クリスマスイブは墓参り
2007年 12月 24日
・・・・私は1日移動の日だった。
今日の目的は、両親と祖父母のお墓参り。
広島からでも電車と車を使ってお墓のある町まで片道2時間半。往復5時間。
お墓にいた時間は約20分。
お花だけ供えてすぐに広島にとんぼ返り。
広島駅に戻ったと思ったら、すぐに空港行きのバスに乗り換え、空港まで1時間。
そして広島空港から羽田まで1時間ちょっと。そして、そこから自宅まで1時間。
ふ~。さすがに疲れた。
両親の眠る町は、あまりに田舎で、なーんにも食べるものがなく、さらにトイレもなく、私は空腹とトイレを我慢の数時間。身体に悪い。
でも、それほど交通手段が悪く、よほどの条件がそろわないと滅多に行けないところなので、年内に1回、お墓参りができて、ちょっと一安心。
今回は父の同級生(81歳! でもとっても元気。いまでも楽々車の運転をしています)にお願いして、最寄りの駅まで迎えに来てもらい、そこからお墓のある町まで片道40分の道をつれていってもらえたけど、その方が亡くなってしまったら、どうやっていけばいいのか途方に暮れてしまうほど、山の中にある。
昔、テンプルに配達に来てくれていた佐川急便の人は、ご実家のお墓が鹿児島にあって、しかも、今は鹿児島には親戚縁者は誰も住んでおらず、お墓参りは滅多にしないって言ってました。
「千の風になって」の歌ではないですが、そこに両親や祖父母の魂は眠ってはないと思いつつ、やはりその場所は父が育った町だし、魂との交流の中継地点。
やはり時にはキレイに掃除もしておきたい。
あまりに不便なところにあるので、東京移転の案も出つつ、東京の過密でコンクリート詰めのお墓事情を思うと、田舎の、のんびーりした、大自然の中にいさせてあげたい気もする。
まあ、私がこうやって、1泊2日の過密スケジュールで滞在時間20分の墓参りだとしても、行ってあげられる体力がある間は、このまま広島に置いておいてあげようかな。