毎日がエドガー・ケイシー日和 ケイシーグッズ専門店テンプルビューティフル店長が世界を飛び回りながら、今を健康的に生きるヒントをお伝えします。

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佐々木さんのリンゴ畑
金曜日の夜、夜行バスに乗って岩手県遠野市に。

目指すは、無農薬&無肥料という世界でも類い希なリンゴ栽培をしている青森の木村秋則さんのお弟子さん、佐々木さんの畑

ナチュラルハーモニーという自然栽培の野菜の販売をしているお店が主催して、1泊3日という強行軍で木村秋則さんのリンゴ畑の見学ツアーがあったので、それに参加してきたのでした。

佐々木さんのリンゴ畑に到着したのは土曜日の朝7時。
さすがに、夜行バスでの移動は疲れます・・・。背が低いので座席の背もたれの高さが合わず、肩が凝るし、夜中、何度も目が醒めるし・・・・。
でも、遠野市はずっと前から来たかった町なので、疲れたけどちょっと嬉しい。

佐々木さんは、NHKの番組「プロフェッショナル、仕事の流儀」で見たときと同じように、穏やかでハンサムな方。元建築会社の社長さんで、3年前、60歳のとき「長く土建屋の仕事をしてきて、そろそろ違ったことをしたいなと思っていたときに、木村さんの講演を聴いて、無農薬でリンゴができるハズがない。でも、できるなら、それを自分で立証したい」という思いが沸いて、リンゴ栽培を辞めるという人からリンゴ畑を譲り受けて始めたとか。

20年前の木村さんの畑の再現のようですよって言われてましたが、リンゴが赤くたわわに実る普通のリンゴ畑を通り過ぎると、突如として現れる「真冬のような寒々としたリンゴ畑」の景色。
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葉っぱは落ちて木々は裸になり、なっているリンゴも穴があいていたり、病気で黒く煤けていたり・・・。それでも去年よりは同じ時期でも残っている葉もリンゴも多く、少しはマシになったそう。
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その景色は、赤く可愛らしい実をたわわにつけた木々が広がるすぐ近所のリンゴ畑のものとは全く違い、いかに無農薬、無肥料のリンゴ栽培が難しいかの証明のような畑。

廻りの農家さんは、佐々木さんの畑を見てどう思われてるんですか?って誰かが質問したら
「みんなすごく応援はしてくれているけど、この畑を見て、やっぱり無農薬、無肥料の栽培をしなくて良かった!胸をなで下ろしてますよ」って言われてましたが、半端な気持ちではできないよって、リンゴにその勇気とホンキの度合いをタメされている時期のようです。

廻りの、どのリンゴ畑の農家さんよりリンゴや土に、手をかけ心をかけているけど、長年与えられてきた農薬や肥料、殺虫剤散布の影響はちょっとやそっとでは消えないってことですね。
いまは土や木に残った、そういう毒素を抜いている時期で、毒素を抜くために麦を撒いたり、大豆を撒いたりしているそう。草ぼうぼうなので、殺虫剤代わりのお酢を撒くのも、ホースが草にひっかかって、重労働だとか。

でも、去年よりは土も軟らかくなり、木村さんという先輩のアドバイスもあるから、きっと数年のうちには、立派なリンゴがなる畑に生まれ変わると思います。これまで社長さんをされてきた蓄えがあるからいいようなものの、リンゴ栽培からは全くの無収入。さらに時間とお金を注ぎ込むばかり。男の道楽のような畑の有様に奥様には、もうそろそろ呆れられているかも。

リンゴは、虫に弱く、殺虫剤や農薬無しには栽培ができないと言われてきた作物。春から夏にかけては、農薬でリンゴの葉っぱが白くなっていると言われているなかで、農薬だけではなく、肥料さえ与えず栽培できてるのは、本当に奇跡的なこと。

誰もが安心して、皮ごとガブリとできるリンゴがせめて、自然食のお店に並ぶようになるだけでも世界は変わると思うなあ。

ちなみに、リンゴは全て穴だらけだったり、黒くなっていたけど、枝からもいで囓ったリンゴは、しっかり実が詰まり、滅茶苦茶美味しかったです。

無農薬、無肥料のリンゴは切っても切り口が赤くならず、ずっと白いまま。つまり酸化に対抗する力がとても強い。すぐに切り口が赤くなるリンゴしか見たことなかった私は、それだけで驚きでした。

            こっちは先輩木村さんの畑のリンゴ。目指すはこのリンゴ!
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by hiroshimapop | 2008-10-19 23:52 | 私が出会ったすごい人 | Comments(0)