映画『むすひ』ご支援のお願い
2016年 08月 21日
夜勤の看護師をして資金を作りながら、全国を飛び回って御神事を撮影し続けている佐伯悦子さんもその1人。ただいま、資金的に困難な状況のようで、支援金を募っていらっしゃいます。
悦子さんが、どんな思いで映画の撮影を始めたのか、そのメッセージをまずはお読み下さい。
映画「むすひ」への支援金のお願いを始めました。
故郷が東北大震災にあった後、今後、自分は何をしていくべきなのか問いただし始めたのが、映画「むすひ」の制作でした。
日本の文化と精神性を日本に、世界に伝えたいと思い、伊勢神宮の御神事に、4年間、密着撮影させていただきました。
また、青森県、岩手県、静岡県、三重県、滋賀県、石川県、島根県、熊本県、鹿児島県、長崎県など、皆様が見たことのない日本中の祭を一人で撮影させて頂きました。
映画資金も、撮影のない深夜に病院で勤務して、なんとか捻出してきましたが、4年間の撮影、撮影機材の購入などで底をついてしまいました。
あと、どうしても最後に撮影したいものがあります。
それは、東北大震災で一番被害が大きかった岩手県大槌町の祭。津波で氏子さんも祭の道具もほとんど流されてしまいましたが、皆さんの想いで、祭が復活しました。
大槌町には地域ごとに素晴らしい祭がたくさんあるのですが、今年の秋、それがすべて開催されます。しかし、来年からは津波の被害の整備などの諸事情でしばらくの間、拝見できなくなるそうです。
また、石垣島、奄美大島、竹富島の、日本のもっとも古いと思われる、人々の生活に密着したの祈り事、目に見えないものに感謝し続けて生活を営む美しい姿をどうしても最後に撮影したいと思っております。
南の島の孤島も過疎化がすすみ、今撮影してお伝えしないと、脈々と受け継がれてきたものが消えてしまうかもしれません。映像で伝えて、それを何とか食い止めたい。そして、世界中の人に、何が大切だったかもう一度思い出して欲しい。
日本が脈々と受け継いできた精神と文化を皆さんに知ってもらいたいと自分のわがままから始めた映画制作ですが、最後、皆様に御協力を募ることにしました。
支援金は1口500円からです。
5000円以上御寄付頂きました方は、映画のエンドロールに御名前を載せさせていただきたいと思います。
皆様、ご協力何卒よろしくお願い致します。
この国の事を心から愛してます。
映画「むすひ」 監督 佐伯悦子
そして新しいメッセージがフェイスブックに投稿されていました。こちらも貼り付けます。
皆様、映画「むすひ」の御支援、誠にありがとうございます。
交通費だけでも、レンタカー代金も含め、7万円弱かかってしまうので、迷っていた鹿児島の古い雨乞いの祭ですが、皆様の御協力のおかげで、行くことが可能になりました。皆様、誠にありがとうございます。
すべての生き物は、植物も動物も水がないと生きてはいけません。この祭は、その様相からするとポリネシアンの精霊や祭を連想させる不思議な祭ですが、命の源、水に対する祭です。
そして9月、奄美大島のノロたちが行っている豊作祈願のお祈りごと。その間に、石垣島の近くに位置する竹富島の五穀豊穣の祭(こちらもノロが中心になって行われている祭)を奄美大島と竹富島を何往復もしながら15日間撮影予定です。
奄美大島から竹富島へ移動するだけでも一日以上かかりそうですが、やるしかない!!!
そして、震災で最も被害の大きかった岩手県大槌町の祭が9月16日から始まりますので、9月15日に竹富島から一氣に岩手県へ飛びます!
竹富島から岩手へ、
一日で移動できるかどうか、わかりませんが、メラメラと燃える情熱で乗り越えます!!!
月末は出雲方面に位置する佐太神社さんの40年に一度の遷宮に参列予定です。かなりの強行突破スケジュールですが、日本の大切なものを伝えたいから、やりぬきます!
皆様、応援よろしくお願いいたします。
悦子さんの映画に心が動いた方、応援したいと思われた方は、ご寄付をよろしく願いします。
ご協力方法はこちら