毎日がエドガー・ケイシー日和 ケイシーグッズ専門店テンプルビューティフル店長が世界を飛び回りながら、今を健康的に生きるヒントをお伝えします。

毎日がエドガー・ケイシー日和

ブラックジャック創作秘話
獣医の森井先生に勧められて読んでから、会う人、会う人に勧めまくっているのが「ブラックジャック創作秘話(手塚治虫の仕事場から)

漫画家、手塚治虫先生がどのようにして、1つ1つの作品を書き上げていたのか、その裏話を当時の関係者さんたちにインタビューして書かれたもの(こちらも漫画)です。

手塚治虫先生は、プロアマを問わず、漫画を志す者にとっては神様のような存在。常に先頭にたって漫画の世界を切り開き、大御所、神様と呼ばれる存在となっても、常に第一線で書き続け、そして、いち漫画家であり続けた方。

中一のときに母親から「漫画禁止令」なるものを公布されたうえに、それまでも少年系の漫画にはほとんど縁なく育ったので、手塚先生の漫画は半分くらいしか知りませんが、それでも、まん丸なハナに、まん丸の瞳、温かい笑顔とやさしい声の手塚先生は憧れの人。漫画家としても別格。男性としてもステキな大人の人でした。


が、このブラックジャック創作秘話に書かれている手塚先生の仕事の現場は、まさに修羅場。想像を絶します。私が雑誌やテレビで知っている、あの笑顔の先生の姿とはとても思えない。

毎週、毎週、いくつもの作品の締め切りを抱えている中で、24時間86400秒、1秒も無駄にすることなく、1秒という時間を最大限に引き延ばすがごとく高速で作品を生み出さた感じがします。私の1秒と手塚先生の1秒とでは、長さが違うんじゃないかと思うくらいです。


昨日、知り合いに聞いたんですが、美内すずえ先生は中学か高校のとき、手塚先生の漫画、カット割りからセリフまで全てを暗記し、授業中、好きなページを頭の中で取り出して読み返すことができたそう。それも凄いですが、手塚先生はさらに上をいっており、事務所に置いてある資料や本が置いてある位置とタイトルが全て手塚先生の頭の中にあり、その棚の何番目にある本の何ページにはどの写真があったか、どんなことが書かれていたか、ソラで言うことができたそう。

普段、1晩に描ける作品のページ数が20ページだとしたら、どうしても落とせない締め切り原稿の前では、その2倍も3倍ものページを描き上げることもあったようで、その集中力と精神力は凄まじい気迫に満ちています。

一流の仕事をしている人と私のような凡人の大きな違いは、この圧倒的な努力と諦めない姿勢、人間の限界を超えた集中力なのかもしれません。

c0125114_15372445.jpg

by hiroshimapop | 2012-02-03 16:00 | おススメBOOKS | Comments(0)