毎日がエドガー・ケイシー日和 ケイシーグッズ専門店テンプルビューティフル店長が世界を飛び回りながら、今を健康的に生きるヒントをお伝えします。

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ユルかしこい身体になる
先日の三枝龍生先生の小周天講座で、最近の人は胸が閉じている、というお話しをされていました。そして胸を開くことがとても大切だとも・・・。

少し前に読んだ片山洋次郎氏の『ユルかしこい身体になる』には、胸が閉じている原因は、現代の情報過多の社会そのものが関連していると書かれてありました。片山先生によると、中年以降の身体と、今の若い人の身体は全く違うそう。そして植物のような若い人たちの意識や生き方は、この情報過多の世の中を生きていくうえでの身体が編み出したある種の知恵のようなものだとも。

身体そのものがすでに変わっているわけですから、「今の若いものは!」と言っても無駄で、日本人の身体はすでにそうなっている、ということを前提に、我々中年以降の人間は、彼らにつきあったほうが、精神衛生上よいようですよ。

少し長いですが、この本の第1章から抜粋してご紹介させていただきます。

現代人の胸は情報量の激増により過敏化している。その兆候は、大都市で街ゆく人々の身体を観察するだけで見て取ることができる。

たとえば、東京の渋谷などの交差点に立ってみる。複数の巨大な動画スクリーンと無数の広告が、否応なしに視界に飛び込んでくる。光のラッシュと明滅。スピーカーからは、アップテンポの音楽ビートや訳のわからないナレーションが降り注ぐ。信号待ちしていると、老若男女、さまざまなファッションに身を包んだ人々に取り囲まれる。人々の会話は洪水のように耳に入ってくる。電磁波はどれほど飛び交っているのか見当もつかない。まさに情報のシャワーだ。(中略)

こういう時に身体はどうしているのか。

都会の交差点に立つ人たちの姿勢を観察すると、ひと昔前に比べ、明らかに胸が縮んで上体が前屈みだ。少し猫背気味といってもいい。(中略)

なぜ、このような姿勢の変化が現れるのか。膨大な情報に晒されると、センサーである胸の真ん中が活発に細かく運動しているため、自然と上体が前のめりになる。(中略) 頭で考えてそうなっているのではなく、身体の防御機能が勝手に働いてそういう姿勢になっているのだ。(中略)

情報に対して興奮度が高いままの状態が続くと、胸の真ん中が固まってしまう。そうなると、今度は情報の流れについていけなくなる。友人や知人との会話の流れにもついていけない。膨大で流動的な情報の流れについていくには、何かを覚えたら忘れ、また別のことを覚えたら忘れというように、情報に対し頻繁に意識のリセットを繰り返す必要がある。これは身体の側から見ると、胸の真ん中にある情報センサーを、非常に高速かつ細かく、縮めたりゆるめたりする必要があるということだ。(中略)

整体の視点から見れば、情報は頭だけで処理するのではなく、身体で処理するものである。当然のことながら、現代の20代と中年以上の世代では、情報に対する身体の感受性に大きな違いが生まれる。

膨大な情報に触れていると意識を頻繁にリセットする必要があり、(略) 個人差もあるが、今の若い人は胸の反応が非常に早い。彼らと中年以上の反応速度を比較すると、自動車とロケットほどの差がある。(中略)

情報のセンサーである胸の動きは、骨盤の真ん中にある「仙骨」の動きとも連動している。(中略)

身体は本来、息を吐ききった時に一番リラックスすることができる。これは仙骨が十分に前に傾ききった時にリラックスできるということでもある。呼吸が安定していて、この仙骨の動きの前後運動が十分にできていれば精神的にも安定した状態だといえる。

しかし、情報に対し胸が頻繁に反応していると、息を吐ききる前に慌てて息を吸ってしまいやすくなる。胸が、細かい情報に反応するために頻繁に縮んだりゆるんだりしていると、この胸の動きに骨盤の動きがついていけなくなる。すると、仙骨を中心とした骨盤は後ろに傾き気味の状態で固まってしまう。そして今の若者の身体は、こういう状況になっているのが普通である。


テンプルのお店の近くに、大きなパチンコ屋さんが出来ました。毎日そこの前を通るので、ドアが開くたびに大音響が聞こえてきます。

お客さんは、数時間という時間を過ごすだけにしても、そこで働いている人たちは、館内に響く大音響と繰り返される光のフラッシュの中に1日いることになります。となると、1日中浴びている情報量たるや凄まじい。しかも、自然の音や光ではなく、すべて人工的で心にも身体にも暴力的さえある。若い女性スタッフも多そうなのですが、数ヶ月、1年と働いていたら、いったい彼女たちの身体に何が起こってしまうのでしょう・・・。 自分を守るために閉じさせてしまう感覚も多いのではないでしょうか。少なくとも、ときどき、ボディワークを受けられるといいのですが・・・。

風水のマークが、自宅に置く棚は、オープンではなく扉つきのものを勧めている1つの理由が、視界に入ってくる情報量を減らすため。家具屋さんや通販カタログで見たときには素敵だと思っていた棚も、家に設置してモノを起き始めると、いろんな色や形、素材でゴチャゴチャし始めてしまいます。でも扉があれば、中身がどうであれ閉めればスッキリ。

目にうつるもの聞こえるもの、すべては情報であり神経は常に緊張を強いられている、とは普段誰も思わないでしょうが、外だけではなく、室内でも情報過多が続くと、人の身体は、だんだん胸を閉じ、感覚を閉じてしまう・・・。


さて、そんな情報過多のなか、閉じてしまいがちな胸を開くには・・・

いろいろ方法はあると思いますが、青木宏之先生が創られた新体道のこの型はいかがでしょう? 青木先生が指導されている動画がありました・・・。



      旅先でされているのが気持ち良さそうなので、こちらもついでに・・・





by hiroshimapop | 2015-11-10 13:27 | おススメBOOKS | Comments(0)