。

こちらも実践あるのみ。
『神の探求』とともにぜひ人生に活かしてみてください。




by hiroshimapop | 2016-05-30 14:16 | おススメBOOKS | Comments(0)
Dr.マイケルの『ソマティック・エナジェティクス』
7月の来日からテンプルで主催、招聘を担当することになったDr.マイケル、待望の書籍。

日本語のサブタイトルは『身体のエネルギーブロックを解き放ち、「変容の波」に乗る』。
ソマティックを一言で顕したいいサブタイトルがつきました。

トータル424頁。フルカラーで内容も重量もずっしり!価格もその分3000円+税とずっしり重くなってますが、読みごたえ十分です。

翻訳はDr.マイケルの初来日からずっと通訳を担当している百合香さん。そして、Dr.マイケルと日本とのご縁を繋ぎ、ソマティックのイベントをずっと担当されてきた、きむらゆきさん(TYA-TYA)さんが監修されています。Dr.マイケルと日本で誰よりもソマティックを知り尽くしているお二人とのハーモニーで出来上がった1冊です。


さて、ソマティックのセッションとは、いったいどんなセッションなのか・・・?
肩こりや腰痛に効果的なセッションなのでしょうか・・・?

どうやら、Dr.マイケルのアプローチは、クライアントが述べる主訴や自覚症状ではなく、その痛みの背後に存在している感情的な問題や自分を縛っている過去のとらわれといったエネルギーの滞りにあるようです。

もちろん、腰痛や肩こりが無くなることは生活の質を向上させるために必要なことですが、Dr.マイケルのアプローチは、いわゆる整体や整骨とはちょっと違うようです。


例えば、ソマティックでは、人は誰もがある特定のトーン(ステージ)のエネルギー状態にある、その固有のエネルギー領域を帯びていると捉えています。私は、Dr.マイケルに初めてセッションを受けた2013年からずっと、思考とコントロールが優位のトーン4の領域を手放せずにいるのですが(涙)、人によっては、初回のセッションから感情解放が起こり、次の領域に進む準備が出来てくる人もいます。

その違いは何なのでしょうか・・・?

Dr.マイケルは著書の中でこう説明しています。
セッションの実際の効果は人によってさまざまで、その人がどういった感情やパターンにしがみついているか、どれくらいの期間壁を築いてきたか、どれだけ本当の意味で手放し、進んでいく準備ができているかによります。マインドでは自由や静けさが欲しいと言っていながら、人は実際に選択する場面になると異常に怖くなったりするものです。(中略)


そうなんですねー。私は、いまだ、自分の周りに張り巡らせた分厚い防御壁が切り崩せないでいるんですね-。馴染みのあるトーン4の領域を手放し、新しい段階に旅立つ準備がいつになったら出来てくるのやら。

防御という服を脱ぎ捨てて雨の中に裸で立つと、ようやく感情が自由に動いて解放されていきます。その準備はできていますか? 新たな選択を行い、新しい道を選ぶ気はありますか? あなたのハートに向かうこの道には、分岐点があります。通常進むことのできる道には二方向あり、どちらの道を選んでも重要な、スピリチュアルな経験になるでしょう。それはセッションの中で自動的に、最も適切なタイミングで起こってくるでしょう。始めの一歩は感情の再整理です。

2方向のうちの1つは高次の意識、瞑想的な至福状態の中へと上昇していくこと、もう1つは、浄化し統合する必要のある古傷や負傷という暗い洞窟の中へと降りていくことです。どちらも有効で、重要な道です。

(中略)

ソマティック・エナジェティクスのセッションは、見慣れたところにいる安住感を断ち切れるよう、そのしがみつきを緩めてくれます。(中略) ブレイクスルーがもたらす新たな柔軟性があれば、前進する勇気を見いだすことができるでしょう。(中略) ブレイクスルーは、間違ったアイデンティティからより本当のあなたに近いアイデンティティへと変容するための扉を与えてくれるでしょう。


誰もが通る、痛みの過程を勇気を持って歩き始め、過去の古傷や蓄積された感情の解放が始まると、人は至福のトーン7に入ることができるとDr.マイケルは書いています。
内面のワークに取り組んで過去の重荷や詰まりを解放すると、コントロールの完全な解放や高波動の意識の活性化が起こり得ます。ヨガ行者は、この瞑想状態に達する(至福とつながってそれを体験する)ために、何年もヨガや瞑想を行うのです。

(中略)

ソマティック・エネジェティクスに最終ゴールがあるとすれば、あなたが解放のこの波動的な状態を手に入れること、そこに自然につなあることのお手伝いをすることです。

この高まった気づきは、中間の状態にすぎません。一般の世界でもあなたが機能し続けることが必要なのです。(中略)

気づきの高まりから来る輝きや調和は、毎日の生活の中に光とエネルギーをもたらしてくれる贈り物です。毎日は、身を委ね、受け取り、あなたの魂が望むことに思いを寄せるための機会です。(中略)

私はこの状態を「ザ・セブン(ソマティック・エナジェティクスにおけるトーンⅦのこと。至福にあふれたエネルギー領域)と呼んでいます。これは文字通り「セブンス・ヘブン(無上の幸福状態)」であり、すべてのプロセスやセッションの真の最高のゴールです。それはワンネスの状態、平穏かつ流れに乗った状態です。より多くの人がこの穏やかな周波数の中にブレークスルーしていけば、世の中はまったく違ったものになっていくでしょう。


前回のDr.マイケルの来日時、主催だったきむらゆきさんやDr.マイケルとの打ち合わせがあり、その日、最終日だったトレーニングコースが終わるのを近くのカフェでずっと待っていたんですが、なんと、その日のトレーニングコースでは、生徒同士に高まったエネルギーの共鳴共振が起こったようで、夕方受けるDr.マイケルのセッションでは、生徒全員が一度にトーン7に入ったそうです。

そのエネルギー場は凄かった!とゆきさんは云われていましたが、セッションを受けていた全員が至福のトーン7に入った同じ場に私も居合わせたかったです!

トレーニングコースでは、何度もソマティックのエネルギーを浴びるのと、生徒同士のエネルギーの相乗効果で、トレーニング中に受けるDr.マイケルのセッションは、かなり濃いものになるとのこと。

私も昨年、トレーニングコースのセッションに空きがあったので入れてもらったのですが、生徒さん同士が宇宙語で会話し始めるし、歩いたり泣いたり歌ったりと、かなり濃いセッションになってました。私はそんな中でも、相変わらずグーグー寝てしまっておりましたが。。。。


ソマティック・エナジェティクスのWEBサイトも出来上がりました。
7月のイベント情報はこちらからご確認下さい。

7月2日(土)出版記念アフタヌーンセミナー
7月3日(日)~5日(火)リトリートin八ヶ岳(2泊3日)
7月7日(木)~10日(日) グループセッション
7月11(月)   グループセッション(通訳なし)
7月12日(火)日本人プラクティショナーによるグループセッション
7月13日(水)SEトレーニングスチューデント対象フォローアップセミナー
7月14日(木)~17日SEトレーニングセミナー(4日間)



by hiroshimapop | 2016-05-22 04:14 | おススメBOOKS