キティちゃん銀行
2012年 11月 16日
今回の講座を受講するよう勧めてくれた名古屋の安藤さんによると、まだ最初の2日間は基礎的な話が中心だけど、3日目からすごい深いところにいくよ~とのこと。受講生はたった8名。それも30代、40代の若き経営者ばかり。それもこれからビシバシ会社を大きくしようと野心に燃えてる男性のなか、私は安藤さんに言われるがまま、何も知らず来てしまった呑気な店長。「ちょっと場違い?」って最初とまどいもありましたが、話は超面白いので、あと残り3日間が楽しみです・・・。
今回はずっと話を聞く感じではあったんですが、1回だけ、受講生を2つに分け、4人のチームに与えられたワークがありました。
命題は「あなたが倒産しかけている信用金庫の頭取だったとしたら、何をするか?」
倒産しかけているのであまり大規模な投資はできない、という前提です。
私はこのワークの命題を聞いてすぐに頭に浮かんだのが『キティちゃん銀行』をつくる。
『キティちゃん信用金庫』でもいいし、『キティちゃん通帳』だけでもいい。ともかくキティちゃんをキャラクターに銀行を作ったら、世界中のキティちゃんファンから預金が集まると思ったんですが、いかがでしょう?インターネットバンキングにすれば、窓口もいらないし、ターゲットは世界だし・・・。
いま世界中の空港やお土産屋さんにはキティちゃんグッズが売られていて、キティちゃんTシャツ着ている人も海外でフツーに見かけるんですから、キティちゃん銀行で預金したり、支払いしたいって思う人多いと思うんですけどね~。
私は、心躍るいいアイディアだと思ったんですが、残念ながら残り3名のメンバーに速攻却下。サンリオがそれを許可するわけないし、倒産しかけている信用金庫が社運をかけてやるにはリスクが高いよと。
たしかに非現実的なアイディアではありますが、面白いと思いません? キティちゃん銀行…。
結局我がチームは、地域の高齢者相手に、高齢者が喜ぶサービスを付加することで預金率を上げるということにまとまったんですが、現実的すぎて全然つまらん。どっちにしてもやっているのは非現実的なセミナーのワーク。もっと弾けたアイディアが出るかと思ったら、皆さん堅実・・・。
というわけで、誰にも相手にされず、ソッコー却下されてしまったアイディアですが、『キティちゃん銀行』ぜひ作ってもらいたいなぁ・・・。私はキティちゃん、全然好きじゃないけど、そんな銀行ができたあかつきには、本店の通帳1号にしてもらいたい・・・。